去る10月23日(水)から30日(水)にかけて、「2013年アジア近隣諸国青少年スポーツ指導者研修事業」が東京都および埼玉県にて実施されました。
本事業は、アジア地域における青少年スポーツの振興をはかるため、アジア近隣諸国・地域から、スポーツ活動に係わる青少年スポーツ指導者を受け入れ、わが国における青少年スポーツ活動状況等についての視察・研修を実施するものです。
23回目を迎えた本年度は、13の国と地域から計26名と韓国の視察員2名が来日し、本会が行っている諸事業の概要を始め、文部科学省による「我が国の生涯スポーツの現状と課題」や東日本大震災復興支援事業として被災6県で実施している「スポーツこころのプロジェクト」をテーマとしたレクチャーを行いました。
週末に行われた地域研修プログラムでは、埼玉県で活動している総合型地域スポーツクラブ「浦和美園SCC“うらら”」と、スポーツ少年団の「太田ホワイト・シャトルズ」、「宮代剣友会」を訪問し、日本のスポーツ活動の現場を視察しました。
また、「各国・地域における小中学生の放課後活動の現状と課題」をテーマに、参加者による事例発表を行いました。
1.期日 2013年10月23日(水)~30日(水) 8日間
2.場所 東京都・埼玉県
3.参加者 26名 (アジア13の国及び地域より各2名)
<東アジア>
中国、韓国、中国香港、チャイニーズタイペイ
<アセアン諸国>
フィリピン、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマー、
マレーシア、シンガポール、ブルネイ、カンボジア
※インドネシアは諸事情により不参加
4.視察員 韓国・国民生活体育会 2名
5.プログラム
(1)日本における青少年スポーツの現状-レクチャー及び活動の視察
(2)参加各国・地域の事例発表
(3)各所視察
<第1日> 10月23日(水) 参加者来日
<第2日> 10月24日(木) 開講式・オリエンテーション、レクチャー
<第3日> 10月25日(金) レクチャー、ナショナルトレーニングセンター視察
<第4日> 10月26日(土) 地域研修プログラム
「浦和美園SCC“うらら”」視察
<第5日> 10月27日(日) 地域研修プログラム
「太田ホワイト・シャトルズ スポーツ少年団」視察
「宮代剣友会 スポーツ少年団」視察
<第6日> 10月28日(月) 各国・地域事例発表
「秩父宮記念スポーツ博物館・国立競技場」視察
「相撲博物館」視察
<第7日> 10月29日(火) 各国・地域事例発表、都内視察、歓送会・閉講式
<第8日> 10月30日(水) 参加者離日
≫レクチャーの詳細はこちら(本会HP アジア近隣諸国青少年スポーツ指導者研修事業)

末永祐介氏によるレクチャー 浦和美園SCC“うらら”の活動体験

太田ホワイト・シャトルズとの交流 宮代剣友会で剣道を体験