1月14日(水)開催の当協会令和7年度第5回理事会において、第28回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の功労賞および奨励賞受賞者を決定しました。
受賞者
【功労賞】
多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の推進に特に功績顕著な者。
■氏 名:坂本 静男 (さかもと しずお)氏
■所属等:早稲田大学名誉教授
■受賞理由:
坂本氏は、スポーツに関連した突然死の予防対策として、一般市民スポーツ愛好家やアスリートを対象にしたメディカルチェック体制の確立に顕著な功績を成し遂げました。
なかでも、当協会のスポーツ医・科学研究プロジェクト(国体選手の医・科学サポートに関する研究)における10年以上にわたる調査・研究活動により、メディカルチェック・ガイドラインの策定、スポーツドクター帯同体制の全国化、ドクターズ・ミーティングの開催といった成果をあげるなど、選手の安全確保や競技力向上に大きく貢献しました。
また、スポーツ系学部や大学の設立・発展に寄与し、数多くの大学においてスポーツ医・科学の教育と研究に携わり、多くの実践者と研究者を育成している他、公認スポーツ指導者養成講習会の講師(スポーツ医学・内科)を永年務める等、メディカル・コンディショニング分野の指導者育成に尽力しており、スポーツ医・科学への貢献は多大です。
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【奨励賞】
スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果が十分にスポーツの現場に生かされ、我が国スポーツの普及発展又は競技力の向上に顕著な実績をあげた者又はグループ。
■名 称:マラソン大会安全対策グループ
■代表者:山澤 文裕(やまさわ ふみひろ)氏
<所属等>丸紅株式会社東京本社診療所所長、公益財団法人日本陸上競技連盟評議員
■受賞理由:
同グループは、日本陸上競技連盟医事委員会および東京マラソン財団医療救護委員会と連携を図り、マラソン大会での心肺停止・突然死を調査し、その分析に基づき、20年以上にわたりマラソン大会の安全対策に取り組んでいます。
特に、大会主催者の安全配慮義務・危機管理、参加者の自己保健義務の原則に立った医事運営を進めた結果、マラソン大会の死亡事故が激減し、東京マラソンでは心肺停止事例発生時の突然死ゼロを継続しています。
また、全国のマラソン大会主催者を一同に集めたセミナーを開催し、ランナー教育と医療サービスについて情報発信を行うなどの活動を通じて、全国各地で開催されるマラソン大会の医療体制・危機管理体制のレベルアップに貢献しています。
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秩父宮記念スポーツ医・科学賞について
故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
当協会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツ競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。
主催:日本スポーツ協会
共催:読売新聞社
後援:スポーツ庁、公益財団法人日本オリンピック委員会
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