JSPO女性スポーツ委員会では、JSPO加盟団体における女性の活躍推進を支援するため、内閣府の依頼に基づく内容にJSPO独自の項目を加えた女性役員に関連した調査を毎年実施しています。
調査で明らかになった女性役員の育成・登用に向けた課題や好事例などを加盟団体に共有することで各団体における積極的な取組を後押ししていきます。
調査の背景
2019年6月にスポーツ庁が策定(2023年9⽉に改定)した「
スポーツ団体ガバナンスコード<中央競技団体向け>」では、女性理事の割合を40%以上とする目標が示されています。
調査概要<2024年10月1日付>
| 調査期間 |
2024年12月23日(月)から2025年1月10日(金) ※基準日は2024年10月1日 |
| 調査対象 |
JSPO加盟団体 126団体
(正加盟中央競技団体60、準加盟中央競技団体8、都道府県スポーツ協会47、
関係スポーツ団体8、承認団体3)
|
| 調査方法 |
WEBフォーム |
| 回収率 |
100% |
調査結果<2024年10月1日付>
各数値およびグラフは
こちら
主な結果:
●理事2,861名 (前年:2,882名) のうち女性理事は723名 (前年:680名)→ 43名増加
●全126加盟団体の平均 : 27.2% (前年:25.4%) → 1.8ポイント増加
<JSPO加盟団体における女性理事数・割合(平均値)の年次推移 【全団体】>
●中央競技団体の平均(正加盟・準加盟68団体) : 32.7% (前年:30.2%) → 2.5ポイント増加
※「スポーツ団体ガバナンスコード<中央競技団体向け>」の策定以降、継続して増加傾向にあり、前年に続いて30%を超えた。
●都道府県スポーツ協会の平均 : 18.3% (前年:17.4%) → 0.9ポイント増
<JSPO加盟団体における女性理事割合(平均値)の年次推移 【加盟区分別】>
●40%以上の団体 : 中央競技団体では68団体中23団体 (前年:16団体) → 7団体増加
<女性理事割合別・団体数の年次推移 【中央競技団体(正加盟・準加盟)】>
●中央競技団体は約8割[55/68団体]、都道府県スポーツ協会は約4割[18/47団体]が目標を設定済
<理事・監事、評議員などの選定における女性の任用の増加に関する目標設定状況>
【過去の調査結果】
2023年10月1日付