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日本スポーツ協会からのお知らせ:index

お知らせ2025/01/15

第27回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者を決定

1月15日(水)開催の当協会令和6年度第5回理事会において、第27回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の功労賞および奨励賞受賞者を決定しました。

受賞者

【功労賞】

多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の推進に特に功績顕著な者。

■氏 名:田中 喜代次(たなか きよじ)氏
■所属等:筑波大学名誉教授、日本介護予防・健康づくり学会理事長
■受賞理由:
田中氏は、我が国の健康づくりや介護予防分野の発展に幅広く貢献し、牽引し続けています。
特にスポーツ医学及び健康増進学においては、数多くの論文を発表し、学会活動においても当該分野のリーダー的存在であり続け、国際的な学術レベルの向上にも顕著な貢献を成し遂げました。
また、当協会の医・科学研究プロジェクトにおいて、中高年者の身体活動の促進や健康増進に大きく貢献した他、社会への普及啓発活動等、多方面において多くの実績を残しており、スポーツ医・科学の普及・発展に大きく貢献しました。
 
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【奨励賞】

スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果が十分にスポーツの現場に生かされ、我が国スポーツの普及発展又は競技力の向上に顕著な実績をあげた者又はグループ。

■名 称:和歌山県立医科大学 げんき開発研究所 障がい者スポーツ研究グループ
■代表者:田島 文博(たじま ふみひろ)氏
     <所属等>ちゅうざん病院院長・理事長、和歌山県立医科大学名誉教授
■受賞理由:
同研究所のメンバーで構成された障がい者スポーツ研究グループは、パラスポーツ分野における新たな知見の提供や理論的基盤の構築に加え、実践研究としてパラスポーツ選手の競技力向上を目指した取組を進めています。
また、文部科学省から「障がい者スポーツ医科学研究拠点」として認定を受けた他、スポーツ庁から「地域におけるスポーツ医・科学支援体制構築事業」を受託するなど、卓越した実績が高い評価を得ています。
さらに、医科学的な研究成果に基づき行われた指導が、近年のパラリンピック等におけるメダル獲得や上位入賞に大きく貢献するなど、各種の取り組みを通じて医科学研究の発展に尽力するとともに、選手の健康維持増進と競技力向上に寄与しており、これまでの功績と今後の更なる発展が期待されます。

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秩父宮記念スポーツ医・科学賞について

故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
当協会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツ競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。

主催:日本スポーツ協会
共催:読売新聞社
後援:スポーツ庁、公益財団法人日本オリンピック委員会

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