日本のスポーツ界におけるSDGsへの取り組み
我が国のスポーツ界においても、SDGs達成に向けて様々な取り組みが行われています。スポーツに携わる皆様の活動の参考となることを願い、JSPO加盟団体を中心にスポーツ組織・団体の様々な取り組みをご紹介します。
(※本ページの内容は現在も募集を続けており、今後、随時更新・追加する予定です。)
【公益社団法人日本ローイング協会】
葉山で開催されたBeach Rowing Sprint Games 2022 Hayamaの大会会場において、日本自然保護協会による全国砂浜ムーブメントのレクチャー会を実施しました。
選手や運営スタッフ等の大会関係者とその家族、大会観戦者が参加し、砂浜に関するクイズや海洋プラスチックごみの観察を通じて、砂浜保護活動の重要性の理解を深めることができました。
(選手、大会関係者、観戦者等が参加)
(マイクロプラスチックごみを観察)
(レクチャーの様子)
日本ローイング協会ホームページは
こちら
【公益財団法人日本バレーボール協会】
ビーチバレーボール大会会場で、海辺を守る活動として、大会運営スタッフや参加選手とともにビーチクリーン活動をしています。
また、各種大会の会場では環境保護啓発やごみの分別回収も行っています。
そのほか身近な範囲からできることとして、ペットボトルキャップの回収(ワクチン製造への協力)や、小学校事業でのバレーボール教室、紙使用の削減などに取り組んでいます。
SDGsの目標達成にむけ、このほかにも取り組みを推進すべく検討中です。
(ビーチクリーンの様子)
(大会会場でのごみ箱の設置)
日本バレーボール協会ホームページは
こちら
【公益財団法人日本体操協会】
大会開催などで、SDGsを発信。
2021世界体操・新体操選手権北九州大会では省エネ、再生エネルギー、次世代車の利用、都市金属の再利用、フードロス対策、地元技術力の利用、ジェンダーレスフォーラム、健康促進、市民との連携等 数多くのSDGsの取り組みを実施しました。
日本体操協会ホームページは
こちら
【公益財団法人日本レスリング協会】
いつまでもスポーツを楽しめる地球環境であるために、大会ごとに「クールチョイス宣言」を行い、競技会場にポスターや横断幕を掲示するなど、環境の啓発活動を進めています。
そして、スポーツを生涯にわたり楽しむための一環として、小学生全国大会 において 「スポーツ環境標語コンテスト」を毎年開催しています。
また、大会ごとにごみの細かな分別や、マイボトル・エコバッグの必要性をアナウンスし、所属先でも実践することを促しています。
その他、エリートキャンプやスプリングキャンプにおいて、SDGsについて学ぶとともに、閉校後も実践レポートの提出を行うなどのフォローアップを行っています。
「スポーツ環境標語コンテスト」については、こちら
https://kidswrestling.jp/date/2022/page/3/?cat=4
日本レスリング協会ホームページは
こちら
【公益財団法人全日本柔道連盟】
老若男女問わず親しみやすいイラストのポスターで「飲み残しゼロ」、ペットボトルからペットボトルへの「水平リサイクル」の啓発活動に取り組んでいます。自宅のみならず、職場・外出先での分別意識向上を呼びかけ、身近な取り組みからSDGs達成への貢献を広げています。
全日本柔道連盟ホームページは
こちら
【公益社団法人日本トライアスロン連合】
ワールドトライアスロンシリーズ横浜における環境保全活動や、健康ゆるゆるトライアスロンプログラムを実施しています。
1)ワールドトライアスロンシリーズ横浜における環境保全活動「グリーントライアスロン」
カーボンオフセット(ブルーカーボン事業との連携)や、環境に配慮した会場づくりと記念品の制作、子どもたちを対象とした啓発イベントなど、持続可能な大会を目指して様々な取り組みを行っています。
https://www.jtu.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/11/yokohamaSDGs.pdf
2)ビーチクリーン活動
海・川・湖などの自然を会場として利用する競技として各大会が積極的にビーチクリーン活動を行っています。今後も継続して海底清掃や周辺の清掃活動を全国すべての大会会場で実施できるよう推進しています。
3)健康ゆるゆるトライアスロン
SDGs目標の1つである「すべての人に健康と福祉を」の実践例として、企業と連携して、運動習慣・生活習慣を改善するプログラムを組み、健康増進を掲げる地域行政と共に住民の皆様へ提供しています。
オリンピアンの直接指導やメソッドを通じて参加者自身の健康促進に向けた無理のない運動メニューを体験することで、その後の継続した運動習慣への意識と行動変容を促す事を目的としています。
