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カテゴリタイトル_SDGs

社会課題およびSDGsへの取り組み

SDGsの達成をはじめ、スポーツを通じた社会課題の解決に取り組んでいます。

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精力善用、自他共栄 精力善用、自他共栄


SDGsエディタ

スポーツを通じた社会貢献 -嘉納の志-

日本スポーツ協会(JSPO)は、日本オリンピック委員会(JOC)とともに創立100周年を迎えた平成23(2011)年に、「スポーツ宣言日本」を起草し、多くのスポーツ関係者とともにこの宣言を採択しました。
この宣言は、新たな百年に向けて、嘉納治五郎初代会長の志を受け継ぎ現代化したものです。
私たちは、この宣言に則り、スポーツの力を主体的かつ健全に活用<精力善用>し、人類社会が直面するグローバルな課題の解決に貢献<自他共栄>できるよう取り組んでいます。




― スポーツ宣言日本(一部抜粋)―
「スポーツは、自発的な運動の楽しみを基調とする人類共通の文化である。(中略)現代社会におけるスポーツは、(中略)極めて大きな社会的影響力をもつに至った。(中略)このスポーツの力を、主体的かつ健全に活用することは、スポーツに携わる人々の新しい責務となっている。(中略)これまでスポーツが果たしてきた役割に加えて、スポーツの発展を人類社会が直面するグローバルな課題の解決に貢献するよう導くことは、まさに日本のスポーツが誇れる未来へ向かう第一歩となる。」

※スポーツ宣言日本の全文はコチラ / 嘉納治五郎による創立趣意書の内容はコチラ
 / 創立趣意書とスポーツ宣言日本との関係解説はコチラ(JSPO Plus記事)

清掃活動

清掃活動

国際交流・国際貢献

国際交流・国際協力

子どもから大人まで

子どもから大人まで

スポーツとSDGs

SDGs「持続可能な開発目標」は、2030年に向けて、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です(※「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年の国連サミットで採択)。
貧困、格差、環境保護など様々な課題の解決に向け、地球上の「誰一人取り残さない」ことを掲げ、17のゴール・169のターゲットにより構成されています。そして、スポーツが果たす役割には、SDGs達成に向けた多くの期待が寄せられています。
当協会では、スポーツによるSDGs達成に関する取り組みを、スポーツを通じた社会課題への取り組みの一環として捉え、各種の活動を進めています。

資料「スポーツと持続可能な開発(SDGs)」
現状に鑑みて将来のスポーツ環境を考えた場合、当協会ではスポーツを通じたSDGsの考え方や取り組みをさらに広げていく必要があると捉えています。
このことから、日常の身近な各種スポーツ活動の中で、SDGsに貢献できることを考えるために、以下の資料を作成しました。


日常の身近なスポーツ活動の中で、ちょっとしたことでも、SDGsに貢献できることを模索してみませんか。
ご覧になられた方々がスポーツを通じたSDGsの考えをより一層深められることで、日々のスポーツ活動等を通じて、少しでも社会貢献につながる歩みを進めるために活用されることを願っております。
<関連サイト>
2030アジェンダ<国際連合広報センターWebサイト>
スポーツと持続可能な開発(SDGs)<国際連合広報センターWebサイト>


JSPOの取り組み

JSPOは、スポーツ宣言日本を踏まえ、コーポレート・メッセージ「スポーツと、望む未来へ。」のもと、スポーツがあらゆる人々に一切の差別、格差なく享受され、誰もが望む社会の実現に貢献していくことを目指しています。
当協会の事業は多岐にわたっており、その多くが社会課題の解決を目指してスタートしています。現在もその時々の課題に合わせながら、加盟団体をはじめ、国や地方公共団体、各種スポーツ関係団体等との協力・連携を密にして各種事業を推進しています。
そして、社会貢献に根差したそれぞれの事業を通じて、直接的・間接的にSDGsの達成に幅広く貢献し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

JSPO中期計画2023ー2027

スポーツにはグローバルな社会課題の解決に貢献できる力があります。私たちスポーツに携わるものは、スポーツの力を適切に活用し、すべての人々がWell-beingを実感できる社会の実現を目指すことが求められています。
「JSPO中期計画2023-2027」では、スポーツを社会起点や生活者の視点で見つめ直し、心からスポーツを楽しみつつも、スポーツで培った力を広く社会に還元していくことを目指して、社会課題の解決につながる「4つの重点項目」と「32の成果目標」を設定しています。
JSPO中期計画2023-2027

