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JSPOからのお知らせ

日本スポーツ協会からのお知らせ:index

ニュース2009/05/21

嘉納治五郎記念国際スポーツ研究・交流センター発起人会について

  日本体育協会の創設者(初代会長)であり、日本・アジアからの初代IOC委員である嘉納治五郎氏を記念した標記センターの発起人会が、5月20日(水)、都内ホテルで行われました。

  本記念センターは嘉納治五郎氏の理念のもと、①オリンピック教育、②アンチ・ドーピング、③スポーツ国際交流・協力等の活動を通し、国内外のスポーツの発展とオリンピック・ムーブメントの促進を図ることを目的とし設立されました。

  当日の発起人会では、評議員、理事、監事の選任が行われるとともに、定款等が承認されました。
  また、続いて行われた理事会では、会長、副会長、理事長が選任されました。

  理事会後に行われた記者会見で新会長に選任された森喜朗会長は
「日本のスポーツが100年を迎える中で、嘉納先生が蒔いた種がここまで大きく育ってきた。このセンターの設立が、新たな100年を見据え、日本・世界のスポーツの発展へつながっていくものとなればと思う」と話しました。

  嘉納治五郎氏は、柔道の創始者であるだけでなく、我が国の学校体育の創始者として、また、留学生受入推進など国内外のスポーツ振興・人間教育に多大な貢献をされました。

  本記念センターは、嘉納治五郎氏が、IOC委員に就任した1909年5月27日から、100年後にあたる本年5月27日に設立すべく準備を進めており、事務局は同氏にゆかりの深い岸記念体育会館(渋谷区)内に設置されます。


発起人会の様子
記者発表を行う森会長(右)、河野一郎理事長