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ATインフォメーション

最終更新日

  • 2024/3/29
    AT専門科目カリキュラム改定について更新しました
  • 2024/2/26
    検定試験要項を公開しました
  • 2023/12/20
    ページ全体を更新しました
  • 2023/11/10
    2023年度検定試験(理論・旧カリキュラム)試験問題を公開しました

JSPO-ATとは

スポーツドクターやコーチと緊密な協力のもと、スポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニングやリコンディショニング、安全と健康管理、医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応を行い、スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する資格です。
1994(平成6)年から養成を開始した日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(以下、JSPO-AT)については、2006(平成8)年にカリキュラム改定を行っておりましたが、当該カリキュラム改定から10年余りが経過し、以下のような社会、スポーツ界の変化が生じてまいりました。
  • JSPO-ATの資格制度の背景変化
  • スポーツ現場のニーズ拡大、求められる役割の変化
  • コンディショニング技術の高度化、国内専門職の教育高度化、関連資格の多様化
このような変化を受け、スポーツ医科学の他職種連携を前提としたJSPO-ATの役割の明確化(役割とコンピテンシーの再定義)とそれに応じたカリキュラム整理を基調とし、2022(令和4)年4月に専門科目カリキュラム等の改定を行い、新たなカリキュラムで養成を開始しました。
JSPO-AT専門科目カリキュラムの改定に関する詳細はこちら
JSPO-ATの概要の英語版はこちら

JSPO-ATの役割(コンピテンシー・業務)と理念

JSPO-AT は、以下4つの役割に関する知識と実践する能力を活用し、 スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する指導者です。
  1. スポーツ活動中の外傷・障害予防
  2. コンディショニングやリコンディショニング
  3. プレーヤーの安全管理と健康管理
  4. 医療資格者に引き継ぐまでの救急対応
その指導対象は、日本代表やプロスポーツ選手などとして活動する競技者のみならず、地域スポーツクラブ、学校・大学等の運動部活動、民間スポーツ施設、地域のスポーツセンターなどでスポーツ活動をするすべての人々です。

JSPO-AT育成の3つの方針(3ポリシー)

受講者受入方針(アドミッションポリシー:AP)

スポーツ関係機関・団体等と連携して、スポーツをする人の安全と安心を確保し、パフォーマンスの回復や向上を支援する意欲がある者を受け入れる。

養成講習会実施方針(カリキュラム・ポリシー:CP)

JSPOは、JSPO-ATを認定するため、共通科目と専門科目の2つのカリキュラムを体系的に学習し、180時間を越えるスポーツ現場での実習を通じて、共通科目および専門科目で身につけた知識と技能を実践に発展させるように促す。
科目 ねらい 時間数(h)
1 共通科目 スポーツの意義と価値を理解し、幅広いスポーツ医・科学等の知識を身につける。 150
2 専門科目 スポーツ活動中の外傷・障害予防、救急対応、コンディショニングやリコンディショニング、および安全・健康管理等に関する専門的な知識と技術を身につける。 780

資格認定方針(ディプロマ・ポリシー:DP)

公認アスレティックトレーナーの教育カリキュラムを修了し、日本スポーツ協会公認スポーツ指導者共通の資質能力(思考・判断、態度・行動、知識・技能)に加え、次の資質能力を身につけた者に公認アスレティックトレーナーの資格を与える。
もって、公認アスレティックトレーナーの役割による社会貢献を期待できる人材を養成する。
知識・技能
スポーツ医・科学の知識を有し、スポーツ現場においてスポーツをする人の安全と安心を確保し、パフォーマンスの回復や向上を支援するための技術を有する者
思考・態度
自らの役割を遂行するために、常に学び続けることができる者
科学的根拠に基づいたスポーツ環境の構築に寄与できる者
多様な人材と、有機的に連携できる者

カリキュラム

共通科目


共通科目カリキュラムは、スポーツの意義と価値を理解し、幅広いスポーツ医・科学等の知識を身につけることを目的とする。
共通科目が免除される条件はコチラ
共通科目テキストはこちら

