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総合型地域スポーツクラブに関するお知らせ

総合型クラブ2008/07/18

メルマガ(第34号)連携ニュース 私のクラブライフ自慢  ~長野総合スポーツクラブ(大阪府)~

※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第34号」と連携した内容となっております。
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  今回は、長野総合スポーツクラブのみなさんのクラブライフをのぞかせていただきました。
  長野総合スポーツクラブは、大阪府河内長野市の長野中学校区において平成16年4月に設立されました。
  当クラブは、“であい ふれあい わかちあい”を合い言葉にかかげ、地域住民がスポーツ・文化活動を通し、出会やふれあいを大切にしながら楽しさを分かち合える活動を続けて今年で5年目となります。

  このクラブには、トータルスポーツを含みさまざまな種目を選ぶことができるバイキングスクールや個別スクールなどたくさんの活動があります。現在、会員数は約900名、スタッフ・コーチ約100名、合計約1000名の規模のクラブです。詳細はクラブのHP(文末)でどうぞ!
  今回は、ダンスエアロ(ピーチスマイル)、テニス教室、太極拳のみなさんにお話を聞かせていただきました。

★楽しくなくっちゃクラブじゃない!
  やっぱりスポーツは楽しくなくっちゃいけません。みなさんの言葉を集めてみました!

  「ダンスをやりたくってはじめました。すごく楽しくなった。みんなで楽しく踊れたり友達になれたりするのがいい。」(10代、女性)

「このクラブに入る前は何もしていなかった。でも、今は日曜日が来るのが楽しみになった。」(10代、女性)

「もともと個人的にゴルフをやっていたのですが、妻と子どもに強制的に入会を勧められたんです。いざやってみるとハードで楽しくってゴルフからテニスにはまり変わりつつあります。和気あいあいとして下手なりに楽しめるとこが一番いいところ。」(40代、男性)

★クラブでいい指導者との出会い!
  クラブを訪問すると、いつも「いい指導者がいるところは心配ないんです」といわれます。今回、みなさんの話を聞かせていただき、ほんとに実感しました。

  「このクラブ以外でもテニスをやっていますが、いつも試合ばかり。ここではしっかりしたコーチに新たなことを教えてもらえるので、ここで教えてもらったことを活かして他でも練習してるんです。これまで向上心なくやっていたんですが、目的意識を持ってプレイすることができるようになりました。このクラブのおかげで、さまざまな球種を覚えることができたし、こういう風に考えるんだということがわかるようになったんです。」(40代、女性)

「学校の部活動とこのクラブと両方入っているんです。部活動では面数が少なくてしっかりと練習できない。しっかりしたコーチがいるところでやりたいと思って入りました。学校の部活動だと個別に教えてもらえないけど、ここならしっかりと教えてもらえる。」(10代、男性)

「先生がこの教室をつくってくれたから入りました。先生がダンス発表会などいろいろしてくれているので満足です。」(10代、女性)

★総合型クラブならでは!
  いろんなスポーツを選ぶことができる、生活圏のなかにある、世代を超えた出会いがある、リーズナブルである、これらはやはり総合型クラブならではのことだと思います。

  「トータルスポーツ、卓球、バドミントン,土曜日のダンスとこのダンス(ピーチスマイル)をやっています。クラブができたから、いろんなスポーツをするようになった。」(10代、女性)

「とにかく会費が安い。遠くから通っているんで、知らない人ばかりだけれど、すぐにお友達ができていい。月1,500円でいろいろ楽しめるんです。もし会費が上がってもつづけようと思います。」(60代、女性)

「やはり値段的にリーズナブルです。このクラブがないと定期的にスポーツできない。コーチがよく教えてくれるので、進歩が自分でもわかるから楽しい。」(40代、男性)

「ここでは、いろんな世代の人と知り合いになれるのが一番いいところ。年齢問わず仲良くプレイできるところがいい。」(60代、女性)

「バイキングっていうのはいいと思う。いろんなスポーツを気軽にできるのでもっと広げてもらいたいです。クラブは『近くにある』からいいんです。小さいお子さんがいるひとは遠いと入れないから。」(40代、女性)

★人生の先輩から一言ずつ!
  いやぁ、奥深いお話でした。さすが先輩!

「結局、定年があって第二の人生があるんですから、そういうモンを楽しむ団体は、探せばみつかります。このクラブに来ている人は目に輝きをもって活き活きと過ごされています。退職されて一番に感じることは、家族以外自分を守ってくれる人がいないんです。自分の存在する場所がきえてしまう。それで落ち込まれる。そうではなく、あたらしい別の場所を見つけると人生は拓ける。日本をはなれて別の国に行ったと思って、定年後は思い切ってちょっと他をのぞき見をすればいい。せやから、老後はのぞき見の世界やと思います。都合が悪ければ、自分に合う世界へ動けばええ。今は、そういう努力が少したらんのやないかなと思います。」(70代、男性)

「とにかく外へ出る。外へ出て行ったら何かが拓ける。老後っていうんでしょうかね、退職後の楽しみが増えると思うんですね。ちょっと勇気をだして出てこられたらいいと思う。男性は引っ込みがちな人が多いいのでね。世間と交わること、人間はやはり、人と会ったり話したりして楽しみができます。ちょっと思い切って、外へ出ると楽しみがあるということを僕は実感しています。ほんとにちょっとしたきっかけなんですよ。ほんとにそれで自分が楽しくなるんです。」(70代、男性)

★意地悪な質問・・・
  みなさんに、ちょっと意地悪な質問をしてみました。それは、「このクラブがなくなったらどうしますか?」っていう質問です。ほとんどすべてのみなさんは同じ答えです。想像つきますよね。「とっても困ります。」です。
  でも一人だけ違う答えがありました。小学生の女の子です。「なくなったら、じぶんでつくったらいいやん。」(10代、女性)
  そうですよね。総合型地域スポーツクラブは、住民の、住民による、住民のためのクラブですから。この一言に、目から鱗が落ちました。

(報告:松田雅彦 近畿ブロック地方企画班長、大阪教育大学附属高等学校平野校舎)