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日本スポーツ協会からのお知らせ:index

ニュース2013/06/26

「フェアプレイで日本を元気にキャンペーン特別セミナー」を開催しました!

 去る6月23日(日)渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(東京都)にて、株式会社ローソンの特別協賛による「フェアプレイで日本を元気にキャンペーン特別セミナー」を開催しました。

 はじめに、特別講演として、シドニーオリンピック水泳競技日本代表の萩原智子さんが、「フェアプレイとオリンピックムーブメント」というテーマで講演を行いました。

 萩原さんは、オリンピック代表選手としての経験を踏まえ、様々な困難にぶつかったことやライバルとの切磋琢磨を通じて自分自身が大きく成長できたこと、また、選手時代には特に周囲の人達の笑顔から大きなパワーをもらえたことなどを紹介し、笑顔や周りを気遣う姿勢の大切さなど、フェアプレイ精神を体現される話をされました。

 特別講演の後には、本年9月~10月に東京都で開催される第68回国民体育大会(スポーツ祭東京2013)のPRが行われ、大会マスコットキャラクターの「ゆりーと」も舞台上に登場し、会場を盛り上げました。

 続いて、テレビ朝日ディレクター兼アナウンサーの宮嶋泰子さんのコーディネートのもと、アテネオリンピック水泳競技金メダリストの柴田亜衣さん、清水隆一コーチングカレッジ株式会社代表取締役社長の清水隆一さん、立命館大学スポーツ健康科学部准教授の山浦一保さんの3名により、「今こそフェアプレイを!」というテーマでシンポジウムを行いました。

 柴田さんは、選手時代の経験を中心に指導を受ける立場としての話をされ、清水さんは指導者としての立場から「(一方的な命令ではなく)指導者は選手に考えさせる指導が必要」、「選手は指導者を尊敬し、指導者は選手を尊重することが必要」など「フェアプレイ」についての考えを発表されました。
 また、山浦さんはリーダーシップに関する研究者として「選手と指導者のコミュニケーション」について、普段のコミュニケーションが取れていなければ、前向きな言葉でも効果を発揮しないこともあるという調査結果などを紹介されました。

 いずれのパネリストも、「フェアプレイ」に関連して、スポーツに関わる何事においても、相手を尊敬・尊重し、思いやることが大切だということを主張していました。

 シンポジウムの最後に、柴田さんが日本体育協会の「『フェアプレイで日本を元気に』キャンペーン」の趣旨を表した文章を読み上げた後、参加者を含む会場全体で日本体育協会が作成した「フェアプレイ7カ条」を読み上げました。

 本セミナーには、本会公認スポーツ指導者を中心に400名近くの方にご参加いただき、会場では337名の参加者に「フェアプレイ宣言」していただきました。
 本セミナーをきっかけに、参加された皆様が「フェアプレイ」を広げる推進役となっていただければ幸いです。
 
 日本体育協会は今後も本キャンペーンの活動の輪を広げてまいりますので、ご支援、ご協力のほどお願いを申し上げます。

○フェアプレイで日本を元気にキャンペーンのHPはこちら>>
フェアプレイに関する様々な情報をご覧頂けるほか、サイト上でフェアプレイ宣言が可能です!

○フェアプレイ7カ条についてはこちら>>

 「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーン特別セミナー開催要項 


特別講演演者の萩原 智子さん

  
シンポジウムの風景

   
当日は、多くの方にご参加をいただきました(左)。ゆり~とによる第68回国体(スポーツ祭東京2013)のPR(右)