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総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

総合型クラブ2009/07/21

メルマガ(第45号)連携ニュース 「若手クラブ仕事人の夢メッセージ」(鹿内葵さん)

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第45号」と連携した内容となっております。
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「夢を持つのが悪いのか!」    「そんな理想のクラブ、お前みたいな若いやつにつくれるわけないだろ!」と言われ、6年が経ちました。
 青森県弘前市にあるNPO法人スポネット弘前は、約3年間の準備期間を経て、平成19年に「スポーツで創る元気なまち」という理念の下、総合型地域スポーツクラブとして設立しました。

 クラブ設立に向け走り回っていた当初は、会議は自分の家か、ファミレス(ファミリーレストラン)でおこない、会員数も、予算規模もとてもとても小さいクラブでした。

 現在では、キッズスポーツひろば、バスケットボール、アンチエイジングエクササイズなど14部門の定期活動が行われ、約400名の会員が参加されています。その他、指導者向けの講習会や、小学校の親子レクへの出前講座、様々な団体のイベントへの協力など、様々な幅広い活動をおこなっています。

 その活動を支えるスタッフ会員は、70名以上おり、下は高校生から、上は70歳と、年齢も職種も様々な方が関わっています。

  「夢を語る」+α    そして、今年からは、いよいよ、クラブマネジャーの私が常勤となり、その他に、サブマネジャーが非常勤として配置するなど、事務局の体制も徐々にではありますができつつあります。 常勤になってからは、「経営感覚」をもっと身に付けなければならないと日々、実感しています。

 クラブハウスには、「走りながら考える」「議論よりアクション」「実践の継続と小さな成功と失敗の積み重ね」と書かれた紙が張られています。
 しかし、これからは、それに「具体的な長期的ビジョン」をプラスアルファしていかなければならないと思っています。

 組織も大きくなり、それに見合った体制を新たに構築する必要がありますし、みんなが同じ目標に向けて走り出せるための新たなビジョンと、それを実現するための計画性と経営力が、これからはクラブマネジャーとして求められると感じています。

 多岐にわたる業務ですが、スポーツを通じて、地域を元気にしていくという夢の実現のためにも、これからも日々勉強していきたいと思っています。
  「夢の引継ぎ」    多くのスタッフや地域の皆さんに支えられて活動してきて6年経ちます。徐々にですが、活動に参加してくれた子ども達の中から、今度はスタッフとして、指導やクラブの運営に関わってくるようになってきました。
 ようやく循環していける体制ができつつあるかなと思っています。

 「若手クラブ仕事人」と紹介されましたが、今年でもう31歳です(未婚)。若くないですね。
 次の担い手を育てながら、次の世代、さらにその次の世代になっても、地域にとって必要不可欠な「スポネット弘前」となれるように、これからもクラブに関わっていきたいと思います。

                               (鹿内 葵 NPO法人スポネット弘前 クラブマネジャー)