スポーツ少年団に関するお知らせ

夏のスポーツ少年団活動の暑熱対策・安全管理について、下記の通り日本スポーツ少年団益子直美本部長からの4つのお願いを発表しました。
このお願いは、都道府県・市区町村・地域で活動する各スポーツ少年団、JSPO公認スポーツ指導者資格保有者へ発信しています。

子どもたちのいのちを守ろう～益子本部長から4つのお願い～

スポーツ少年団に関わるすべての皆さまへ

日頃からジュニア・ユース世代のスポーツ活動の充実に向け、ご理解をいただきありがとうございます。
２０２４年の夏は、全国各地で観測史上最高気温が更新され、大変厳しい暑さが続いています。
全国約２万５０００のスポーツ少年団では、夏休みに入って以降、暑熱対策に十分配慮し、安全管理を最優先に活動していると思います。
一方、炎天下での長時間にわたる団活動、暑熱対策が不十分な状況での大会実施について、大変不安に感じている保護者や関係者からの相談が多く寄せられています。
そこで、スポーツ少年団の代表の皆さま方に改めて４つのお願いです。

①団員一人ひとりのいのちと安全を最優先にする。
②屋外での活動では、活動時間帯、活動量について十分配慮する。
③周りの指導者や保護者の方々と意見交換・情報共有する。
④計画の変更・中止を含めて、適切に判断する。

子どもたちがスポーツを楽しむことはもとより、活動を支えている周りの指導者や保護者の方々にとっても安全・安心に活動に携われるよう、スポーツ少年団が一丸となって取り組んでいきたいと思います。
子どもたちのいのちを守るため、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いします。

日本スポーツ少年団本部長　益子直美

参考情報

夏のスポーツ少年団諸活動の際には、下記の資料を広く関係各位に共有いただくなど、ぜひご活用ください。

■熱中症予防5か条
 1.暑いとき、無理な運動は事故のもと
 2.急な暑さに要注意
 3.失われる水と塩分を取り戻そう
 4.薄着スタイルでさわやかに
 5.体調不良は事故のもと
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid917.html

■子ども向け 「防ごう熱中症‼︎ 元気にスポーツ」デジタルブック
https://www.japan-sports.or.jp/medicine/heatstroke/tabid1437.html#digitalbook

■ホントに、イチからよくわかる スポーツさまざまメディカル～熱中症のリスクと予防法を正しく知る
（Sport Japan 2024 05-06月号 Vol.73）
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/syonendan/2024/SJ73_p44-45_heatstroke.pdf

■気象庁：ナウキャスト（雨雲の動き・雷・竜巻）
https://www.jma.go.jp/bosai/nowc/
※1時間先までの降水分布、雷の活動度、竜巻発生の確度の予報をご覧いただけます。

■気象庁：急な大雨や雷・竜巻から身を守るために
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p1.html