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総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

総合型クラブ2009/05/20

メルマガ(第43号)連携ニュース <特集> クラブの人材集めと設立準備

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第43号」と連携した内容となっております。
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クラブの立ち上げでは、設立・運営に向けた組織づくりが重要です。
一緒に考え、動いてくれるメンバーを集め、着実に立ち上げたいものです。

しかし、協力してくれる人が思うように集まらない、
集まっても、意見が出なかったり、意見がまとまらなかったり・・・。
そんな、立ち上げの時の「壁」があります。

そこで、経験豊かなクラブ育成アドバイザー3名による座談会を開催しました。
悩めるクラブ関係者へ、具体的な助言と熱いメッセージをお伝えします。

<座談会参加アドバイザー(五十音順、敬称略)、プロフィールは文末からどうぞ>
伊倉晶子    東京都クラブ育成アドバイザー(アドバイザー歴3年目、クラブ設立・運営経験あり)
遠藤晃弘    神奈川県クラブ育成アドバイザー(アドバイザー歴4年目、)
加藤裕之    埼玉県クラブ育成アドバイザー(アドバイザー歴5年目、クラブ設立・運営経験あり)


■1.アドバイザーの仕事紹介  「アドバイザーは“打ち出の小槌”。地域内外で、どんどん出します!」

遠藤:全国に68人のアドバイザーがいますが、年齢もキャリアも様々です。私は自分でクラブを立ち上げた
      経験がないので、クラブのみなさんと共に考えたり、ときには教えてもらったりしながら知識や経験
      を身につけ、アドバイスに活かすなど恩返しをしています。アドバイザー業務の核として、創設支援
      事業が円滑にできるようクラブの後方支援をしています。

伊倉:クラブを通算約10年運営した経験をベースにして、アドバイザーの仕事をしています。一番のキーワ
      ードは「地域」。スポーツを手段として地域を活性化させる目的に向かって、それぞれの現場に合っ
      た提案をしています。気づきがあるよう現場を盛り上げたり、楽しい雰囲気づくりをしたりしています。

加藤:未育成市町村を中心に創設支援の仕事をしています。クラブを作った立場から入ってきました。強み
      として、民間、行政、非営利組織、すべてにいた経験からいろいろな角度から物をみることができる
      ので、それを活かしてアドバイスしています。つぶれないクラブを作りたいので、育成期間中は組織
      体制を強化したり、主体的に動いてもらえるよう委員のモチベーションをあげるような働きかけをし
      ています。

遠藤:アドバイザーは「打ち出の小槌」。叩けばいろいろなものが出てきます。困った時やアイデアがほし
      い時は、もっと叩いてください(笑)。アドバイザーを上手に活用しないと、もったいないです。県
      外のクラブからの依頼で、視察もアレンジします。視察後につながりができて、相談にのることもあ
      ります。

加藤:たしかに「アドバイザーに聞いてください」と言っても、あまり聞きにこないクラブもあるし、県外
      のクラブから聞かれることもあります。地域にかかわらず、地域外のアドバイザーに聞いてもいいと
      思います。アドバイザーにも、それぞれ得意分野がありますから。

■2.人材集めのポイント(1)  「個人として参加する」仕組みにする!

遠藤:設立準備委員会を結成するまでが大事です。初期の段階で、体指、青少年団体、競技団体、JCなど、
      かかわる可能性がある地域の主要な方々を対象にクラブ創設について話をする機会を設けます。機会
      を設けるのが難しければ、行政に調整役をお願いするのもひとつの方法です。話し方も大事です。ひ
      とづくり、地域づくり、そのような趣旨であれば誰も反対しません。結果的に参加しなくても、こう
      した集まりで話を聞いたということは、反対する人を増やさないという点でとても意味があるのです。

      準備委員会には組織の肩書きを背負って参加するのではなく、個人として参加する仕組みにすること
      が重要です。肩書きや所属はあってもいいのですが、あくまで個人として賛同する人を設立準備委員
      会では組織化します。「私、やります!」という個人の意思で、メンバーを集めましょう。やる気や
      楽しい雰囲気が人を寄せ集めます。

      創設前のプレ事業を通して人材を集めているクラブもあります。活動を体感して「いいな」と思った
      人から協力者がでてくる。会議のような机上では、形になってみえないので、なかなか協力する人は
      増ませんが、実際の活動を通じて「総合型クラブって、こんなことを地域でやってくれるんだ」とい
      うことを実感してもらえば、協力者が増える可能性がぐんと高まりますよ。

■3.人材集めのポイント(2)  「公募」や「部分依頼」の方法もある!

