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ATインフォメーション

最終更新日

JSPO-ATの概要・カリキュラム

スポーツドクターやコーチと緊密な協力のもと、スポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニングやリコンディショニング、安全と健康管理、医療資格者へ引き継ぐまでの救急対応を行い、スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する資格です。
1994(平成6)年から養成を開始した日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(以下、JSPO-AT)については、2006(平成18)年にカリキュラム改定を行っておりましたが、当該カリキュラム改定から10年余りが経過し、以下のような社会、スポーツ界の変化が生じてまいりました。
  • JSPO-ATの資格制度の背景変化
  • スポーツ現場のニーズ拡大、求められる役割の変化
  • コンディショニング技術の高度化、国内専門職の教育高度化、関連資格の多様化
このような変化を受け、スポーツ医・科学の他職種連携を前提としたJSPO-ATの役割の明確化(役割とコンピテンシーの再定義)とそれに応じたカリキュラム整理を基調とし、2022(令和4)年4月に専門科目カリキュラム等の改定を行い、新たなカリキュラムで養成を開始しました。

関連資料

 

JSPO-ATの役割(コンピテンシー・業務)と理念

JSPO-ATは、以下4つの役割に関する知識と実践する能力を活用し、スポーツをする人の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する指導者です。
  1. スポーツ活動中の外傷・障害予防
  2. コンディショニングやリコンディショニング
  3. プレーヤーの安全管理と健康管理
  4. 医療資格者に引き継ぐまでの救急対応
その指導対象は、日本代表やプロスポーツ選手などとして活動する競技者のみならず、地域スポーツクラブ、学校・大学等の運動部活動、民間スポーツ施設、地域のスポーツセンターなどでスポーツ活動をするすべての人々です。

JSPO-AT育成の3つの方針(3ポリシー)

受講者受入方針(アドミッションポリシー:AP)


スポーツ関係機関・団体等と連携して、スポーツをする人の安全と安心を確保し、パフォーマンスの回復や向上を支援する意欲がある者を受け入れる。

養成講習会実施方針(カリキュラム・ポリシー:CP)


JSPOは、JSPO-ATを認定するため、共通科目と専門科目の2つのカリキュラムを体系的に学習し、180時間を越えるスポーツ現場での実習を通じて、共通科目および専門科目で身につけた知識と技能を実践に発展させるように促す。

科目 ねらい 時間数(h)
1 共通科目 スポーツの意義と価値を理解し、幅広いスポーツ医・科学等の知識を身につける。 150
2 専門科目 スポーツ活動中の外傷・障害予防、救急対応、コンディショニングやリコンディショニング、および安全・健康管理等に関する専門的な知識と技術を身につける。 780

資格認定方針(ディプロマ・ポリシー:DP)


公認アスレティックトレーナーの教育カリキュラムを修了し、日本スポーツ協会公認スポーツ指導者共通の資質能力(思考・判断、態度・行動、知識・技能)に加え、次の資質能力を身につけた者に公認アスレティックトレーナーの資格を与える。
もって、公認アスレティックトレーナーの役割による社会貢献を期待できる人材を養成する。
知識・技能
スポーツ医・科学の知識を有し、スポーツ現場においてスポーツをする人の安全と安心を確保し、パフォーマンスの回復や向上を支援するための技術を有する者
思考・態度
自らの役割を遂行するために、常に学び続けることができる者
科学的根拠に基づいたスポーツ環境の構築に寄与できる者
多様な人材と、有機的に連携できる者

カリキュラム

共通科目


共通科目カリキュラムは、スポーツの意義と価値を理解し、幅広いスポーツ医・科学等の知識を身につけることを目的とする。

専門科目


専門科目カリキュラムは、コンピテンシーに沿った専門的な知識と実践に関わる内容と、それらの基盤となるスポーツ医科学の基礎知識に関わる内容から構成する。

科目名 教材 時間数(h)
1 JSPO-ATの役割 第1巻 目次 30
2 安全・健康管理およびスポーツ外傷・障害の予防 第2巻 目次 90
3 コンディショニング 第3巻 目次 90
4 リコンディショニング 第4巻 目次 90
5 救急対応 第5巻 目次 60
6 検査・測定と評価 第6巻 目次 30
7 人体の解剖と機能 参考書籍 60
8 スポーツ科学概論 参考書籍 90
9 スポーツ医学概論 参考書籍 60
10 現場実習
180

