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日本スポーツ協会からのお知らせ:index

ニュース2016/01/19

第18回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者が決定

  1月13日(水)開催の本会理事会において、第18回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者が決定しました。なお、表彰式は3月23日(水)の本会臨時評議員会に併せて「グランドプリンスホテル新高輪」にて行う予定です。

■受賞者
【功労賞】
多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。
氏 名 勤務先及び所属 受賞理由
佐々木 秀幸
(ささき ひでゆき)
日本陸上競技連盟 顧問
スポーツ方法学・トレーニング科学を専門とし、永年にわたり現場指導者としての活動と並行して研究活動に携わり、現在のジュニア選手育成の指針ともなる「早期専門化の弊害」や「オーバートレーニングの問題」などの競技者育成の先見的な知見を提示されてきた。また、第3回世界陸上競技選手権大会(平成3年・東京)においては、日本陸上競技連盟バイオメカニクス研究班を組織しその活動を推進された他、多くの組織・団体において要職を歴任する中で、東京マラソンでのAED(自動体外式除細動器)の導入を推進するなど、スポーツの普及・振興に係る事業に尽力されてきた。
佐々木氏の功績についてはこちらPDF


【奨励賞】
スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。
名 称
代表者 受賞理由
「アクティブ・チャイルド・プログラム」普及・啓発プロジェクト
富田 寿人
(とみた ひさと)

静岡理工科大学 教授
同研究プロジェクトは子どもを取り巻く環境要因へ働きかける方法を提案することを目的として、基礎的動き・動きの評価方法に関する調査研究等、4つのテーマについての研究を行い、その成果をとりまとめ「アクティブ・チャイルド・プログラム」を制作した。このプログラムは、ガイドブックやDVD教材として全国の小学校約22,300校、総合型地域スポーツクラブ約2,900クラブに提供された他、指導者・教員を対象とした講習会を全国各地で開催した。現在は研究の第2段階としてより低年齢向けの「幼児期からのアクティブ・チャイルド・プログラム」を作成し、全国各地で講習会を開催しているところであり、全国的な規模で子供の運動促進に大きく貢献することが期待される。
同プロジェクトの功績についてはこちらPDF


■秩父宮記念スポーツ医・科学賞について
  故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
  また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
  本会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツ競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。
  本賞には、功労賞と奨励賞を設け、次の要件を満たす方(グループ)の中から受賞者が選考されます。



主催:日本体育協会
共催:読売新聞社
後援:文部科学省/日本オリンピック委員会


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