加藤:人材集めでは、準備委員会メンバーを公募したり、研修会でのメンバーがそのまま準備委員会に移行
      したり、いろいろなパターンがあります。スポーツ関係者以外の人がメンバーに入ったクラブは強い
      です。
      
      人材を集める努力としては、クラブに必要な人材に直接声をかける。たとえばパソコンやデザインな
      ど、その部分での役割を担える人に地域の人を通してお願いします。無理に押し付けず、その人が活
      躍できる部分を手伝ってもらうようにしています。

伊倉:東京都でも行政に「準備委員会を立ち上げるので一般公募を必ずやってください」とお願いしていま
      す。主に市区町村HPでの公募です。公募は良い・悪い面、両面ありますが、いい人が来るとクラブ
      は大変活性化します。ある人口6万人の地域で公募した時、2人来ましたが、非常に力を発揮してくれ
      ています。

加藤:埼玉の例では、公募だけで年齢やジャンルが異なる15人が集まり、最終的には半分くらいになりまし
      た。準備委員会メンバーとして残ったのは、本当に地域のことを良くしよう考えている50,60代の人
      が中心でした。

伊倉:新しい人を呼び込む方法として、クラブの仕事を細分化して、具体的に「こういう仕事ができる人を
      仲間から引っ張ってきてください」と今いる方にお願いしたりしています。忙しい人も多いので、会
      議に出られなくてもOKとします。できるだけ負担感なく楽しくできるように、不得意なことはやらな
      くていいし、今以上つきあわなくてもいいことにするなど、ハードルを低くすることも呼び込む際に
      は必要ですね。

■4.人材集めのポイント(3)  「面白いオーラ」を発し、困った状況を笑える余裕

伊倉:立ち上げ自体は3人でも立ち上げられます。立ち上げ期と運営期に必要な人材は異なりますが、いず
      れにしても面白くなければ誰も寄ってこない。「面白いんだよ~」というオーラを発していれば、自
      然に人が集まってきます。

      総合型クラブは、得てしてよくわからないから説明を詰め込んでしがち。「総合型」の枠にはめると
      窮屈でつまらなくなるので、枠にはめない方がいい。よくわからないままでも、「こんなことやりた
      い」「あんなことやりたい」という話がでてくれば、面白く進んでいくものです。

加藤:「面白いオーラ」があるクラブは、みんなが自分の意見や思いを話せるなど、話しやすい雰囲気があ
      ります。そのようなクラブには人が寄ってくる。一方的に説明をするような会議をしているクラブに
      は、とくに若手は来ませんね。

      「この場は、みなさんの夢が実現できる場ですよ」と言っておだてたりしています(笑)。ただし、
      アドバイザーとして気をつけているのは、あまり意図的に先導しないこと。

遠藤:安定したクラブを見ていて気づいたことがあります。クラブの問題・課題はいつでもありますが、困
      った時に、その困った状況を、みんなで笑って楽しんで乗り越える機能があるかどうか。そんなクラ
      ブは見ていて楽しそうだし、安定しているし、いいなと思います。余裕、柔軟性があるという感じで
      しょうか。
      
伊倉:クラブにどっぷり浸かるのではなく、本業などが別にあって「クラブは生活の一部」という位置づけ
      から余裕が生まれるように思います。

■5.人材集めのポイント(4)  「共働」には手順あり、「導入」での演出も大事

遠藤:アドバイザーもクラブのお役に立てるようアドバイザーミーティングにて研修を受けています。今年
      のテーマは、ファシリテーションでした。一緒にやろう、共に動こうという「共働」にまでもってい
      くには、「共有」と「共感」のプロセスが大事だという話がありました。

      ありがちなのは、いきなり地域住民に対して「共働」を求めすぎること。「共働してください」と強
      要しても、なかなか気持ちは乗ってきません。「共有」「共感」の「導入」をいかにうまく図るか、
      そこに目を向けよう、と講師の方がおっしゃっていました。
      
      具体的に「共有」とは自己紹介やふれあいなどを通して、お互いのことや地域のことをよく知り合う
      こと、「共感」はおしゃべりや飲み会などを通して、共に必要だと思うことや共に楽しいと感じるこ
      とです。「共有」「共感」には多様なアプローチがあります。時間がかかり面倒ですが、それが「共
      働」、「共創」につながっていきます、クラブも同じだと思います。

伊倉:会議には来なくても、地域のお花見には百人以上も人が集まります。「導入」は自分たちの思いを訴
      える場ではなく、100%、相手のニーズで考えて人を集めること。そこから人間関係を序々につくって
      いく。

      「導入」で顔の見える関係になれば、次のお誘いやイベント手助けなどのお願いがしやすくなり、来
      てくれる可能性も高まります。一気に人材を増やすのは難しくても、10人が1人ずつ連れてくれば20
      人に増やすことができます。

■6.求められる「会議の技術」

伊倉:準備委員会に人が集められるクラブは、会議がうまいと思います。会議の運営では、楽しく、いろい
      ろな人が意見を言いやすい雰囲気をつくって、決めるべきことは、きちんと決める。そうするとプロ
      グラムも充実し、クラブが発展します。
      
