本文へスキップします。

講習・試験の免除

日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の養成講習会を受講する際、現在の保有資格などで、講習会と試験が免除されます。 主な免除条件は以下のようなものがあります。

共通科目が免除される条件

すでに公認スポーツ指導者資格を保有している場合

公認スポーツ指導者資格取得に必要な共通科目はスタートコーチ、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳの5段階あり、資格によって必要な内容が異なります(スポーツドクター、スポーツデンティスト資格を除く)。すでに公認スポーツ指導者資格を保有している場合は、現在保有している資格の共通科目と同等、もしくはそれ以下の資格を取得する際、共通科目講習会が免除されます。
*保有する資格より上の段階の共通科目を受講する際(例:共通科目Ⅰに相当する資格を保有する人が共通科目Ⅱに相当する資格を取得する場合等)は、すべての共通科目講習会を受講する必要があり、一部免除はありません。


 共通科目Ⅳ   コーチ4、上級教師
   共通科目Ⅲ  コーチ3、教師、アスレティックトレーナー、スポーツ栄養士
   共通科目Ⅱ  コーチ2、スポーツプログラマー
   共通科目Ⅰ  コーチ1、アシスタントマネジャー、クラブマネジャー、ジュニアスポーツ指導員、スポーツコーチングリーダー(旧コーチングアシスタント)
   共通科目スタートコーチ  スタートコーチ

■免除できる例
・スポーツコーチングリーダー資格(共通科目Ⅰ)を保有→コーチ1(共通科目Ⅰ)養成講習会の共通科目が免除
・アスレティックトレーナー資格(共通科目Ⅲ)を保有→コーチ2(共通科目Ⅱ)養成講習会の共通科目が免除

■免除できない例
・コーチ2資格(共通科目Ⅱ)を保有→コーチ3(共通科目Ⅲ)養成講習会の共通科目の免除はなし

「免除適応コース修了証明書」を保有している場合

(例)「免除適応コース修了証明書」(日本スポーツ協会が認定した大学や専門学校において、所定のカリキュラムを修了し、卒業時に日本スポーツ協会へ申請し交付されたもの)の免除内容に基づき、講習・試験の一部または全部が免除されます。
詳しくはこちらをご覧ください。
>>大学・専門学校での資格取得
*該当の大学(学部・学科)の卒業証明書による共通科目Ⅰの免除については、対応を終了いたしました。

その他関連資格を保有している場合

(例)スポーツリーダー資格を保有する方が、コーチ1養成講習会を受講する際は、共通科目の講習・試験のすべてが免除されます。

公認スポーツ指導者養成講習会・共通科目I部分が免除される関連資格
・スポーツリーダー資格

公認スポーツ指導者養成講習会・共通科目Ⅰ・Ⅱ部分が免除される関連資格
・ 健康運動指導士

専門科目が免除される条件

競技別指導者資格で、その競技団体の関連資格を取得している場合

(例)日本テニス協会普及員の資格を保有している方は、公認テニスコーチ1の専門科目の講習・試験の全てが免除されます。
詳しくは、こちらから資格(競技)ごとの資格概要[PDF]をご確認ください。

■専門科目の講習・試験免除が適用される資格一覧(抜粋)
免除対象資格 対応する公認スポーツ指導者の専門科目
JAAFジュニアコーチ専門科目修了者
IAAF CECSL1、L2取得者
(※2015年までの取得者)
IAAF CECSL1取得者
(※2016年以降の取得者)
IAAF CECSL1取得者 
(※2018年以降の取得者)
陸上競技コーチ1

