平成27年12月13日(日)、都内において「公益財団法人日本体育協会スポーツ指導者育成50周年記念式典」を実施しました。
本会は、1964 年(昭和39 年)に開催された東京オリンピックで得た選手強化に必要な理論と実践の成果を全国に普及させることを目的に、1965 年(昭和40 年)からスポーツ医・科学に立脚したスポーツトレーナーの養成を開始しました。
以来、スポーツ活動現場の最前線で活躍し、スポーツの普及・振興と競技者育成の中心となるスポーツ指導者育成のため、日本体育協会公認スポーツ指導者制度を制定し、現在、5領域16資格において約43 万人が資格保有者として国内外でご活躍いただいております。
記念式典では、スポーツ庁をはじめとする来賓からお祝いの言葉をいただいた後、これまで指導者育成にご尽力いただいた個人・企業・団体・学校へ記念表彰として感謝状を贈呈いたしました。
その後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会スポーツディレクターの室伏広治氏より記念講演をいただき、これからアスリートに求められる資質・能力と、それをサポートするスポーツ指導者の関わり方について、ご自身の競技経験に基づく重要な示唆をいただきました。
【張富士夫本会会長の主催者式辞抜粋】
日本体育協会は、スポーツ指導者育成50周年という記念すべき機会に、スポーツ界を牽引するスポーツ指導者の皆さまが学び続ける姿勢に応えるため、各種研修会の開催や、様々な情報提供について、今まで以上に充実させ、皆さまを全力で応援していくことを、ここにお約束いたします。
さらに、これらの取組みを通じて、スポーツに関わるすべての人々の幸福の実現に貢献するため、公認スポーツ指導者の活動促進と、その社会的地位の確立に向け、尽力していくことを改めて決意する次第です。
今後とも皆さま方からのより一層のご理解とご協力を賜り、スポーツの未来のために、ともに歩んでいくことを切に願っております。
≪指導者育成50周年記念特別表彰 感謝状贈呈先一覧(PDF)≫
《式典の様子》
故大島鎌吉氏へ特別感謝状を贈呈(左:張会長/右:故大島鎌吉氏ご子息)
室伏広治氏による記念講演
トークショーの様子(左:ヨーコゼッターランド氏/右:竹村吉昭氏)
≪スポーツを未来へ継承する(動画)≫