      しかし現状では、こうした会議運営ができないクラブもあります。クラブの会議では、リーダーシッ
      プよりコーディネート力が求められると思います。

加藤:そうですね、非営利組織のリーダーは支援型がいいのです。トップダウンのいいところもあります
      が、この人がいなくなると組織が分解するとかクラブが続かないということにもなるので。
      埼玉県では、クラブの代表と会議の進行役を分け、進行役はみんなの意見を引き出すようにしまし
      た。

      また、会議自体が盛り上がらないとき、わざと反対意見を出してみんなが議論するような形にした
      進行の方もいました。みんなが熱くなって思いを語るように場を持っていき、実際みんなが熱い思い
      を語り始めて、うまいな~と思いました。

伊倉:会議で参加者の声がまとまりにくいのは、声が大きい人が数人いるようなところ。そのようなクラブ
      はカードワークを使って、声の大きい人だけでないみんなの意見を洗い出しましょう。
      それをKJ法などでまとめるなど会議の技術を使うと、みんなの意見があぶり出され、声の大きい人
      が黙らざるを得ないようになります。カードワークは、それほど専門的な技術を必要としないのでお
      勧めです。

      また、意見の堂々めぐりを避けるために議事録は必ず作成すべきです。何を話して、何が決まったか、
      次の会議で何を話し合うのか、1枚のメモでもいいから残すこと。次の会議はそこからスタートでき
      ます。

■7.世代や新旧などメンバー間の温度差を超える方法

伊倉:どうしても、中心者と同世代が多く集まる傾向があり、中心者が60代だと、若い人が途中でいなくな
      ってしまいます。また、創設期に一緒に立ち上げたメンバーと後から入ってきたメンバーの温度差が
      非常にあります。

      そのため、私は、現場ではアットホームにやって、運営ではビジネスライクにルールにのっとってや
      るようにしています。「誰でもこのルールにのっとればできる」というように。好き嫌いをはじめ感
      情が持ち込まれると不協和音が起こりやすくなってしまいます。

遠藤:本県では、既存の団体(スポーツに限らず)を中心に、準備委員会を結成し、設立を目指すパターン
      が比較的多い状況があります。既存の団体には、歴史があるところが多いのです。しかし、歴史があ
      るクラブでは、新旧の関係ができてしまうことから、新しい協力者を増やすことが難しい。

      そこで、あるクラブは、「自分のクラブで、自分のクラブ理念を理解した人材を育てる」という発想
      のもと、地域住民対象に、子どものスポーツ、子どもと人権、学校と地域の連携、地域の安全、オリ
      ンピック選手などのテーマで、8回の講座を開催しました。もちろん最後はクラブの活動紹介をしま
      す。

      ある講座の日に、そこに地域から参加されていた高齢者の方が誕生日だということをスタッフが知
      り、講座終了後に、若手イケメンスタッフが誕生日祝いとして花束を渡すサプライズがありました。
      その場が一瞬にして、ファミリーになったのです。このような、ちょっとしたアイデアで、世代や新
      旧などの上下関係を超えられることもあります。その工夫にぐっときました。

      「協力してくれ」という一方的なお願いでなく、研修会などで一緒に勉強しながら、クラブの活動の
      良さを伝え、間口を広げ、徐々にクラブに協力してくれるような協力者を育て、サポーターも増え
      る、というのがクラブの人材集めのいい流れだと思います。

■8.クラブづくりのリーダーシップ、自分が熱くなるために・・・

遠藤:クラブづくりに必要なリーダーシップを、実際に出会った人の共通項で3つ考えてきました。

      クラブづくりは何かを変えていくことですので「夢をもち挑戦する気持ち、エネルギー、失敗を恐
      れない」、ネットワークを広げていく部分から「透明性、多様性をもって受け入れ、外に開く」、
      最後に「居心地のよい、みんなが楽しいと思える空間を、自分が作るのではなく、スタッフと共に
      作り上げていくことができる演出家」。

      クラブの規模が大きくなれば、求められることは増えていきます。このようなリーダーシップは全
      部なければいけないわけではありませんが、熱さがあればやっていける。

      もし、クラブづくりに迷いがあり、不安が大きくて熱くなれない、ということがあれば、アドバイ
      ザーに電話をください(笑)。クラブを紹介します。熱いクラブを体感すれば、何かしらのイメー
      ジをもつことができます。「こうやっていく」というイメージがないと自分が熱くなれないし、目
      指すものが見えていない状況では人も集まってきませんよね。

      クラブの人たちはとにかく、熱いです。クラブに行くと、言葉では伝えきれないものを見て感じて
      元気をもらえます。クラブ側も仲間が増え、ネットワークづくりのきっかけになるかもしれないの
      で歓迎です。