資格取得方法


JSPO-ATの資格取得には、JSPOが実施する養成講習会またはJSPOが認める大学院・大学・専門学校で、共通科目および専門科目を受講し、実技確認テストを修了したのち、検定試験に合格することが必要です。
資格取得-養成講習会
資格取得-免除適応コース承認校

実技確認テスト・検定試験

1.新カリキュラム(2022年カリキュラム)

検定試験は、JSPO 公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)に求められるコンピテンシーに則り、スポーツ医・科学に関する基礎知識の有無を評価する。
なお、検定試験を受験するには、新カリキュラムに対応した JSPO-AT 専門科目講習の受講が完了し、実技確認テストのすべてのカテゴリーに合格する必要がある。

関連資料

2.旧カリキュラム(2006年カリキュラム)

検定試験は、理論試験と実技試験で構成され、JSPO 公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)に必要とされる知識や能力の有無を評価する。

関連資料

3.過去の検定試験

資格取得-養成講習会

養成講習会を受講するには、当協会が定める団体(都道府県スポーツ協会、中央競技団体等)からの推薦が必要です。
アスレティックトレーナー養成講習会への参加

資格取得-免除適応コース承認校

1.アスレティックトレーナーコース申請準備説明会

アスレティックトレーナーコース新規申請にあたっては、承認を希望する年度の前年度までに申請準備校説明会に参加し、前年度中に所定の手続き等を完了いただく必要があります。
2026年度に開催する説明会への参加に関心をお持ちいただいている学校関係者様は、本アンケートにご回答いただければ日程決定後にお知らせいたしますのでご回答ください。参加申込ではございません。
次回の申請準備校説明会は2026年5~7月の開催を予定しております。

2.申請スケジュール(2026年4月コース開始)

令和8(2026)年度に免除適応コースアスレティックトレーナーコースの承認を希望する大学院・大学・専門学校(以下、学校)は以下の期限に沿ってご申請ください。

新カリキュラム(2022年カリキュラム)
旧カリキュラム(2006年カリキュラム)
継続校
2026年3月6日(金)
2026年3月6日(金)
新規校
2026年1月8日(木)

3.関連資料

4.申請基準・様式

免除適応コース承認校が申請書を作成する際には、当協会のシラバスをよくご確認ください。
▼新カリキュラム(2022年カリキュラム)はこちら▼ ・ATコース各種基準
アスレティックトレーナーコース申請基準
アスレティックトレーナーコース科目別講師基準

・ATコース申請様式
AT申請様式1-4 【AT】鑑文・申請書・講師名簿・対応表
AT申請様式5 【AT】AT専任教員個票
AT申請様式6 【AT】AT講師個票
AT申請様式7 【AT】施設設備申請書(※新規申請年度のみ提出)

・申請書類記入例
記入例(申請時のポイントなども記載しております)

・現場実習関係
現場実習の手引き
現場実習チェックシート
現場実習ルーブリック
現場実習計画書(様式)
現場実習報告書(様式)

▼旧カリキュラム(2006年カリキュラム)はこちら▼ ・ATコース各種基準
アスレティックトレーナーコース申請基準
アスレティックトレーナーコース科目別講師基準

・ATコース申請様式
AT申請様式1-4(旧)【AT】鑑文・申請書・講師名簿・対応表
AT申請様式5(旧)【AT】専任教員個票
AT申請様式6(旧)【AT】講師個票

・申請書類記入例
記入例(申請時のポイントなども記載しております)

・現場実習関連様式
現場実習計画書(様式)
現場実習報告書(様式)
アスレティックトレーナー現場実習報告書(個人用)

資格の有効期限・更新

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)の資格有効期間は4年間です。
資格を更新するには、 有効期限の6か月前まで(認定日から3年6か月以内)に更新研修を受講する必要があります。

各種取り組み

JSPO-AT連絡会議

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)相互の連携を密にし、活動促進、相互研修、情報交換、広報活動等について協議するため、毎年1月ごろにAT連絡会議を開催しています。

メディカル・コンディショニング資格認定者検索

スポーツをする方の健康管理やスポーツによるケガの治療・予防等にあたる「公認スポーツドクター」および「公認スポーツデンティスト」、スポーツ活動における栄養・食事に関するサポートを行う「公認スポーツ栄養士」、スポーツをする方の安全と安心を確保したうえで、パフォーマンスの回復や向上を支援する「公認アスレティックトレーナー」を都道府県やスポーツ種目、診療科目(スポーツドクターのみ)で検索できます。
すでにJSPO-ATを取得されている方もぜひご登録ください!

国民スポーツ大会におけるアスレティックトレーナーの活動

その他

各種研究・調査