Sport Japan
Sport Japan 2026年8月10日発行(vol.86)
Sport Japan 2026年8月10日発行(vol.86)
CONTENTS
P1 [巻頭コラム]人の心を軽くしたい。でも、まだまだ修行が足りない
みやぞん(タレント)
〈第1特集〉
じゃあ、どうすればいいの?
スポーツ指導、怒るのも、叱るのも……
P4 PART❶
ちょっと待った! スポーツ指導
「怒っても、叱ってもいけない理由」
南部さおり(日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科教授)
P8 PART❷
ハラスメント防止研修プロフェッショナルが重視する、
「叱る指導」より「アサーション」
樋口ユミ(ヒューマン・クオリティー代表)
P12 PART❸
怒らず叱らず、問いかけ続け日本代表へ
選手を「成長させる」、JFA公認S級コーチ
上野山信行(アサンプション国際高等学校男子サッカー部監督)
P16 PART❹
~生身で児童に向き合う学校現場から~
子どもを見つめ続け、たどり着いた「答え」
木村泰子(大阪市立大空小学校初代校長)
P20 PART❺
“教えないで教える”ジュニア指導者に聞く、
「とはいえ実際どうしている? 悩みは……?」
ふくじゅ草スポーツ少年団(埼玉・三郷市)
〈第2特集〉
「狙う」──
するとスポーツ、これだけ変わる
P30 PART❶
時間を競い、空間を競い……
競技の本質を成就させる「狙う」の意味
高橋義雄(早稲田大学スポーツ科学学術院スポーツ科学部教授)
P34 PART❷
「狙う」とは、自分と向き合うプロセス
~1㎜の深淵に挑むボッチャ 杉村英孝~
杉村英孝(ボッチャパラリンピアン)
P38 PART❸
「狙い通り」を実現させる「脳」の働き
羽倉信宏(情報通信研究機構未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター主任研究員)
P42 PART❹
結果を狙うな「ふさわしさ」を問え
辻 秀一(JSPO公認スポーツドクター)
P46 PART❺
“ドンピシャ”“寸分たがわず”をもたらす
「人体」の科学を知る
光野武志(理学療法士)
〈連載〉
夢、輝け! クラブ探訪 [68]
P24 夢を植え、心身を育む サッカーを通じて学ぶ社会貢献と地域&親子の絆
南河内サッカースポーツ少年団(栃木県下野市)
P26 誰もが、毎日、笑顔で運動を楽しむ! 地域に根ざしたスポーツ文化の育成と定着
E‐NAGANOスポーツクラブ(長野県長野市)
P28 スポーツ人生百景 [22]
「ええもん」を追い続ける気持ちと技術の両輪
スポーツ×職人(バットクラフトマン)
P50 Let’s try ACP 理念・可能性・普及活動! ②
JSPO‐ACP@柔道場 畳の上に響く歓声とはじける笑顔
P52 「わたしのフェアプレー」インタビュー[ 80]
マラソン選手はお互いがリスペクトし合う仲間
加世田梨花(マラソン)
P54 SPORT HAPPINESS FOR WOMEN⑳
ボディイメージとスポーツ指導
鈴木公啓(和洋女子大学人文学部心理学科教授)
P56 私の指導「成功例」「失敗例」、そしてたどり着いた答え[50]
時代に取り残されないよう柔軟な指導を心がけています
宮崎正裕(剣道)
P58 学び続けるコーチ ―私の成長計画― [38]
“クラブは地域にとってのサードプレイス”という考え方に新たな気づきがありました
島田英宏(希楽々クラブマネジャー)
P60 【部活動地域展開促進】さらに知りたいジュニア・ユースの心、体、そして……②
メンタルは鍛えられるスキル ジュニア期のトレーニングが未来を開く
荒木香織(CORAZONチーフコンサルタント)
P62 部活動改革、その先へ 地域で育むジュニアスポーツ[26]
【茨城・龍ケ崎市発】「直営型」「既存団体運営型」のハイブリッドで地域クラブ体制充実
海老澤大輔(龍ケ崎市教育委員会文化・生涯学習課社会教育主事)、
三渕和也(クラブ・ドラゴンズクラブマネジャー)
P64 これですっきり トラブル防止・解決のヒント[38]
複数指導者体制で用心するべきトラブルの種
下迫田啓太(中本総合法律事務所弁護士)
