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Sport Japan

当協会情報誌「Sport Japan」は年間6回(うち2回特別増ページ号)発行し、スポーツ指導者、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブをはじめとするスポーツ関係者の皆様はもとより、様々なスポーツ愛好者にとりましても有益かつタイムリーで身近な情報の発信に努めています。
※「Sport Japan」は「スポーツ振興くじ」の助成を受けて作成しています。
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【お知らせ】能登半島地震による配送への影響について
1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
地震の影響により、一部地域においてSport Japanの配送に影響が生じております。
詳細は、以下からご確認ください。

日本郵便HP:令和6年能登半島地震の影響について


※Sport Japan以前に発行していた以下の情報誌についてはリンクをクリックしてください。

Sport Japan

Sport Japan 2024年7・8月号(vol.74)

Sport Japan 2024年7・8月号(vol.74)

CONTENTS

P1 [巻頭コラム] 医師の目を養いつつ、そして映るスポーツシーン
朝比奈沙羅(柔道家、医学生)

〈特集〉
指導者が持ちたい「医学の目」

P4 PART❶  それって使いすぎ!「スポーツ障害」を予防する ~オーバーユースの境は、イメージ通りに体を動かせているかどうか~ 内田繕博(SOL整形外科世田谷スポーツクリニック理事長)

P7 PART❷ 隠れやすい 「貧血」「喘息」「不整脈」に要注意 スポーツにおける内科的障害への目 遠藤直哉(たまがわ内科循環器スポーツクリニック院長)

P10 PART❸ 偶発的に起こりやすいスポーツ外傷、 それでも未然に防ぐ術、ゼロにあらず 佐々尾 宙(自衛隊中央病院診療科整形外科医長)

P13 PART❹ 体も心もデリケートでナーバスな発育発達期 事の大切さを選手にも気づかせる重要性 小川宗宏(奈良県立医科大学整形外科教室准教授)

P16 PART❺ メンタルヘルスを知り、プレーヤーを守る 身近な視点で気づく不調のサイン 山本宏明(北里大学メディカルセンター精神科副部長)


〈連載〉
夢、輝け! クラブ探訪 [56]
P20 能登半島地震の影響による活動制限を経て目標に向かってまい進中
東青山ブルーソックススポーツ少年団(新潟県新潟市)

P22 障がいのあるなしにかかわらず安心して一緒に楽しむ共生社会
スマイルクラブ(千葉県柏市)

P24  Let’s try ACP 目的別運動プログラム活用術! ⑧
夢中になって遊ぶ環境をつくれば自然と動きの洗練化が期待される
佐藤善人(東京学芸大学教育学部教授)

P26 「わたしのフェアプレー」インタビュー[68] 
ほえて、叫んで仲間を鼓舞 崖っぷちから、いざオリンピックへ
馬瓜エブリン(バスケットボール)

P28 SPORT HAPPINESS FOR WOMEN⑧
オリンピアンに競技の楽しさや達成感を思い出させた競技未経験の女子大生
小野真由美(元ホッケー日本代表)

P30 私の指導「成功例」「失敗例」、そしてたどり着いた答え[38]
失敗だらけですが、それを肥やしにすることを考えてやっています
栗山雅倫(ハンドボール)

P32 学び続けるコーチ ―私の成長計画― [26]
勝ち負けだけではないスポーツの価値に気づかされました
井野拓実(北海道科学大学保健医療学部理学療法学科講師)

P34 「スポーツ×デジタル」クレバー活用術! ②
各種SNSツールの活用事例
川崎ブレイブサンダース

P36 部活動改革、その先へ~地域で育むジュニアスポーツ~「学校運動部活動」⑭
市内全域対象の新たな活動をスタート 平日も含め3年後には一斉移行……山口・周南市
周南市文化・スポーツ活動推進協議会

P38 これですっきり トラブル防止・解決のヒント[26]
 繰り返し起こる施設・用具の事故を防ぐために考えよう
東 隆好(横浜綜合法律事務所弁護士)

P41 国スポ通信[55]第78回国民スポーツ大会開催地情報③
鹿児島県からのバトンを受け、盛り上がる佐賀県

P42 ホントに、イチからよくわかる スポーツさまざまメディカル②
ウオーミングアップとクーリングダウンの意義と効果
城内泰造(多根総合病院整形外科医長)

P44 スポーツ界から暴力、暴言、ハラスメントなど不適切行為を根絶! ⑭
「『NO!スポハラ』サミット2024」─基調講演リポート
森林貴彦(慶應義塾高等学校野球部監督)

