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総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

総合型クラブ2006/03/20

メルマガ(第06号)連携ニュース「指定クラブ訪問記」

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第06号」と連携した内容となっております。
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指定クラブ訪問記  ~ おおしまスポーツクラブ(富山県射水市大島) ~

  平成18年2月19日(日)設立総会を迎えた「おおしまスポーツクラブ」。平成16・17年度、日体協の育成指定クラブとして、設立に向け活動を展開してきました。このクラブの特徴はなんと言っても7人の侍ならぬ、7人のクラブマネジャーの存在です。
文部科学省もしくは富山県のクラブマネジャー養成講習会を修了されたマネジャーが、総務部会・企画部会・広報部会に分かれて所属し、他の設立準備委員をリードしています。クラブマネジャー養成講習会で学んだ知識と情報をクラブ育成の様々な機会で生かし、その成果を上げています。クラブが地域に根ざして、永続的な運営を行うためには、マネジメントの手法を持ち込むことが有効です。そのことを実証したクラブと言えるでしょう。

  マネジメント手法の実例「大島地区各種団体への説明会の実施」を紹介します。地域住民を含めた、地域の関係者にクラブ設立の意義や目的を理解していただくことはとても重要です。しかし、クラブが設立に向けて説明会を開催しても、なかなか集まっていただけるものではない。「それならば、こちらから各種団体の定期総会や会合にお伺いをし、説明に廻ろう」という設立準備委員会での決定に基づき準備が進められました。
体育協会、体育指導委員、小学校・中学校PTA、老人会、婦人会、児童クラブ、保育園父母会、スポーツ少年団、自治会、役場職員、商工会等、説明団体は30ヵ所に上り、説明した延べ人数は1,115名を数えるまでに至りました。旧大島町の人口は約1万人。つまり10人に1人にはクラブ設立の意義や目的を説明したことになります。

  説明当日は、設立準備委員6~8名によるグループを複数つくり、一グループ内で、説明をする係、チラシ等資料を配布する係、横断幕やポスターを掲げ雰囲気を盛り上げる係など役割分担を決め、限られた時間を有効活用しました。説明時間は短い時は5分、長くても15分程度です。伝えるべき内容を事前に説明マニュアルとして作成し、どのグループが説明をしても同じ内容となるよう配慮した。また、想定問答集もつくり、質問に対してどのグループも同じ回答が出来るよう配慮もされました。想定外の質問には後日答えることとし、説明同様に設立準備委員会としての意思統一を徹底したのです。
小さなアイディアをもパワフルに発揮する「おおしまスポーツクラブ」のマネジャー。「クラブづくりは楽しくなければ続かない」という言葉に今後の7人のマネジャーの奮闘に期待したいと思います。
(報告:南木  恵一  富山県クラブ育成アドバイザー)

【クラブの住所・連絡先】
〒939-0284  富山県射水市新開発300  大島体育館内
TEL・FAX  0766‐52‐7719
E-mail  ooshima-sc@po9.canet.ne.jp

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