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JSPOからのお知らせ

日本スポーツ協会からのお知らせ:index

お知らせ2012/06/05

平成24年度「スポーツこころのプロジェクト 笑顔の教室」がスタート

 日本体育協会、日本オリンピック委員会、日本サッカー協会及び日本トップリーグ連携機構では、4団体が協力し「東日本大震災」の被災地復興支援を目指す、「スポーツこころのプロジェクト」について、去る6月1日、本年度第1回目となる「スポーツ笑顔の教室」を実施しました。

 今回は、ソウルオリンピックのシンクロナイズドスイミング、銅メダリストの小谷実可子さんを「夢先生」にお迎えし、アシスタントはサッカーの式田高義さんにお願いして、福島県の富岡町立第一及び第二小学校の5年生と6年生、計16名を対象に実施しました。

 東日本対震災の被災と福島第一原子力発電所の事故により、富岡町の皆さんは、現在、地元を離れ全国各地に避難しており、今回の「笑顔の教室」は、三春町に設置された富岡町立小中学校に通学する児童を対象に、近隣の田村市総合体育館を会場に実施することとなりました。

 前半の「遊びの時間」では、体育館で「鬼ごっこ」や「だるまさんが転んだ」をベースとしたゲームを行いました。鬼役のアシスタントの唱える呪文のペースにはまらず、また、身体を動かさずにいる方法など、「夢先生」と子どもたちは何度も作戦会議を開き、熱気とチームワークが高まっていきました

 後半の「対話の時間」は体育館内の教室を会場に行いました。「夢先生」は、シンクロの練習やスランプ、オリンピックでの活躍など、ご自身の経験を語った後、子供どもたちから「将来の夢 なりたい人」について聞き取りました。「夢先生」から子どもたちには、「ぜひ、夢を実現させてほしい」と励ましの言葉がありました。

 本会をはじめとする主催4団体では、今回の「スポーツ笑顔の教室」を皮切りに、本年度中に約800回実施する計画です。