総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

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【民間ビル・フロアー借用】
●徳島スポーツクラブ・カバロス（徳島県徳島市）

１．クラブの特徴
  （社）徳島県サッカー協会を推進母体として設立し、県サッカー協会会長が代表を務め、キッズサッカーやエアロビクス、空手等のスポーツ活動及びこども英語教室やペン字教室等の文化活動の拠点として、スポーツ・文化の二本柱で運営されています（クラブのHPは文末からどうぞ）。
                                                                                  
２．クラブハウスの特徴
  民間のビルのフロアーを借り受けて改装し、冷暖房完備のクラブハウスとして設置しています。フロアー
（96.24平方メートル）はスポーツ活動に、会議室（36.6平方メートル）は文化活動や諸会議の会場として有効に活用されています。

  その他、フロアーに隣接して設けられた憩いのスペースは、交流の場としての厨房を備えたサロン機能を発揮しています。
  また、クラブの事務局は、サッカー協会事務局の一角に置き、常時、文書の収受や電話・メールの対応、印
刷等の事務的作業が可能であります。

３．クラブハウス確保に至る経緯・方法
  徳島県サッカー協会が設立したサッカーチーム「徳島ＦＣカバロス」が前身で、学校や年齢の枠をはずした
形で活動が行われていました。その後、2004年に徳島県サッカー協会が社団法人化したのを機に独立し、総合型地域スポーツクラブを目指すことになりました。
  こうした中で、屋内施設が必要となり、最初は、コミュニティーセンター等を借りていましたが、経費の問題や教室の数・開催日数を増やすことなどに困難を伴いました。

  スポーツ施設を持っていない民間団体にとって、事業計画に基づいた身近な会場を確保する上で、専用施設（ジム）の必要性が高まり、クラブ独自で現在の民間ビルのフロアーを借り受けすることになりました。
  その後、近隣の施設に事務局をおいていた県サッカー協会が事務局を移転してきて、現在に至っています。賃借料はクラブとサッカー協会で折半している状況です。

（報告：北條種一  徳島県体育協会クラブ育成アドバイザー）

クラブハウス・外観	サロン
フロア