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Sport Japan

当協会情報誌「Sport Japan」は年間6回(うち2回特別増ページ号)発行し、スポーツ指導者、スポーツ少年団、総合型地域スポーツクラブをはじめとするスポーツ関係者の皆様はもとより、様々なスポーツ愛好者にとりましても有益かつタイムリーで身近な情報の発信に努めています。
※「Sport Japan」は「スポーツ振興くじ」の助成を受けて作成しています。
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【お知らせ】能登半島地震による配送への影響について
1月1日に発生した令和6年能登半島地震で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。
地震の影響により、一部地域においてSport Japanの配送に影響が生じております。
詳細は、以下からご確認ください。

日本郵便HP:令和6年能登半島地震の影響について


※Sport Japan以前に発行していた以下の情報誌についてはリンクをクリックしてください。

Sport Japan

Sport Japan 2023年11・12月号(vol.70)

Sport Japan 2023年11・12月号(vol.70)

CONTENTS

P1 [巻頭コラム]子どもも、指導者も、楽しみながら学べる環境
益子直美(JSPO副会長、日本スポーツ少年団本部長)

〈第1特集〉
「NO!スポハラ」
スポーツ・ハラスメント(暴力、暴言、ハラスメント……)に、
みんなが「NO!」と言う社会をめざして
 P4 PART❶  「NO!スポハラ」って何? スポハラの現状と「NO!スポハラ」の展開 土屋裕睦(大阪体育大学体育学部スポーツ教育学科教授)

P7 PART❷ 子どもはこんなに傷ついている! スポハラがむしばむ、心身への悪影響 秋谷 進(東京西徳洲会病院小児医療センター小児科医師)

P10 PART❸ スポーツ現場は特別だから……⁉  弁護士から警鐘──許されるスポハラなんてありません 畑中淳子(畑中法律事務所弁護士)

P13 PART❹ 「集団」で捉える子どもの発育発達 求められる、そこへの指導者の関わり方 河村茂雄(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)

P16 PART❺ 正しい知識と理解こそ指導の先導者である── 「発達障害」や「グレーゾーン」とどう向き合うか 千村 浩(代官山やまびこクリニック院長)

P19 PART❻ 〈「NO!スポハラ」緊急座談会〉 指導者にも不安はある、そして認められたい  問われる、選手とアントラージュの意思疎通 萩原智子(JSPO日本スポーツ少年団副本部長)、
滝川哲也(Sport Japan編集部会部会長)、
松尾哲矢(Sport Japan編集部会副部会長)

〈第2特集〉
ついに日独もリアル交流~さらに熱い夏、数々~
2023夏のスポーツ少年団活動

第6回ジュニアスポーツフォーラム

P32 〈特別講演〉脳の発達と教育
細田千尋(東北大学大学院情報科学研究科准教授)

P36 〈A分科会〉
プレーヤーズセンタードなコーチングの実践 

P38 〈B分科会〉
子どもの発育発達と地域スポーツ~アフターコロナを支えるスポーツ少年団の姿~ 
本ページ記述に一部誤りがございました。ここにお詫びし訂正いたします。
38ページ上段パネリスト武井正英氏プロフィール
【誤】「山梨県スポーツ少年団本部長」→【正】「山梨県スポーツ少年団副本部長」


P41 〈C分科会〉
地域スポーツ団体のガバナンス整備~運動部活動の地域連携・移行も見据えて~ 

P44 〈D分科会〉
スポーツ界における暴力行為等根絶に向けた次の10年の取組を考えよう 

P47 「令和5年度日本スポーツ少年団シニア・リーダースクール」
ディスカッション、指導実践を通じてリーダーを学ぶ 

P50 「第50回日独スポーツ少年団同時交流」
「スポーツ×SDGs」~スポーツが拓く社会の持続可能性~ 

P54 「日独スポーツ少年団同時交流50周年記念式典」 

P55 「全国スポーツ少年団競技別交流大会」
キラリ輝くサマー★メモリアルフォトアルバム
第45回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会、第46回全国スポーツ少年団ホッケー交流大会(男子/女子)

P59 【特別企画①】日本スポーツマスターズ2023福井大会
「日本スポーツマスターズ2023」生涯現役! 日本一を懸けた熱い戦い

P60 【特別企画②】第31回日・韓・中ジュニア交流競技会 和歌山大会
他国のスポーツ文化に触れ、友情が芽生えた7日間 


〈連載〉
夢、輝け! クラブ探訪 [52]
P24 入団のきっかけはお兄ちゃん、お姉ちゃんへの憧れ
石井リーダースポーツ少年団(徳島県石井町)

P26 陸上競技部の地域移行へ走っている準備段階を共有
石垣島アスリートクラブ(沖縄県石垣市)

P28 スポーツ人生百景スペシャル
第18回日本スポーツグランプリ表彰

P64  Let’s try ACP 目的別運動プログラム活用術! ④
運動有能感を高める
佐藤善人(東京学芸大学教育学部教授)

P66 「わたしのフェアプレー」インタビュー[64] 
できないことがあるって希望、次のステージに進んでいいよという神様からのプレゼント
浦田理恵(ゴールボール)

P68 SPORT HAPPINESS FOR WOMEN④
子育て世代の女性のスポーツとの関わり方
石井伸枝(総合型地域スポーツクラブむーブ事務局長)

P70 私の指導「成功例」「失敗例」、そしてたどり着いた答え[34]
失敗してもチャレンジし、振り返る。それが学び続けるということ
中竹竜二(ラグビーフットボール)