P66 ホントに、イチからよくわかる スポーツさまざまメディカル・コンディショニング⑭
足元から守る選手の未来~外反母趾、内反小趾、扁平足~
足達信哉(東京都立広尾病院整形外科医師)
P68 スポーツ界から暴力、暴言、ハラスメントなど不適切行為を根絶![26]
スポーツ団体のコンプライアンスのカギは、関係者全員が重要性を理解し、日々実践すること
小塩康祐(TMI総合法律事務所弁護士)
P75 国スポ通信[67]第80回国民スポーツ大会本大会開催地情報③
あおもり国スポ、3つの最新トピックスをお届け
〈JSPOインフォメーション〉
P77 ● 日本スポーツ少年団登録料改定に関するご案内
P78 ● 2027(令和9)年度日本スポーツ少年団個人登録に関するご案内
P79 ● 「令和8年度日本スポーツ少年団顕彰(市区町村スポーツ少年団・登録者)」の決定
P80 ● 日本スポーツ少年団諸事業の開催と終了報告
P81 ● 公認スポーツ指導者資格更新研修開催予定一覧
P82 ● チャットボット改良版リリースのご案内
P83 ● 公認スポーツ指導者 基本登録料改定のお知らせ 令和8(2026)年10月登録時から順次適用
P84 ● 「JSPO公認スポーツ指導者資格」更新手続きのご案内(有効期限が2026年9月の方ほか)
● 「令和8年度公認スポーツ指導者全国研修会」のお知らせ
P85 ● ワールドマスターズゲームズ2027関西の注目競技を紹介します‼
● JSPOが運動部活動改革に係る事務局プロジェクト・チーム2026を本格始動
P86 読者の広場/お便り大募集/プレゼント企画/ブックレビュー
バックナンバー&定期購読のご案内/編集後記
P88 Sport Japan 送付先変更について
編集後記
「Sport Japan」編集部会 部会長
松澤淳子
「沈黙は金」
感情的な強い言葉が思わず口から飛び出してしまう、それは誰にでもありそうです。特に勝敗のあるスポーツでは起こりやすい。鼓舞するつもりの言葉でも誰かの心に突き刺さり、長い間、抜けない棘として残ります。
サッカー大国ドイツで、ある総合型クラブのサッカー場には、見えるように大きく「ここでW杯はやらない」と掲示されています。子どもたちの試合観戦に来た親や大人が熱くなって暴言をはいたり、審判やコーチを批判したりしないよう、ユーモアを交えて冷静になることを促しているのです。
寝不足などで体調が良くない時やストレスのある時ほどイライラ状態になりやすく、不用意なことを言ってしまいがちです。責任感の強い人ほど背負っているものが大きく、なおさら感情的になってしまう。生活や心身の管理は、選手だけでなく指導者にとっても大変重要です。
相手に変わってもらいたくて指導者が発する言葉でも、相手が責められていると感じれば一切伝わりません。理性的に伝えるには、まず、ひと呼吸おき、「今、感情が高ぶっている」と自分を客観的に眺める。時にはあえて言葉を発せず、冷静になってから相手に伝えることが必要でしょう。「沈黙は金」、長い目でみて相手も自分も守ることができます。
発行:公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)
〒160‐0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4‐2
JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE
編集:日本文化出版株式会社 Sport Japan編集部(お問い合わせ窓口)
〒169‐8915 東京都新宿区高田馬場4‐30‐20
印刷:TOPPANクロレ株式会社
定価:1,100円[本体1,000円]※郵送料を含む。
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本誌は、スポーツ振興くじ助成金を受けて発行しています。
編集部会
松澤淳子、松尾哲矢、郡山孝幸、菊池彩花、谷本歩実、江橋千晴、石黒考明(順不同)
編集/取材
日本文化出版㈱/中川智文、小畑光也、髙木希武、大森裕子、飯塚友子、古川美和子
(広告)恩田 卓、古川美和子、鈴木渓介
写真
日本文化出版(山岡邦彦、石塚康隆)
イラスト
石川正順、庄司 猛
デザイン
㈱ラジアン/斧澤光則、二戸良治