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2012/01/12
第14回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の受賞者が決定しました
1月11日(水)開催の本会理事会において、第14回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者が決定いたしました。なお、表彰式は3月28日(水)の本会評議員会に併せて行う予定です。受賞された方は次の通りです。■功労賞受賞者佐伯年詩雄氏(筑波大学名誉教授)我が国スポーツ社会学分野の草分けとして、日本スポーツ社会学会や日本スポーツ産業学会の創設を主導するなど、学術振興に多大な功績を残した。また、国や公的機関のスポーツ政策や調査・研究に対し積極的な提言を行うなど、スポーツ現場に直結する活動にも精力的な活動を展開した。さらに、昨年の日本体育協会・日本オリンピック委員会創立100周年記念事業に際しては、企画広報部会委員としてシンポジウムの企画及び「スポーツ宣言日本」の起草において中心的役割を果たすなど、多大な功績を残された。■奨励賞受賞者日本サッカー協会男女ナショナルチーム医・科学サポートグループ(代表:福林 徹氏/日本サッカー協会スポーツ医科学委員会委員長、早稲田大学スポーツ科学学術院教授)近年、サッカー競技においては、男子ナショナルチームの2010年ワールドカップ南アフリカ大会におけるベスト16入り、女子ナショナルチーム(通称:なでしこジャパン)の2011年ワールドカップドイツ大会での優勝など、世界における躍進は目覚ましいものがある。その活躍の陰で、本医・科学サポートグループは、高地馴化を促すための低酸素吸入、疲労回復のための高酸素の利用、尿検査によるコンディショニング把握の開発、より質の高いメディカルチェックの積極的実施など、総合的な医・科学サポート体制の確立に取り組み、質の高いコンディショニングづくりに貢献してきた。また、本年のロンドンオリンピックを控え、特に女子チームにはワールドカップに続く、優勝・金メダル獲得という大きな期待が寄せられており、医・科学サポートグループのより一層の活躍が期待されている。<※秩父宮記念スポーツ医・科学賞について> 故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。 また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。 本会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツの競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。 本賞には、功労賞と奨励賞を設け、次の要件を満たす方(グループ)の中から受賞者が選考されます。【功労賞】 多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。【奨励賞】 スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。主催:日本体育協会共催:読売新聞社後援:文部科学省/日本オリンピック委員会
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