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総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

総合型クラブ2008/09/22

メルマガ(第36号)連携ニュース <特集> クラブの拠点・クラブハウス 【学校体育倉庫活用】 NPO法人会津スポーツクラブ

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第36号」と連携した内容となっております。
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【学校体育倉庫活用】
●NPO法人会津スポーツクラブ(和歌山県田辺市)

1.クラブの特徴
  NPO法人会津スポーツクラブ(以下会津SC)は、平成11年から3ヶ年、総合型クラブ育成モデル事業の指定を受け、会津小学校の地域(万呂町・秋津町…人口約900人)をモデル地区として、活動をスタート。平成14年設立時には、サークル部門10種目、スクール部門4種目ある子どもの活動が中心のクラブでした。

  自主運営を図るため、平成19年4月にNPO法人格を取得しました。再出発後は、定期的な活動として子ども中心の活動が12教室、大人中心の健康づくりに5教室が行われています。

2.クラブハウスの特徴
  活動拠点である会津小学校の敷地内にあるクラブハウスは、昨年のNPO法人格取得と同時期にプレハブの体育倉庫の一部を事務所として使用できることになりました。事務所の広さは、約15平方メートルで体育倉庫全体の5分の2です。
  事務所の使われ方としては、会員の受付、クラブのイベント企画や事務処理、月1回の理事会・企画運営会議の際の会議スペースとなっています。

3.クラブハウス確保に至る経緯・方法
  会津SCは、数年前より、田辺市教育委員会及び会津小学校学校長へ空き教室の事務所利用を要請していました。しかし、同小学校には空き教室がなく、やむなく断念。平成18年に体育倉庫の老朽化に伴い建て替えの話が持ち上がった際に、体育倉庫の一部を事務所とすることを会津小学校学校長より提案・事務所としての使用許可をもらったのがきっかけです。
  田辺市教育委員会からは目的外使用は不可ということでしたが、地域住民を対象とした活動ということで、学校長の理解もあり、最終的には、学校長の判断で、事務所としての使用、電気・電話・インターネット等について認められているということです。
  活動拠点である小学校内にクラブハウスができたことで、それまでの行政からの参加人数の報告に比べ会員の声が届きやすく、会員のニーズが把握しやすくなり、クラブ運営が以前より円滑に行われています。

(報告:南  由佳  和歌山県体育協会クラブ育成アドバイザー)

クラブハウス入口
クラブハウス側面
クラブハウス内部