※WA(IAAF)の資格をお持ちの方で講習・試験免除をご希望される場合は、日本陸上競技連盟での審査が別途必要となりますので下記メールアドレスまでご連絡ください。
担当:coach●jaaf.or.jp (●の部分を@に変更してご連絡ください)
日本水泳連盟基礎水泳指導員 水泳コーチ1
日本テニス協会普及員 テニスコーチ1
日本バレーボール協会専門科目修了者 書類例  バレーボールコーチ1
日本体操協会一般体操指導員
※詳細は日本体操協会にご確認ください
体操コーチ1
日本セーリング連盟アシスタントコーチ セーリングコーチ1、コーチ2、コーチ3
日本セーリング連盟上級アシスタントコーチ
※詳細は日本セーリング連盟にご確認ください
セーリングコーチ1、コーチ2、コーチ3、コーチ4
野球指導者講習会(BCC)履修者 軟式野球コーチ1
全日本柔道連盟公認柔道指導員B指導員
※詳細は全日本柔道連盟にご確認ください
柔道コーチ1
日本ソフトボール協会準指導員準指導員証 ソフトボールコーチ1
日本バドミントン協会指導者養成講習会専門科目合格修了者 バドミントンコーチ1、コーチ2、コーチ3、コーチ4
全日本弓道連盟専門科目修了者 弓道コーチ1
全日本剣道連盟社会体育指導員 剣道コーチ1
全日本剣道連盟社会体育中級・上級指導員 剣道コーチ2
日本山岳・スポーツクライミング協会専門科目(アルパインクライミング)修了者
①指導員
②上級指導員
山岳コーチ1、コーチ2
日本山岳・スポーツクライミング協会専門科目(スポーツクライミング)修了者
①指導員
②上級指導員
スポーツクライミングコーチ1、コーチ2 
全日本空手道連盟専門科目修了者
空手道コーチ1
日本アイスホッケー連盟専門科目修了者 アイスホッケーコーチ1
全日本銃剣道連盟専門科目修了者 銃剣道コーチ1
全日本なぎなた連盟錬士・教士・範士 なぎなたコーチ1、コーチ2、コーチ3、コーチ4
日本ゲートボール連合準指導員 ゲートボールコーチ1
日本プロゴルフ協会・日本女子プロゴルフ協会
ティーチング資格A級保持者
ゴルフコーチ1
日本パワーリフティング協会公認準指導員 パワーリフティングコーチ1
日本グラウンド・ゴルフ協会1級普及指導員<マスター> グラウンド・ゴルフコーチ1
日本トライアスロン連合専門科目修了者
トライアスロンコーチ1
日本バウンドテニス協会専門科目修了審査証明書 バウンドテニスコーチ1、コーチ2
日本エアロビック準教師/エアロビックリーダー エアロビックコーチ1
日本海洋レジャー安全・振興協会認定スクーバ・ダイビング指導員
※詳細は日本海洋レジャー安全・振興協会にご確認ください
スクーバ・ダイビングコーチ1
日本ドッジボール協会公認準指導員<区分Ⅱ>  ドッジボールコーチ1
日本チアリーディング協会公認
指導者資格ClassⅠ、指導者資格ClassⅡ
チアリーディングコーチ1、コーチ2
日本チアリーディング協会公認チアダンス
A級指導者資格、B級指導者資格
チアダンスコーチ1、コーチ2

※免除については、有効期限などの制約がある場合があります。
詳細については、中央競技団体にご確認の上、申請いただきますようお願いいたします。

※上記の他に、これまでの指導実績により免除が適用されるものや専門科目の講習・試験の 一部が免除となるも資格もありますので、事前に各資格の専門科目実施団体にご確認ください。

共通科目と専門科目の両方が免除となる場合

共通科目・専門科目ともに、免除要件を満たしている方は、所定の申請をすることで、養成講習会を受講せずに資格を取得することが可能です(共通科目・専門科目免除申請)

 (例)「スポーツリーダー」と「基礎水泳指導員」の資格を両方お持ちの方は、水泳コーチ1の申請が可能です。

申請方法

■コーチ1、コーチ2 、スポーツコーチングリーダー(旧コーチングアシスタント)
指導者マイページ(インターネットサービス)からの申請
>>公認スポーツ指導者資格免除申請マニュアルPDF
※マニュアル内の資格名称はコーチングアシスタントをスポーツコーチングリーダーに読み替えてください。

■コーチ3、教師
取得する競技を統括する中央競技団体へお問い合わせください。
※団体の連絡先等はこちら

申請にあたっての注意事項

*申請内容が承認されるまでに、約1~2ヶ月ほどお時間がかかります。
*免除申請の承認後に日本スポーツ協会から送られる登録案内により、登録手続き(登録料の納入)をしないと資格認定されません。
*申請した時期によって、資格認定日が異なります。 
*下記期間内に申請していても、申請内容に不備があった場合は資格認定日が遅れる可能性があります。

 免除申請期間  登録手続き期間  資格認定日 
 12月1日~5月31日   7月下旬~9月30日   10月1日  
 6月1日~11月30日   翌年1月下旬~3月31日    4月1日 
 例)2024年10月1日付登録を希望する場合、2024年5月31日までに申請
   2025年4月1日付登録を希望する場合、2024年11月30日までに申請