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問合せ・FAQ
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テレビゲームやマンガに代表される室内遊びの傾向や塾や習い事に通う子どもの増加により、スポーツをする子としない子の二極化が進んでおり、子どもたちの体力・運動能力の低下や他人とのコミュニケーション力の低下による社会性の欠如が指摘されている。また、子どもを巡る昨今の状況は、いじめ、不登校、引きこもり、少年犯罪の増加やその凶悪化など、様々な問題が発生し、深刻な社会問題となっている。今後は、家庭と学校と地域が一体となって子どもたちを育んでいくといった視点が不可欠である。
おおやのスポーツクラブ「ドリームズ」は、「百年後の君たちへの贈り物 今できることから創はじめよう」をスローガンに、将来を担う子どもたちの健全育成を柱に、スポーツによる明るく健康的な町づくりに取り組んでいる。青少年の一貫指導を目指すジュニアスクール(12種目)では、フェアプレーや仲間との交流、支え合い・思いやり・励まし合い、失敗や挫折を乗り越え、試行錯誤や努力することの大切さを学ぶ貴重な機会を提供している。また、ドリームズでは、町独自の指導者ライセンスLOSL(ライセンス・オブおおやのスポーツリーダー)を設け、指導者の充実を図るとともに、地域との関わりの薄かった高校生や20代の若者に向けて、部活動にはないウェークボードやヒップホップダンスといった種目も積極的に取り入れている。 地域全体で「今できること」を継続していき、数年後、このクラブで育った子どもたちが、さらに地域で指導に当たるといったスポーツ版循環型社会の育成を目指している。