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暴力根絶に向けた取り組み

JSPOでは、暴力、暴言、ハラスメント等の不適切行為の根絶に向けて、不適切行為が起こってしまった際の対応にあたる「不適切行為への対応」と、不適切行為が起こらないための対応として「予防・啓発」の2つの視点から取り組みを行っております。

「不適切行為への対応」の取り組み

不適切な行為による被害を受けた方の相談先として、
2013年にJSPOスポーツにおける暴力行為等相談窓口を設置しています(相談件数は2014年度からカウント)
  • ご相談はこちら

  • 新型コロナウイルス感染症の影響もあり相談件数が減った時期もありましたが、相談件数は年々増加傾向にあります。
    2022(令和4)年度は、過去最多の373件の相談がありました。前年と比較すると約2倍に増えています。



  • 相談内容については、2014(平成26)年度は「暴力」が最も多い相談内容でしたが、近年では「暴力」の相談よりも不適切行為かどうかを判断するのがより難しい「暴言」や「ハラスメント」に関する相談が多く寄せられる傾向となっています。



     
     
     
     
     
     
     
     
  • 本相談窓口に寄せられる相談の被害者の6割以上が小学生・中学生・高校生です(左図参照)。また、相談者は、保護者からの相談が6割以上を占めています(右図参照)。

    被害者本人から直接相談が寄せられることもあることを受け、2022年7月22日より、子ども(小学生・中学生・高校生)本人が相談しやすいように、子どものための相談窓口Webサイトを開設しています。

「予防・啓発」の取り組み

不適切行為を未然に防ぐために、スポーツ界における暴力、暴言、ハラスメント等の不適切な行為の根絶に向け、JSPOを含む関係5団体による「スポーツ界における暴力行為根絶宣言」を2013(平成25)年に発出したほか、スポーツ指導者やスポーツ少年団活動を支える方々にメッセージを発信してきました。
2018(平成30)年には「スポーツを愛するすべての人へ」と題した以下の会長メッセージを発信し、加盟スポーツ団体とともに、スポーツの意義と価値を高めるために尽力しています。この会長メッセージは、スポーツ指導者だけではなく、スポーツの「場」を構成するプレーヤーや保護者などのアントラージュなどにも向けた内容としており、それぞれが当事者として役割を分担しながら、最適なスポーツの「場」を創っていくための行動を呼びかけた内容となっています。

スポーツにおける暴力行為根絶宣言

メッセージ

指導者・プレーヤー・保護者に向けた取り組み

スポーツに関わる全ての方へ

指導者の方へ

スポーツ界における暴力行為根絶に向けたスローガン

2013年7月、「スポーツ界における暴力行為根絶に向けたスローガン主催団体合同審査会」を開催し、1,479点の応募作品の中から、下記のスローガンが最優秀賞作品として選ばれました。
  
「暴力0(ゼロ) 心でつなぐスポーツの絆」