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日本スポーツグランプリ

長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、顕著な功績をあげられた中高年齢層の個人又はグループに対して授与されます。

受賞者

第14回(令和元年度)受賞者の功績
(氏名、年齢、居住地、主な競技名、活動歴、顕彰対象区分)
1.今 功夫
(こん いさお)
(男) 93歳 秋田県
剣道
 75年  顕彰区分(1)  

 8歳から学校や自宅で毎日稽古に励み、戦争等により稽古環境が整わない時期での中断はあるものの、剣道での継続した鍛錬に取り組んできた。
 学生時代には全国大会で優勝し、戦後の一時期、剣道が禁止されていた時も修錬に努め、1955年の国民体育大会では成年の部団体戦に秋田県チームの中堅として出場し優勝を果たした。
 教員退職後は、「秋田県いきいき秋田ねんりんピック大会」に毎年出場し、2018年の大会時に70歳以上の部で準優勝を果たすなど上位入賞を重ねている。また、全国高齢者武道大会(剣道)で、2009年に80歳以上84歳の部で準優勝、2007年と2011年にも同カテゴリーで第3位に入賞するなど全国大会でも活躍している。
 全国ねんりんピック大会には隔年で出場しており、現役選手として出場した中で最高齢者に贈られる最高齢者賞を2016年と2018年に受賞、90歳を過ぎた現在も大会に出場する姿は、剣道家の模範的存在と言える。

2.野口 宏水
(のぐち ひろみ)
(男) 84歳 東京都
柔道・剣道
 78年  顕彰区分(1)
 父親の影響により6歳から剣道を始めたが、中学校で柔道と出会って以降、卒業まで学校では柔道、家では剣道の稽古で毎日を過ごし、高校からは柔道に専念し、現在に至るまで78年の長きににわたり柔道に取り組んできた。
 ワールドマスターズ柔道大会では、1999年から2010年まで12回連続で出場し、優勝10回、準優勝2回を果たし、日本マスターズ柔道大会では、2004年から2011年まで8回連続で出場し、優勝5回、準優勝1回、第3位2回獲得するなど、輝かしい成績を収めている。
 また、講道館柔道高段者大会には、1983年から2013年まで30回連続で出場、さらに、80歳以降では、柔道愛好家が集う「柔道研究会」に所属しながら、練習や稽古に励んでいる。このように「柔道」を真に愛し合いながら、自らも「柔道」を通して自己鍛錬・自己形成に励み、柔道創始者「嘉納治五郎」の教えを自ら率先して実践する姿は称賛に値する。
3.坂井 年夫
(さかい としお)
(男) 96歳 山口県
剣道
 86年  顕彰区分(1)
 10歳で初めて竹刀を握って以来、戦後、公に剣道ができない時代にあっても、日々の鍛錬を欠かさず、現在に至るまで86年の長きにわたり剣道に取り組んできた。
 戦後、剣道が復活すると下関市剣道連盟の発足に尽力し、地元剣士が活動できる場を充実させた。
 1963年の国民体育大会に初参加して以降、計11回の参加をはじめ、全日本都道府県対抗剣道大会や西日本各県対抗剣道大会等の数多くの大会に山口県代表として出場してきた。また、山口県下最高段者として、全日本剣道演武大会に2016年から2018年まで3回連続出場し、剣道範士の部で最終演武者となるなど活躍している。
 現在も週2回、下関市武道館に足を運び、少年剣士や有段者を相手に稽古に励む姿は、後進の模範となっている。
4.桑山 菅子
(くわやま すがこ)
(女) 95歳 和歌山県
陸上競技、テニス、水泳
 51年  顕彰区分(1)
 7歳から陸上競技を始め、テニス、日本舞踊および水泳と様々な運動やスポーツに親しんできた。
 健康のために習い始めた水泳では、日本舞踊で鍛えた足腰を活かし、1998年の新春マスターズスイムミート大会では、75歳から79歳区分の50mバタフライ(短水路)において日本新記録を樹立。同年のレインボーカップマスターズスイミング大会では、200m自由形(長水路)においても日本新記録を達成するなどマスターズスイミング大会で好記録を出した。
 大きなけがに見舞われたこともあったが、回復後には週に2~3回程度地元のプールに通い、水泳の練習を続けた。2018年の第5回秋葉山マスターズ水泳競技大会では、50mおよび100m背泳ぎ(短水路)において95歳から99歳区分で日本新記録を樹立した。現在も日々の練習に励んでいる姿は、生涯スポーツ実践者の鑑と言える。
5.竹松 健
(たけまつ けん)
(男) 90歳 東京都
剣道、居合抜刀道、居合道、銃剣術、短剣道
 76年  顕彰区分(1)
 10歳から剣道を始め、数年にわたり活動の中断時期があるものの、居合抜刀道、居合道、銃剣術および短剣道を長年にわたり取り組んできた。
 特に剣道については、60歳を超えてから高齢者大会に積極的に参加している。全日本高齢者武道大会では、個人優勝4回および団体優勝3回を果たし、シニア健康スポーツフェスティバルTOKYO・剣道大会では優勝を計11回果たしており、2011年の第16回大会から2015年の第20回大会まで80歳以上の部において5連覇を達成している。
 また、2018年の第18回東京都親睦交流剣道大会において、80歳以上の部で3年ぶり11回目の優勝を果たした。
 現在、毎週4日間練習を実施しながら、少年少女への指導をおこなう姿は、称賛に値する。
6.日暮 福枝
(ひぐらし ふくえ)
(女) 89歳 茨城県 バレーボール、卓球、ウォーキング、登山、ボウリング
 51年  顕彰区分(1)
 女学校時代にバレーボールと卓球に親しみ、その後はウォーキング、登山およびボウリングなど様々なスポーツに長きにわたり親しんできた。
 特に、ボウリングについては、長年のウォーキングや登山で鍛えた足腰のおかげで、80歳代になっても1回3ゲームでは足りず、練習ゲームを追加するほどの体力を保持している。年齢を重ねるにつれアベレージはダウンしたものの、レーンコンディションを読んだり、仲間と競い合う楽しみをより感じるようになり、「オーバー80's90's全国長寿ボウラー大会」などの大会やリーグ戦にも定期的に出場している。
 また、水戸市勤労者福祉サービスセンターのボウリング大会に30年近く参加しており、過去には優勝も経験している。
 現在は、地元のボウリング場において、週2回のリーグに参加し、ボウリングを楽しむ同氏は、生涯スポーツライフを謳歌していると言える。
7.八木 綾子
(やぎ あやこ)
(女) 82歳 富山県
ダンススポーツ
 57年  顕彰区分(1)
 高校時代にダンス部を自ら結成して以降、結婚や育児による中断期間はあるものの、57年にわたりダンス競技に取り組んできた。
 2000年に、国民体育大会の公開競技・スポーツ芸術「躍動美の祭典」への出演をはじめ、2001年の第11回ダンスビュー杯争奪フォーメーションダンスフェスティバルに出場して以来、5年連続で出場している。
 また、2002年の「ダンススポーツグランプリin富山」で併催された「1000人大舞踏会in氷見」での氷見市長とのオープニング演技披露、2004年の「第19回国民文化祭福岡2004 Shall We ダンス in むなかた」フォーメーションダンス大会での演技発表等、幅広くダンススポーツ活動を実践している。
 現在は、幼稚園や保育園児、中学生および視覚障がい者とのダンス交流を実践しており、その姿は後進の模範的存在と言える。
8.石神 三郎
(いしがみ さぶろう)
(男) 89歳 鹿児島県
陸上競技
 73年  顕彰区分(2)
 中学時代はバレーボールを行っていたが、同中学校に陸上競技のフィールド選手がいないことをきっかけに陸上競技を始め、73年の長きにわたり取り組んでいる。
 全日本マスターズ選手権大会への連続出場をはじめ、アジア大会・世界大会にも出場している。特に、全日本マスターズ陸上競技選手権大会では、1990年の第11回から2015年の第36回まで連続出場している。
 2001年に前立腺がんの手術、2007年に脊柱狭窄症の手術を受けるが、すぐに復活を果たし、走幅跳びにおいて、2005年の第26回大会では、M75クラスで4m83の世界記録を樹立、2010年の第31回大会ではM80クラスで4m36の世界記録を樹立し、現在も世界記録を保持し、日本記録は現在4個保持している。
 その後も競技を続け、同種目においてM85クラスでは日本記録を樹立し、体調と付き合いながら現在も競技を楽しんでいる姿は、生涯マスターズの鑑と言える。
9.亀井 美尚
(かめい よしなお)
(男) 86歳 京都府
水泳・陸上競技
 60年  顕彰区分(2)

