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2009/09/24
メルマガ(第47号)連携ニュース 【4】<今月のひな型>「青谷スポーツクラブ」の低出席・退会者対象アンケート調査
※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第47号」と連携した内容となっております。 メールマガジン配信希望の方は、下記関連リンク「メルマガ登録ページ」より登録いただけます。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 【4】<今月のひな型>「青谷スポーツクラブ」の低出席・退会者対象アンケート調査●弥生人の「脳みそ」が発見された町「青谷スポーツクラブ」(鳥取県、以下、青谷SC)は、平成20年、鳥取市内の人口約7,750人の地域に設立された総合型クラブです。青谷町は「山の緑と海の青さ」に象徴される自然に恵まれ、因州和紙をはじめ多くの産業文化に彩られた町。平成12年には青谷上寺地遺跡から弥生人の「脳みそ」が発見され、日本中の考古学ファンを驚かせています。現在、青谷SCの会員数は52人(2009年7月末現在)で、これまでスポーツに親しめなかった中高年の女性が太極拳、エアロビクスに気持ちよい汗を流しています。●アンケート調査の意義や効果クラブにおけるアンケート調査は、通常、住民や会員対象に行われます。住民や会員のニーズに合っていなければ、クラブに足を運んでもらえません。企画内容に対しての参加見込みや、入会の効果なども、アンケート調査をすればわかります。青谷SCの場合は、出席率の低い会員や、退会した会員に対してもアンケート調査を行いました。次年度の事業計画書と調査票を一緒に送り、切手付の返信用封筒も同封しました。クラブ設立後は、会員の継続率を高め、退会率を減らすことが、安定的な経営に向けて重要な課題になります。低出席・退会の理由や、そうした人の属性・傾向をつかみ、今後の運営に活かすことは大変有効な対策になります。●既にある調査票を活用青谷SCで使った調査票(文末「関連ワード」参照)は、ひとまず、先進クラブが作成したものを名前だけ変えて使いました。調査票づくりで悩んで「結局やらなかった」というよりも、今ある調査票をそのまま使ってでも、実施することに意義があります。 低出席や退会者の合計28人に配布し回収は13人、回収率は46%でした。定量化し分析するには、サンプル数が少ないのも事実ですが、低出席や退会者の満足が決して低いわけではないことが調査結果からうかがえました(文末「関連エクセル」参照)。 ●調査結果から得られた改善点「出席がなかなかできない理由」を今回の調査では聞いていませんが、自由記述欄を設けたことで、生の声があがってきました。青谷SCでは、これらの少ない情報の中から、「参加したいが曜日が合わないので、他の曜日もあると参加しやすい」という会員の要望を読み取りました。これを受け、土曜日のみの開催から平日の火曜日を増やし、週2日へと改善し成果をあげています。(協力:長谷川和郎 青谷スポーツクラブ ラブマネジャー、 中村千晶 鳥取県クラブ育成アドバイザー)【青谷スポーツクラブ連絡先】〒689-0521 鳥取市青谷町露谷50 青谷町農林漁業者トレーニングセンター TEL/FAX:0857-85-2359Email:k_hasegawa@ncn-t.net (長谷川氏)
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