・仙台ベイ七ヶ浜での開催報告:
https://www.jtu.or.jp/news/2022/07/21/43815/
・今治での開催報告:
https://www.jtu.or.jp/news/2022/10/24/45566/
4)子どもたちへの体験機会(大会付帯事業/学校訪問)
オリンピアン・パラリンピアンによる「トライアスロン・パラトライアスロン普及教育授業」を大会開催地域の小学校で行い、子どもたちとオリンピアンとの交流により、トライアスロン競技の認識を深めるとともに、パラトライアスロン体験機会を設けることで様々な障がいへの理解を深め、「ダイバーシティ&インクルージョン」社会について考えるきっかけになればと企図しています。
(グリーントライアスロン)
(ビーチクリーン活動)
(学校訪問)
日本トライアスロン連合ホームページは
こちら
【公益財団法人長野県スポーツ協会】
事務局職員全員が日常的に省エネ・エコ活動を通じて地球環境対策に取り組むとともに、働き方改革の導入により働きがいのある快適な職場環境づくりを実践しています。
(窓ガラスに断熱シート設置)
(緑のカーテン設置)
(花壇の整備)
長野県スポーツ協会のホームページは
こちら
【公益財団法人京都府スポーツ協会】
京都府民総合体育大会を「多世代交流、障害のある、なしに関わらず参加、小さな地域からも参加」等をテーマにリニューアルするとともに、研修会のテーマを「配慮が必要な子どもを含むスポーツ」とするなど各種取り組みを実施しました。
また、全ての業務でメールによる周知が定着しています。
(府民総合体育大会リニューアル内容)
・障がいの有無に関わらず、ともに参加するボッチャを導入!
・市町村対抗戦で、複数の市町村合同チーム参加可能に!
・年齢も幅を広げ、多世代の参加可能に!
(府民総合体育大会 ボッチャ)
(府民総合体育大会)
(研修会)
京都府スポーツ協会のホームページは
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【公益財団法人徳島県スポーツ協会】
徳島県スポーツ協会では、総合型クラブ等の地域組織と連携し、スポーツの持つ力を活用したSDGsの達成を目標とした「スポーツSDGs推進事業」を実施しています。
令和3年度は、高齢者の健康寿命延伸及び交流促進を図るためにニュースポーツ種目を活用した体験講座などを実施しました。
写真は、海陽愛あいクラブと共催した、地元小学生を対象に地域の特性である自然を生かしたマリンスポーツ体験の様子。
(ビーチクリーン)
(サーフィンスクールの様子)
(SDGsレクチャーの様子)
徳島県スポーツ協会のホームページは
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【一般社団法人日本フライングディスク協会】
東京都豊島区(SDGs未来都市選定)の「SDGs達成の担い手育成事業」の一環として、豊島区立高南小学校と協働し、セルフジャッジ制や男女混合型式を特徴とする「アルティメット」を通して、他者との協働や相手を思いやる気持ちを高め、SDGsの学習機会を提供しました。
※南高小学校のパンフレットは
コチラ
(授業風景)
(地域貢献の提案パンフレット)
日本フライングディスク協会のホームページは
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【公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟】
公認指導員の認定講習にて、健康づくりのためのトレーニングの科学的理論と実践法を重視した教育を行っています。また、特に高齢者、年少者、障がい者、がんサバイバーなどを対象とするトレーニング指導者を育成する指導資格制度の新たな設立に向け、セミナー等を今年度に開催する予定です。
また、女性競技カテゴリーの増加、女性アスリート支援のための体制強化(アスリート委員会;医科学委員会によるサポート体制の強化)、トランスジェンダー選手の競技参加に向けての基準づくりを行っています。
(講習会の様子)
(大会表彰式の様子)
日本ボディビル・フィットネス連盟のホームページは
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【一般財団法人日本ジャンプロープ連合】
1996年以来、多くの国際大会に日本の子ども達を派遣し、外国の方たちとのスポーツ・文化交流を通して相互理解を深め、次世代を担う人材育成に寄与しています。
日本ジャンプロープ連合のホームページは
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