P46 スポーツ人生百景⑫
土と天然芝の甲子園は生きもの 選手たちのプレーを邪魔しないグラウンドに
スポーツ環境の整備に懸ける思い


〈JSPOインフォメーション〉
P53 ●  日本スポーツ少年団本部長就任1年目を振り返って
●  「令和6年度スタートコーチ(ジュニア・ユース)インストラクター養成講習会および再委嘱研修会」の開催
P54 ●  「令和6年度日本スポーツ少年団顕彰(市区町村スポーツ少年団・登録者)」の決定
P55 ●  「第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会」の開催
●  「第62回全国スポーツ少年大会」の開催
●  「令和6年度日本スポーツ少年団シニア・リーダースクール」の開催
P56 ●  「第47回全国スポーツ少年団ホッケー交流大会」の開催
●  第51回日独スポーツ少年団同時交流「日本団」の派遣
●  第51回日独スポーツ少年団同時交流「ドイツ団」の受入       
P57 ●  [重要]「JSPO公認スポーツ指導者資格」更新手続きのご案内(有効期限が2024年9月の方ほか)
●  「指導者マイページ」を利用するために、まずはアカウント登録を!
P58 ●  公認スポーツ指導者資格更新研修開催予定一覧
P59 ●  「公認スポーツ指導者資格更新研修」に関するご案内
P60 ●  JSPOからのメール受信設定に関するお願い
●  チャットボットのご案内
●  指導者マイページで「Sport Japan」が閲覧可能です!
P61 ●  「WMG(ワールドマスターズゲームズ)2027セミナー」を開催しました!
●  スポハラ根絶に向けた取り組みへの特定寄付金を募集しています

P62 読者の広場/プレゼント/ブックレビュー
バックナンバー&定期購読のご案内/編集後記
P64 Sport Japan 送付先変更について


編集後記
「Sport Japan」編集部会 部会長
滝川哲也

選手との意思疎通は不可欠

 1984(昭和59)年のロサンゼルス・オリンピック男子マラソン。優勝候補の筆頭と目された瀬古利彦氏は長期の蓄積疲労と直前調整(酷暑回避)の失敗が重なり14位に終わりました。中村清監督は教え子が出場する女子マラソンのため瀬古氏より先に渡米。結果的に本番前の愛弟子の体調を自分の目で観察することができませんでした。
 今号の特集は「指導者が持ちたい『医学の目』」。アスリートにとって「スポーツ障害」や「内科的障害」など体調面の不良は、いつ起こっても不思議ではありません。世界を見据えるアスリートであれば障害の一歩手前まで追い込むハードな練習をこなします。
 ジュニア世代、特に小学生ですと、体調の異変は多種多様です。夜更かしによる睡眠不足、食事面での胃腸障害、友達と遊んだ際のケガ…。小学生の多くは自分の体調面をうまくことばで表現できませんし、なかには指導者と話すことを苦手とする子もいます。
 医師に委ねるような体調悪化を防ぐためにも、早期の察知が肝要となります。子どもたちに寄り添って語りかけるなど、常日ごろからコミュニケーションを取ることによって、早い段階で子どもの異変に気づくことができます。
 指導者と選手の意思疎通は、ジュニア世代やトップ選手でも不可欠な要素。大会前に中村監督から病気を告白され、瀬古氏が体調不良を師に言いそびれてしまう不運も遠因となり、惨敗につながってしまったのです。


発行:公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)
〒160‐0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4‐2
JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE

編集:日本文化出版株式会社 Sport Japan編集部(お問い合わせ窓口)
〒169‐8915 東京都新宿区高田馬場4‐30‐20

印刷:TOPPANクロレ株式会社

定価:770円[本体700円]※郵送料を含む。

●公認スポーツ指導者の購読料は登録料に含まれています。 
●単位スポーツ少年団・市区町村スポーツ少年団・都道府県スポーツ少年団に対しておのおの2冊を無料配布しています。
●公認スポーツ指導者、スポーツ少年団関係者の送付先変更は、巻末の「Sport Japan送付先変更について」を参照ください。
本誌は、スポーツ振興くじ助成金を受けて発行しています。

編集部会
滝川哲也、松尾哲矢、遠藤啓一、菊池彩花、谷本歩実、松澤淳子、宮嶋泰子、野口友里、石黒考明(順不同)

編集/取材
日本文化出版㈱/中川智文、小畑光也、飯塚友子、髙木希武、大森裕子、古川美和子
(広告)恩田 卓、古川美和子、鈴木渓介、泉 誠一

表紙写真
ピクスタ

写真
日本文化出版(山岡邦彦、石塚康隆)、泉 誠一、幡原裕治

イラスト
石川正順

デザイン
㈱ラジアン/斧澤光則、二戸良治
 

Sport Japan 2024年7・8月号(vol.74)

Sport Japan 2024年7・8月号(vol.74)