当協会の遠藤利明会長から2026年の年頭に際して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
全国のスポーツに関わる皆様方には、日頃からスポーツ界の発展に多大なるご尽力を賜り、心からお礼申し上げます。
本年は、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックを皮切りに、ワールドベースボールクラシック、FIFAワールドカップ、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会など国際競技大会が続き、アスリートの活躍を通じてスポーツの魅力を一層実感する一年になるでしょう。
昨年、14年ぶりに改正された「スポーツ基本法」では、スポーツの果たす役割である「する」「みる」「ささえる」に加え、「集まる」「つながる」という新たな理念が位置づけられ、スポーツが人や地域を結び、社会を活性化させる力を持つことが示されました。
その理念を実現する取組の一つが「運動部活動の地域展開」です。子どもたちが地域に集い、豊富な経験と知識を持つスポーツ指導者などが参画することにより、地域スポーツの発展が期待されます。
スポーツ庁は、本年4月から6年間を改革実行期間と位置づけ、原則すべての公立中学校における休日の部活動の地域展開を目指す方針を示しました。
活動を担う団体や指導者の確保など多くの課題がありますが、課題解決に寄与するのは、公認スポーツ指導者、スポーツ少年団、総合型クラブなどスポーツ関係者の皆様方です。
JSPOとしましても、“ともに”力を合わせ、スポーツ環境の整備に尽力してまいります。
また、昨年は「国スポ改革タスクフォース」を設置し、“持続可能な魅力ある大会”の実現に向けた取組をスタートさせました。新たな大会理念を掲げ、国民スポーツ大会(国スポ)を通して、「地方創生」や「まちづくり」の推進を図ることとしております。
これらの実現には、開催都道府県、競技団体、地元企業等との連携・協働のもと、スポーツの価値や交流の力を最大限に発揮できる環境づくりが欠かせません。
リブランディングした「JAPAN GAMES」のもと、国スポをはじめとするJSPO主催大会を発展させ、スポーツ界全体の成長に寄与できるよう改革と進化を進めてまいります。
結びに、皆様方におかれましては、健康にご留意いただき、笑顔あふれる日常をお過ごしください。
本年がさらなる飛躍の年となりますことを心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

[第17代 JSPO会長(令和5年~ )]