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日本スポーツ協会からのお知らせ:index

ニュース2014/01/15

第16回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の受賞者が決定

  1月15日(水)開催の本会理事会において、第16回秩父宮記念スポーツ医・科学賞受賞者が決定いたしました。なお、表彰式は3月26日(水)の本会臨時評議員会に併せて「グランドプリンスホテル新高輪」にて行う予定です。

■受賞者
【功労賞】
多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。
氏 名 勤務先及び所属 受賞理由
小林 寛道
(こばやし かんどう)
東京大学名誉教授

東京大学大学院
新領域創成科学研究科
特任教授

静岡産業大学経営学部
客員教授
  認知動作型トレーニングマシンの開発及びトレーニングシステムの構築、子どもから高齢者およびスポーツ選手を対象にしたQOM(Quality of Motion:動作の質)の向上を図るトレーニング方法の開発、運動と脳の活性化に関する実証的研究、知的障害児の運動・トレーニングに関する研究、高所トレーニング、低圧・低酸素トレーニングに関する研究、陸上競技世界トップレベル競技者の技術分析など、バイオメカニクス、運動生理学、発育・発達等の広範囲にわたり多くの研究実績があるとともに、日本体育学会会長、日本発育発達学会会長などを歴任し、我が国のスポーツ界発展に幅広く貢献してきた。
同氏の功績についてはこちらPDF


【奨励賞】
スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。
名 称
代表者 受賞理由
総合型地域スポーツクラブ育成支援に関する実践的研究グループ
黒須 充
(くろす みつる)

福島大学
人間発達文化学類 教授
  全国の総合型地域スポーツクラブの設立と運営を支援する全国組織の中間支援団体である特定非営利活動法人クラブネッツを組織し、「日本にクラブライフを実現する」を掲げて全国各地でネットワークを結成することを通して、スポーツの文化的意義を高めるとともに、総合型地域スポーツクラブ構想の理念を広く社会全体で支援・協力してもらうことを推進している。
 また、その研究成果として、総合型地域スポーツクラブに関連する書籍を精力的に発刊し(現在まで7冊)、2004年には「My Town Club(全国の総合型地域スポーツクラブのデータベース)」をまとめ、全国の関係者に配布してその育成状況を公表してきた。
  2004年と2005年には、2年連続で兵庫県と東京都において、新聞社と合同の「スポーツライフシンポジウム」を開催するなど、啓発活動の先端を切り開いてきた。
  さらに、2011年3月11日に発生した東日本大震災後、同年6月1日から「子どもスポーツ支援プロジェクト」を立ち上げ、全国から支援金を集め、被災地の総合型地域スポーツクラブへの支援活動を精力的に行っている。
同グループの功績についてはこちらPDF


■秩父宮記念スポーツ医・科学賞について
  故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。
  また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。
  本会では、故秩父宮妃殿下からの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツ競技力向上と普及振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮記念スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。
  本賞には、功労賞と奨励賞を設け、次の要件を満たす方(グループ)の中から受賞者が選考されます。

【功労賞】
多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。

【奨励賞】
スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。



主催:日本体育協会
共催:読売新聞社
後援:文部科学省/日本オリンピック委員会


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