去る11月12日(水)から19日(水)にかけて、「2014年アジア近隣諸国青少年スポーツ指導者研修事業」が東京都
及び千葉県にて実施されました。
本事業は、アジア地域における青少年スポーツの振興をはかるため、アジア近隣諸国・地域から、スポーツ活動に
係わる青少年スポーツ指導者を受け入れ、わが国における青少年スポーツ活動状況等についての視察・研修を実施
するものです。
24回目を迎えた本年度は、12の国と地域から計24名が来日し、本会が行っている諸事業の概要を始め、文部科学省に
よる「スポーツが青少年の育成に果たす役割-学校体育の視点から-」や東日本大震災復興支援事業として被災6県で
実施している「スポーツこころのプロジェクト」をテーマとしたレクチャーを行いました。
週末に行われた地域研修プログラムでは、順天堂大学蹴球部の学生が中心となり活動している「NPO法人レーヴェン」
を始め、千葉県で活動しているスポーツ少年団の「下総ドルフィンズ」、「成田卓球」、「合氣道明心館」や総合型
地域スポーツクラブ「大穴スポーツクラブ」を訪問し、日本のスポーツ活動の現場を視察しました。
また、「各国・地域においてスポーツが青少年の育成に果たす役割」をテーマに、参加者による事例発表を行いました。
1.期日
2014年11月12日(水)~19日(水) 8日間
2.場所
東京都・千葉県
3.参加者
24名 (アジア12の国及び地域より各2名)
<東アジア>
中国、韓国、中国香港、チャイニーズタイペイ
<アセアン諸国>
フィリピン、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、シンガポール、ブルネイ、カンボジア
※マレーシア、インドネシアは各国の都合により、本年は不参加となった。
4.プログラム
(1)スポーツが青少年の育成に果たす役割-レクチャー及び活動の視察
(2)参加各国・地域の事例発表
(3)各所視察
<第1日>
11月12日(水)
参加者来日
<第2日>
11月13日(木)
開講式・オリエンテーション、レクチャー
<第3日>
11月14日(金)
レクチャー、味の素ナショナルトレーニングセンター<視察>
<第4日>
11月15日(土)
地域研修プログラム
「NPO法人 レーヴェン」<視察>(千葉県・印西市)
「順天堂大学 さくらキャンパス」<視察>(千葉県・印西市)
「下総ドルフィンズスポーツ少年団」<視察>(千葉県・成田市)
「成田卓球スポーツ少年団」<視察>(千葉県・成田市)
<第5日>
11月16日(日)
地域研修プログラム
「合氣道明心館スポーツ少年団」<視察>(千葉県・千葉市)
「大穴スポーツクラブ」<視察>(千葉県・船橋市)
<第6日>
11月17日(月)
各国・地域事例発表
都内見学(浅草)
<第7日>
11月18日(火)
各国・地域事例発表
都内見学(江戸東京博物館)
歓送会・閉講式
<第8日>
11月19日(水)
参加者離日
≫事業概要はこちら(本会HP アジア近隣諸国青少年スポーツ指導者研修)

文部科学省高橋修一氏によるレクチャー 下総ドルフィンズスポーツ少年団(バレーボール)との交流

大穴スポーツクラブでの活動体験(フットサル) 韓国参加者による事例発表