専門科目


専門科目カリキュラムは、コンピテンシーに沿った専門的な知識と実践に関わる内容と、それらの基盤となるスポーツ医科学の基礎知識に関わる内容から構成する。
専門科目カリキュラムシラバスはこちら
2022年カリキュラムに対応した専門科目テキストの購入はこちら
科目名 時間数(h)
1 JSPO-ATの役割 30
2 安全・健康管理およびスポーツ外傷・障害の予防 90
3 コンディショニング 90
4 リコンディショニング 90
5 救急対応 60
6 検査・測定と評価 30
7 人体の解剖と機能 60
8 スポーツ科学概論 90
9 スポーツ医学概論 60
10 現場実習 180
なお、上記カリキュラムのうち「人体の解剖と機能」「スポーツ科学概論」「スポーツ医学概論」の3科目は医・科学に関する基礎的な内容であり既存の専門書籍で代替可能であることから、専門科目テキストとしては作成しておりません。そのため、当該科目に関するJSPOが選定した参考書籍をお示しいたしますのでご活用ください。
2022年カリキュラム専門基礎科目 参考書籍一覧(2024年4月1日更新)

【特別公開】Sport JapanVol.66(2023.03-04)
「JSPO公認スポーツ指導者のリアルボイス JSPO-AT〈アスレティックトレーナー〉」

JSPO-AT資格取得に関して

JSPO-ATの資格取得には、JSPOが実施する養成講習会またはJSPOが認める大学院・大学・専門学校で、共通科目および専門科目を受講し、実技確認テストを修了したのち、検定試験に合格することが必要です。
JSPOが実施する養成講習会の詳細はこちら
大学・専門科目での資格取得の詳細はこちら
免除適応コース一覧(令和4年度)はこちら

実技確認テスト・検定試験関係

【新カリキュラム】
実技確認テスト実施要項
検定試験実施要項(2024年2月作成)

【旧カリキュラム】
検定試験実施要項(2024年2月改定)
公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)専門科目検定試験理論試験問題

免除適応コース関係

ATコースの新規申請受付を、2023年度から再開しました。
新規申請にあたっては、承認を希望する年度の前年度までに申請準備校説明会に参加し、前年度中に所定の手続き等を完了いただく必要があります。
2024年度の申請準備校説明会は2024年5~7月開催を予定としており、詳細・申込については、大学・専門学校での資格取得ページにてご確認ください。
なお、2024年度に開催する説明会への参加に関心をお持ちいただいている学校関係者様は、本アンケートにご回答いただければ日程決定後にお知らせいたしますのでご回答ください。※参加申込ではありません。

1.コース申請関係

2023年度申請期間(2024年4月コース開始)
・ATコース各種基準
継続校:2024年2月1日~3月11日
新規校:2023年12月1日~12月25日
【旧カリキュラム】
継続校:2024年2月1日~3月11日

養成講習会関係

養成講習会を受講するには、当協会が定める団体(都道府県体育・スポーツ協会、中央競技団体等)からの推薦が必要です。
詳細はこちら

AT資格取得後について

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の資格有効期間は4年間です。 資格を更新するには、 有効期限の6か月前まで(認定日から3年6か月以内)に更新研修を受講する必要があります。
アスレティックトレーナー資格の更新研修について
なお先般より、JSPO-AT 資格を保有している方を検索可能な「メディカル・コンディショニング資格認定者検索」ページを公開しております(※掲載のご承諾をいただいている方に限り)。
都道府県や種目別等での絞り込み検索が可能ですので、是非ご活用ください。
また、すでにJSPO-ATを取得されている方の登録もお待ちしておりますので、検索ページへの掲載をご承諾いただける場合はこちらの手順にてご登録をいただければ幸いです。

AT連絡会議

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JAPO-AT)相互の連携を密にし、活動促進、相互研修、情報交換、広報活動等について協議するため、毎年1月上旬ごろにAT連絡会議を開催しています。
次回のAT連絡会議は、2025年1月11日(土)を予定しております。
詳細はこちら

各種取組

国民体育大会におけるアスレティックトレーナーのあり方について【平成28(2016)年5月通知】
各種研究・調査