【暴力根絶に向けた取り組み】

未だにスポーツ現場での暴力・暴言等の不適切行為がゼロになっていない現状があります。スポーツの価値を著しく冒涜し、スポーツの使命を破壊する暴力行為等の根絶に向けて、予防・啓発から処分対応までさまざまな取り組みを行っています。
暴力根絶に向けた取り組み
JSPO暴力等相談窓口
スポーツ現場におけるハラスメント防止動画(各種ハラスメント)

【環境保護の視点からみるスポーツの持続可能性に関する調査研究】

この研究では、体育・身体活動・スポーツを通じたSDGsの推進に貢献することや、「JSPOスポーツ環境委員会(仮称)」の設置を見据え、文献調査、ヒアリング調査および実地調査等を行い、気候変動や生物多様性の損失への対応を主とした環境保護の視点からスポーツの持続可能性の向上に資する基礎資料を提示するとともに、啓発資料を作成しています。
スポーツと環境
啓発動画「スポーツと環境〜スポーツの未来のために〜」
JSPO「スポーツと環境」レポート
スポーツと環境カンファレンス

【女性スポーツに関する取り組み】

女性がスポーツを実施(する)率・観戦(みる)率・ボランティアベース実施(ささえる)率は全世代を平均すると男性より低い現状にあり、この背景には、月経など女性特有の問題、運動不足の女子小中学生、スポーツを嫌いと感じる女子中学生など、様々な課題が考えられます。
女性対象のスポーツに関する活動環境の改善を通じて、女性のスポーツ参加を促し、より公平なスポーツ文化を確立するべく、取り組んでいます。
女性スポーツ
スポーツ現場におけるハラスメント防止動画(セクシャルハラスメント)

【運動部活動改革に向けた取り組み】

中学校の生徒数は、昭和61(1986)年には約589万人でしたが、現代の少子化に伴い、令和3(2021)年には296万人に半減しています。また、令和2(2020)年の出生数は過去最少の84万人です。このほか、運動部活動をめぐる問題として、専門性の高い指導者の確保、教員の負担などの課題があります。
JSPOの既存事業やノウハウ、我が国のスポーツ界のネットワークなどを最大限活用して、運動部活動改革を契機にジュニアスポーツの環境を改善・充実させ、「地域スポーツの最適化」につなげていく取り組みを進めています。
【特集ページ】運動部活動改革に向けた取り組み

【『Sport Japan』特集 だからこんな身近に…「スポーツ×SDGs」】

JSPOのスポーツ情報誌『Sport Japan』Vol.65(2023年1月10日発行)において、一般社団法人SDGs in Sportsの代表理事で元オリンピアンの井本直歩子氏とJSPO森岡専務理事との対談をはじめ、各団体や組織の取り組み事例を掲載・紹介しています。

▼↓画像をクリックすると、内容を閲覧いただけます。(権利上、一部イメージ写真は非表示となります。)

Sport × SDGs Action List!

Sport×SDGsといってもスポーツには何ができるだろう。何をすればSDGsにつながるのだろう。
興味や関心があるものの、こんなお悩みを抱えているスポーツ指導者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このたび、JSPOと一般社団法人SDGs in Sports が連携し、スポーツ指導の現場で活用できる「Sport×SDGs Action List!」を作成しました。
私たちの未来を自分たちで守るため、身近なこと、できることから取り組んでいきませんか。

なお、令和5(2024)年3月10日発行のSport Japan第72号(※有償販売)では、この「Sport×SDGs Action List」の公開と関連した特集を掲載しております。
ご興味のある方はぜひ併せてご覧ください。

▼クリックするとPDFファイルが開きます。

 
 
 
 
 
 
 
 

※この「Sport×SDGs Action List!」は、指導者や保護者の方が、子どもたちへの指導の際に使うことを想定して作成しました。 今後も本Action List!の内容は定期的に改善を図ってまいりますので、お気づきの点などがありましたら「お問い合わせ」からご意見・ご感想などをお寄せいただけましたら幸いです。