総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第34号」と連携した内容となっております。
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  2008年は「環境」がキーワードの年。７月、北海道洞爺湖サミットが終了し、「環境」の問題および意識が臨界点に達したかのように、あちこちで噴き出しています。

  内閣府の「社会意識に関する世論調査」（全国20歳以上１万人対象、今年２月実施）によると、社会への貢献意識が昨年に比べて１割も伸びています。具体的には「日頃、社会の一員として何か社会に役立ちたいと思っているか」どうか尋ねたところ、全体の７割が「思っている」と回答しています。役立ちたい内容は、「自然・環境保護に対する活動（環境美化、リサイクル活動、牛乳パックの回収など）」の割合が最も多くなっています。

  世界中が注目するスポーツの祭典オリンピックでは、1990年代になって、それまでの「スポーツ」「文化」に加えて、「環境」という柱が加わりました。８月の北京オリンピックでは、さらに多くの人が「環境」について考えるきっかけとなり、意識や行動の変化を加速させることでしょう。

  ＩＯＣのジャック・ロゲ会長は、以下のように述べています。
          私たちの地球船『地球号』に乗客はいません。
          地球人、一人ひとりが全員この地球号の乗組員です。
          私たちにとってかけがえのない地球を、ちょうど自分の家をきれいに
          するように汚さないようにしなければなりません。

          『スポーツは陸から海から大空へ』、その舞台である地球をさわやかに
          保ち続けましょう。そのために地球のことをもっとよく知りましょう。
          そして環境保全のために一人ひとりができることから始めましょう。
                                          （ＪＯＣのリーフレットより）

  香川県さぬき市にある「あい・クラブ」は2007年４月にできたクラブです。卓球を中心とした活動で、女性会員が多いのが特徴です。
  「あい・クラブ」のシンボルマークは、３つの輪でできています。一番大きな青い○は「地球」。二つ目の黄色い○は身近な「周り」。赤い小さな○は「自分」を表しています。

  「あい・クラブ」の願いは、「自分と周りを丸く幸せに。地球の○を、美しさを守るため地球にやさしく。３つの丸をめざしてみんなで幸せに生きる」というものです。実は、自分や周りは地球とつながっていて、この３つ幸せの総和が大事なんだということに気づかせてくれます。
  地球規模からみた地域や自分。こんなスケールの大きな発想をもって、クラブの運営や企画に取り組むのもいいですね。
                                                    （協力；香川県クラブ育成アドバイザー  大山晶子）

あい・クラブマーク