国民スポーツ大会に関するお知らせ

　9月28日（土）、天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、第68回国民体育大会（東京国体）の開会式が、味の素スタジアム（調布市）で行われました。
およそ3万3,000人が参加した開会式は、「未来をひらく、スポーツのチカラ」をテーマとし、オリンピックの開会式に倣い薄暮から夜にかけて実施されました。

　午後3時30分から始まったオープニングプログラムでは、SOKA RENAISSANCE VANGUARDによる「カラーガード・ブラスバンド」や一般社団法人東京都民踊連盟による「ゆりーと音頭」、女流書家の金澤翔子氏と堀越高等学校書道部、武蔵国府太鼓『響会』による「巨大文字の揮豪」等の様々なパフォーマンスが披露されるとともに、第68回国民体育大会および第13回全国障害者スポーツ大会の競技会場となる各市区町村で採火された炬火と、冬季大会の郡山会場で採火した東日本大震災からの復興を祈念する「復興記念の火」が一つになる炬火集火式が行われました。

式典では、カラフルなユニフォームを着た47都道府県の選手団が入場し、選手団を代表して、東京都の松平健太選手（卓球）と須永千尋選手（陸上競技）が選手代表宣誓を行い、オープニングプログラムで集火された炬火が炬火台に点火されました。

　日没後に行われた式典演技は、色鮮やかな火と光を用いて「未来をひらく、スポーツのチカラ」を表現した壮大な世界に、会場は歓声に包まれ、2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市で行われる国民体育大会として、7年後に繋がる総合開会式になりました。

国体開催期間中は、都内各地で正式競技（35競技）、公開競技（2競技）が行われ、全国から集まった選手団の熱戦が10月8日（火）までの11日間に亘って繰り広げられます。

※水泳競技（競泳、飛込、シンクロ、水球）およびボート競技は、会期前実施競技として去る9月11日（水）～9月15日（日）に先行開催
※ライフル射撃（CP以外)は埼玉県長瀞町、クレー射撃（トラップ、スキート）は千葉県印西市で実施

競技会場、記録速報等は下記のスポーツ祭東京2013のホームページよりご覧になれます。 
スポーツ祭東京2013のホームページ >>　http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/index.html

カラーガード・ブラスバンド	ゆりーと音頭	巨大文字の揮豪
炬火集火式	選手団の入場（北海道）	薄暮のなかでの総合開会式
炬火の点火	選手代表宣誓	式典演技の様子