P72 学び続けるコーチ ―私の成長計画― [22]
プレーヤーの成長につながるような、
自分(指導者)の成長目標を立てる大切さを実感しました
及川雄輝(岩手県立盛岡南高等学校水泳部監督)

P74 あすから実践! 子どもの主体性を育む魔法の導き④
ことばが子どもを育てる、主体性を育む“コミュニケーション”の重要性
天野ひかり(フリーアナウンサー)

P76 部活動改革、その先へ~地域で育むジュニアスポーツ~「学校運動部活動」⑩
【運動部活動地域連携・移行の現状と理想】
理想は兄弟分のスポーツ少年団と一緒に育む小中一貫指導
澤田樹孝(富山/うおづスポラ運営委員長)

P78 これですっきり トラブル防止・解決のヒント[22]
自然災害対策の最優先は命と安全
柳川 豊(西山・下出法律事務所)

P80 そのだいご味は千差万別、そして自由 スポーツをもっと×2楽しむ! ⑩
自分の生活の延長線上に絵という表現があるべき
描く(山田裕司/画家)

P82 スポーツ界から暴力、暴言、ハラスメントなど不適切行為を根絶! ⑩
「NO!スポハラ」×「暴力撤廃アクション」スペシャル対談
「スポハラ根絶、今すぐ取り組むべきこと」
益子直美(JSPO副会長)、川合俊一(日本バレーボール協会会長)

P85 国体通信[51]第78回国民スポーツ大会冬季大会開催地情報①
スケート・アイスホッケー競技会開催に向けて力が入る苫小牧市


〈JSPOインフォメーション〉
P86 ●「令和5年度スタートコーチ(スポーツ少年団)インストラクター移行研修会および養成講習会」終了報告
P87 ●スポーツ少年団指導者登録に係るJSPO公認スポーツ指導者資格の取得について
P88 ●「JFA第47回全日本U-12サッカー選手権大会」の開催
● 運動適性テストⅡ測定結果提供のお願い
P89 ●アスリートらによる「NO!スポハラ」活動メッセージ動画の発信
● 公認スポーツ指導者認定状況(2023年10月1日現在)
P92 ●公認スポーツ指導者資格更新研修開催予定一覧
P93 ●グラウンド・ゴルフ国際大会YURIHAMA2023を開催!(2023 Yurihama International Ground Golf Open)

P94 読者の広場/プレゼント/ブックレビュー
バックナンバー&定期購読のご案内/編集後記
P96 Sport Japan 送付先変更について


編集後記
「Sport Japan」 編集部会 副部会長
遠藤啓一

文化としてのスポーツ

 今年の夏は猛暑で、全国的に熱中症アラートが出ずっぱりでした。スポーツ活動や大会運営等も細心の注意を払いながら行われたことでしょう。暑い日中の試合を中止しナイターへと変更された全国スポーツ少年団軟式野球交流大会もその一例でした。
 そんな中、私は、今年で50周年を迎えた日独スポーツ少年団同時交流に参加する機会を得ました。コロナ禍で実に4年ぶりの対面での交流でした。日本、ドイツ双方で記念式典が盛大に行われ、これまでの歴史を振り返りながら大勢の参加者が感慨に浸りました。
 今回の交流期間中は、主に南ドイツを訪問し、受け入れてくれた4つの地域のスポーツクラブの方々と交流して来ました。ドイツの方々と交流してみるといつも感じることなのですが、彼らは実に楽しくスポーツをするのです。そして生活の中に「スポーツ」が自然に取り込まれているのです。一つの文化としてスポーツが捉えられています。それぞれの個人の意見を大切にし、尊重し合って活動をしています。こんなスポーツ文化のところには、ハラスメントなんて存在しないのだろうなと思うのです。日本にも、そんなスポーツ文化が根付いてほしいと感じさせられる旅でした。
 これまで、同時交流には多くの若者が参加していますが、スポーツ少年団から育った多くの若者たちがその担い手となってほしいと感じています。


発行:公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)
〒160‐0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4‐2
JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE
TEL 03-6910-5800

編集:日本文化出版株式会社 Sport Japan編集部(お問い合わせ窓口)
〒169‐8915 東京都新宿区高田馬場4‐30‐20
TEL 03‐3365‐7676 FAX 03‐3365‐7385 
Eメール:sportjapan@nbp.ne.jp

印刷:図書印刷株式会社

定価:1,100円[本体1,000円]※郵送料を含む。

●公認スポーツ指導者の購読料は登録料に含まれています。 
●単位スポーツ少年団・市区町村スポーツ少年団・都道府県スポーツ少年団に対しておのおの2冊を無料配布しています。
本誌は、スポーツ振興くじ助成金を受けて発行しています。

編集部会
滝川哲也、松尾哲矢、遠藤啓一、菊池彩花、谷本歩実、松澤淳子、宮嶋泰子、金沢 敬、添谷大輔(順不同)

編集/取材
日本文化出版㈱/中川智文、小畑光也、飯塚友子、髙木希武、清水柊吾、大森裕子 (広告)恩田 卓、古川美和子、鈴木渓介
泉 誠一、三上 太

表紙写真
Satoshi KOHNO/ピクスタ

写真
日本文化出版(山岡邦彦、石塚康隆)

イラスト
石川正順、庄司 猛

デザイン
㈱ラジアン/斧澤光則、二戸良治

Sport Japan 2023年11・12月号(vol.70)

Sport Japan 2023年11・12月号(vol.70)