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JSPOからのお知らせ

日本スポーツ協会からのお知らせ:index

お知らせ2021/02/16

これからのスポーツ界を担う若者がフェアプレーについて考える会議を開催!~コロナ禍でもオンラインで思いをひとつに~

去る2月5日(金)、フェアプレーについて考える会議「2020フェアプレイ会議」をオンラインにて開催しました。

2020フェアプレイ会議は、スポーツやわが国の未来を担う“若者”がスポーツの楽しさやフェアプレーの意義などについて意見交換し、より幅広くフェアプレーを浸透させるために開催したもので、一昨年、昨年に引き続き3度目の開催となります。

今期は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、開催が難しいのではという懸念もありましたが、大切なフェアプレーを継続して伝えていくことの価値を重視し、オンラインでの開催に至りました。


2020フェアプレイ会議
では、①有識者の発言を通じてフェアプレーについて学ぶ「理解セクション」、②フェアプレーについて語り合い、若者同士で意識を共有する「考えるセクション」、③会議を経て感じたことを明日からの行動目標としてアウトプットする「行動セクション」の3つのセクションを通じてフェアプレーについて考えました。

理解セクションでは、フェアプレーに関する理解を深めるため、フェアプレーは大切であること、ただ、大切なものだとわかっていながらできていない(できない)現状があること、フェアプレーが不在だとスポーツや世の中はどうなってしまうか、といった切り口でコーディネーターやパネリストが発言し、参加者に問題提起しました。

考えるセクションでは、グループごとに「フェアプレーできない状況はどう生まれるのか?それはなぜか?」、「フェアプレーの輪を広げるために、私たちに何ができるか?」をテーマに、自身のスポーツ経験やフェアプレー観などから議論しました。「できること、やるべきこと」としてグループの発表では、「#フェアプレー集、#わたし(ぼく)のフェアプレーといったハッシュタグをつけて、フェアプレーな場面をSNSで配信」「教育・普及活動といったセミナー開催」「フェアプレー=思いやりCM」といったアイディアが挙がりました。

最後の行動セクションでは、参加者それぞれが今後実践するフェアプレー行動を発表し、決意を新たにしていました。具体的には、「笑顔の輪を広げる」「今の当たり前を当たり前にしない」「自分自身のフェアプレーで世の中にフェアプレーを伝える」「日々の努力に価値を見出す」といった宣言があり、次代を担う若者としての気づきや思いが表れていました。

 


 今回は、JSPO加盟(準加盟)競技団体役職員もオブザーバーとして会議に参加しており、オブザーバーからは「自分の競技でも広めていきたい」といったコメントがあり、双方にとって良い刺激になっていたようです。