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スポーツ指導者に関するお知らせ

スポーツ指導者2012/06/25

公認アスレティックトレーナー資格更新のための一次救命処置資格の義務化について

※公認アスレティックトレーナーの方は必ずご確認ください※

公認アスレティックトレーナー資格更新のための一次救命処置資格の義務化について

 

 スポーツ現場において最も身近に選手をサポートする日本体育協会公認アスレティックトレーナー(JASA-AT)として、心肺蘇生法(CPR)および自動体外式除細動器(AED)に関する講習を継続的に受講し、緊急時に必要な救命処置の知識と技術を身につけることが必要であるとの観点から、JASA-AT資格更新要件に一次救命処置(Basic Life Support;BLS)資格の継続的な保持を義務付けることといたしましたのでお知らせいたします。
 なお、7月に全ての登録者の方に研修会の案内と併せて郵送でもお知らせしますので必ずご確認ください(有効期限切れの方には送付しません)。

○対象講習会の条件
 以下の条件を全て満たす講習会を有効とする。
(1)最新の国際ガイドラインに準じた成人向けのCPRおよびAEDの講習会であること。
(2)CPRおよびAEDに関する実技の実習が含まれている講習であること。
(3)CPRおよびAEDに関する実技評価の結果により有効期限や認定日が記載されている修了証または認定証を発行している講習会であること。

○対象講習会主催団体・機関 
 原則として、以下の団体等が認定する講習会で上記2(1)~(3)の条件をすべて満たしているものを対象とする。
( 1 )日本赤十字社  ( 2 )日本救急蘇生普及協会  ( 3 )国際救命救急協会
( 4 )日本ライフセービング協会  ( 5 ) Medics First Aid(MFA) JAPAN
( 6 )マスター・ワークス  ( 7 )消防署・消防庁
( 8 )日本ACLS協会  ( 9 )American Academy of Orthopedic Surgeons
(10)American Heart Association  (11)American Red Cross
(12)American Safety and Health Institute  (13)Canadian Red Cross

○BLS資格確認方法
 JASA-AT資格有効期限の4年間の内に受講する義務研修時に、その時点で有効のBLSの修了証または認定証を受付時に提示することにより確認する。

○BLS取得期間および試行期間(平成25年4月1日~平成28年3月31日)
(1)  試行期間中ではあるが、JASA-ATは本趣旨を理解し、平成25年4月1日から平成28年3月31日までの間に、必ずBLS資格を取得するよう努めること。
(2)   試行および啓発期間として、上記①の期間において義務研修会受付時にBLS資格の保持を受付にて確認する。
(3)    有効期限が切れる場合は必ず更新をしておくこと。

○完全実施(平成28年4月1日~)
(1)    平成28年4月1日以降に開催の義務研修会受付時にBLS資格の保持を確認できた者は、次回更新時の要件を満たしたものとする。
(2)    平成28年4月1日以降に開催の義務研修会受付時にBLS資格の保持を確認できない場合、資格更新の要件を満たしていないものとし、次回更新時に資格更新することはできない。この場合、BLS資格を取得した上で再び義務研修を受講し、受付にてBLS資格の保持を確認できれば次回の更新は可能となる。
(3)    研修会後日に写しを送付する等の方法での確認は一切行わない。

一次救命処置資格保持義務に関する基準

概略図

CPRおよびAEDに関する実技評価の結果により、有効期限や認定日が記載されている修了証または認定証を発行している講習会であること。