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問合せ・FAQ
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公共スポーツ施設は、エリアサービスに留まっていることが多い。また、平日・日中の利用も少ない。気軽に相談できるスポーツ専門職員や適切な指導者が配置されていないことも要因となり、利用者へのサービスが十分でなく、施設の有効活用という面においても、地域住民のニーズを満たしていないこともある。
NPO法人ハピスカとよさかは、1999年より文部省(現文部科学省)のモデル事業としてスタート、2001年9月任意団体として設立、2003年2月にはNPO法人格を取得、現在はスポーツプログラムの提供とあわせて、公共スポーツ施設の受託管理運営を行なっている。 クラブでは設立当初より、スポーツ振興よりはスポーツを媒介とした地域の活性化に主眼をおき、実施プログラムも様々な活動とバッティングしないように調整し、就学前の子どもたちから70代の高齢者までに、「スポーツの多様な楽しみ・人と出会う楽しみ」を提供している。その結果、昨年度の事業参加者は延べ9,000人を超え、「気軽に参加できるシステムが良い」「子どもが一人でも安心して参加できる」「決まったグループでなく、いろいろな人と出会うことが出来る」という様に、これまであまり体育施設を利用しなかった人々の参加も増加している。現在は、新潟市との合併後の指定管理者制度導入を視野にいれ、他団体・組織(特に大学)とのジョイント・ベンチャー(JV)体制の構築と、組織運営・執行体制の改革を進めているところである。