国民体育大会におけるオリンピック女子種目導入に関する調査研究
本事業は、「女性アスリートの育成・支援プロジェクト」の「女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究」として実施します。
国民体育大会(国体)は、都道府県対抗形式で実施する我が国最大の総合スポーツ大会であり、地方スポーツの普及・振興および我が国全体の競技力向上に大きな役割を果たしてきました。
国体では、現在37競技を正式競技として実施しています。一方、オリンピック競技大会では26競技(ロンドン/2012年)が実施されており、競技数は国体の方が多いものの、女子種目に限定して比較すると、レスリングやウエイトリフティングといった既に国際大会において日本選手の活躍が目覚ましい競技が、国体では実施されていません。
これらの現状を踏まえ、国体未実施女子種目の各都道府県での普及とオリンピックに向けた女性アスリートの戦略的強化の促進を図ることを目的に、国体へ導入していくこととし、全国レベルの競技大会整備が女性アスリートの戦略的強化に与える影響等を調査します。

導入対象競技種目
- 水球
- ボクシング
- レスリング
- ウエイトリフティング
- 自転車
- ラグビーフットボール