 少年期、青年期を通じて専門的に競泳選手としての活動はないが、3歳から水泳を始め、健康増進を目的に長きにわたり取り組んでいる。 
 60歳の定年後から本格的に水泳の練習に励み、1993年の日本マスターズ水泳短水路大会において、全国ランキングで男子25m自由形で5位、同50m自由形6位となり、1999年からランキング常連となった。2008年のFINA(国際水泳連盟)世界マスターズ水泳パース大会では、200m、400mの個人メドレー2種目において3位入賞を果たした。2013年から日本記録を樹立を続け、現在は4つの日本記録を保持している。さらに、2018年の日本マスターズ水泳短水路大会において、200m個人メドレーの85歳区分で世界新記録を樹立した。
 常に新たな目標を持ち、達成する努力を続けた同氏の姿勢は、生涯マスターズの鑑と言える。

                                                          年齢・活動歴は令和元年9月28日時点 順不同・敬称略
※第11回表彰式の様子はコチラ
記者会見の様子はコチラ
2016年11月10日発行の本会情報誌「Sports Japan」にも特集記事を掲載しています。

※画像をクリックすると記事のPDFが表示されます
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●過去受賞者の功績
第1回受賞者PDF(7.2KB)
第2回受賞者PDF(9KB)
第3回受賞者PDF(25KB)
第4回受賞者PDF(17KB)
第5回受賞者PDF(149KB)
第6回受賞者PDF(148KB)
第7回受賞者PDF(144KB)
第8回受賞者PDF(161KB)
第9回受賞者PDF(155KB)
第10回受賞者PDF(179KB)
第11回受賞者PDF(170KB)
第12回受賞者PDF(253KB)
第13回受賞者PDF(248KB)

<顕彰対象>「日本スポーツグランプリ」顕彰規程より抜粋

長年にわたるスポーツ実践者で、現在も活動を継続し、当該スポーツにおいて、中高年齢層の顕著な記録や実績を挙げ、国内外において高い評価を得た下記に該当する個人又はグループ。
ただし、原則として、オリンピック競技大会、各競技別世界選手権大会等に出場経験のある者を除く。
(1)当該スポーツを長年にわたり実践している個人又はグループ
(2)当該年齢層において世界記録等を樹立した個人又はグループ
(3)当該スポーツにおいて顕著な実績を挙げた個人又はグループ
※顕彰規程全文はPDFでご覧になれます PDF(6KB)