身体活動量が多くなれば必要なエネルギーや栄養素も増加しますが、食事からの摂取のみでは必要量を満たすことができない状況に陥ることもあり、サプリメントを利用して栄養素を補充することが選択肢の一つとして考えられます。
しかし、人々の「サプリメント」の認識は多様であり、その定義を明確にすることは困難です。また、食事・栄養の知識が不足している、あるいは誤った情報に基づきサプリメントを利用することにより、体調不良や栄養素の過剰症を引き起こす可能性があります。さらには、アンチ・ドーピングの観点からも注意が必要になる場合があります。
そこで、サプリメント利用の実態を把握するとともに、その利用がアスリートにとって適切であるかを評価するための研究を行い、その成果に基づくサプリメントの利用・活用に関するコンセンサスを作成しています。
サプリメント利用・活用コンセンサス
サプリメント利用・活用コンセンサス2024 (2024年3月29日発行）
サプリメント利用の実態を把握するとともに、その利用がアスリートにとって適切であるかを評価するための研究を行い、その成果に基づく「サプリメント利用・活用コンセンサス」を作成しました。
「アスリート版」、「指導者版」とともに、一般の方に向けた「みなさん版」を作成しています。コンセンサスの詳細は解説書をご覧ください。
【解説書】
【報告書】