      いろいろな事例をみて、「この切り口で自分の地域でもできるかも」と気づくことが重要です。
      自分の中だけで考えていてもどうしようもありません。自分もそんなふうにして育ってきたアドバ
      イザーなのです。


■9.小さなことでもやりたいことを人に伝えてみる

伊倉:自分で何をしたらいいかわからなかったり、やりたいという気持ちがなかったりするリーダーは、
      リーダーをやめた方がいいと思います。「こういうことがやりたいんだよ」と人に言っているうち
      に人が集まってきます。話があまり得意でない場合は、紙を作って見せてもいいのです。

加藤:自分の経験上もそうでした。「こうしたい」と言っていたら、「他にも同じことをやりたいと言っ
      ている人がいる」と仲間を紹介されるなど、人材が徐々に集まりマッチングしていきました。

遠藤:行動する段階で壁があるのは、よくわかります。しかし、発信していかないことには何も始まりま
      せん。意識的に「夢を語る」こと。どんな小さなことでも、隣の人に話すレベルでもいい。少しず
      つでも伝えて、中身が変わってきてもかまわないのです。種をまくことが大事です。

      準備委員会は、みんなで一緒にやろうと思える会をつくれるかどうか。「“やりたい”を実現して
      あげられる環境」や仕掛けにポイントがありますが、当人たちが、“楽しい!”と思う、“やりた
      い!”と思うことが根幹です。

      リーダーは孤独だという話もあり、地域には思いをもっていても孤軍奮闘しているリーダーが少な
      くありません。そんな人たちを地域でどうつないでいけるかが、アドバイザーの役割でもありま
      す。スポーツや総合型クラブは人をつなぐのにいいツールだと思っています。

■10.設立準備段階で気をつけたいこと

伊倉:個人の資質に資するのではなく、なるべく運営部分をルール化し、強力なリーダーシップや資質が
      なくても仕組みとして運営できるようにすること。また、自分の思いと社会的ニーズをすり合わせ
      ていかに事業化するかという視点をもちたいですね。理念と同時に、世間からどう評価されるかと
      いうクールな部分をもつことが重要です。

加藤:アドバイザーの仕事でも、「あなたたちのクラブは地域からどう見られているのか」という問いか
      けをしています。自分たちのクラブを客観視することが求められます。

遠藤:地域の状況や自分たちのやりたいこと、社会の変化などを含め、熟考のもとに理念づくりをしてい
      るかどうか確かめてください。コピー&ペーストで短絡的に理念を決めていませんか。「いつで
      も、誰でも‥」というフレーズに倣って、ただ単純に種目を増やすだけでは、会員が集まらない、
      労力ばかり増えてしまうという状況に陥ってしまうクラブがあります。

      種目が少なくても軸がしっかりしているクラブは多世代化してうまくやっています。全体像を見据
      え、「今年はここ」と目標を決めて段階をふんでいけば、無理なく自然と総合型化できます。

加藤:クラブの経営から言えば、「いつでも、誰でも」だとマッチしない面がでてきます。実際には、
      セグメント別で募集や広報をしないとうまくいきません。始めから手を広げずに、2年間は組織の
      基盤づくりをしっかりやりましょう。具体的には、設立準備委員会や運営委員をしっかり固め、
      役割分担をすることです。

■11.人を動かすための「かっこよさ」を発信

伊倉:人口が少なくて人材がいないとか、行政の人が熱意のある人をみつけられないと嘆くケースがある
      のは、「つくること」を目的としているから。「何がしたいのか」が先にあって、ただそれをやる
      ことです。

遠藤:祭りや地域活動などの機能がすでにあって、クラブが必要ないという地域もあります。人口が少な
      い地域でうまくクラブづくりしているところの話を聞くと、行政の担当者が縁の下の力持ちになり、
      仕事だけど楽しみながらクラブづくりに関わっているようです。担当者として「こうすれば地域が
      よくなる」「こんなことがしてみたい」という夢が持てるかどうか。アドバイザーとしては、行政
      の担当者にそんな関わりをもってもらえるようなアプローチも大切だと考えています。

伊倉:人を動かしやる気にするには、現場の問題だけでなく、もうひと押し、違う手段が必要です。
      「これをやったら面白い」と思わせる部分は、コマーシャルなどで動機づけを図る方法もあるし、
      「かっこよさ」を発信した方がいい。

      音楽家の坂本龍一氏がエコ活動について「かっこよさがないと広まらないし続かない」と新聞で語
      られ、まさにそうだと思いました。地域スポーツクラブも「かっこよい見せ方」を工夫しないと若
      い人は食いつかないし、若い人材が入らないと廃れる一方です。また、女性の目をもっと意識して、
      女性の目から、「あら、素敵な団体ね」とみられるようになったらいいと思います。