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2009/06/18
第12回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の表彰式が行われました
第12回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の表彰式が6月17日(水)、東京都内のホテルにて行われました。 受賞された方は次の通りです。■功労賞受賞者 青木純一郎氏 (順天堂大学名誉教授) 長年にわたり、我が国のスポーツ医・科学、特に運動生理学分野の研究に関して多くの成果を上げるとともに、順天堂大学において多数の優れた研究者及び教育者を育成した。 また、永年にわたって日本体育協会スポーツ医・科学専門委員を務め、各種プロジェクトをリードし、子どもから高齢者に至るまでの体力・運動能力の取りまとめを行うとともに、高地トレーニングに関する研究にも尽力し、運動生理学の発展に多大な貢献をした。 さらに、日本体育学会、日本体力医学会の要職をはじめ、文部科学省、厚生労働省など多くの体力・健康づくりに係る事柄に多大な功績がある。 ※青木純一郎氏は去る4月24日、逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。■奨励賞受賞者 「ソフトボール女子日本代表チームへの医・科学サポートチーム」(代表:平野裕一氏 国立スポーツ科学センタースポーツ科学研究部長・主任研究員) 国立スポーツ科学センター(JISS)の科学スタッフと(財)日本ソフトボール協会科学スタッフが連携して、ソフトボール女子日本代表チームを支援し、医・科学的な測定及び分析などにより、体力や競技力向上を図り、第29回オリンピック競技大会(中国/北京)での金メダル獲得に貢献した。<※秩父宮記念スポーツ医・科学賞について> 故秩父宮殿下は、生涯を通じてスポーツに関心をお寄せになり、スポーツの宮様として親しまれました。 また、故秩父宮妃殿下におかれても、スポーツ界に対するご理解が深く、数多くの宮杯等をスポーツ団体へ御下賜くださいました。 本会では、故秩父宮妃殿下よりの御遺贈金をもとに、基金を設立し、スポーツの向上と振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、平成9年度に「秩父宮スポーツ医・科学賞」を創設いたしました。 本賞には、功労賞と奨励賞を設け、次の要件を満たす方(グループ)の中から受賞者が選考されます。【功労賞】 多年にわたりスポーツ医・科学分野において、その向上発展に貢献し、我が国スポーツ界の振興に特に功績が顕著な者。【奨励賞】 スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果を十分にスポーツの現場に活かし、我が国スポーツの普及発展及び競技力の向上に顕著な実績をあげた者(又はグループ)。 主催:(財)日本体育協会 共催:読売新聞社 後援:文部科学省・(財)日本オリンピック委員会
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