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日本スポーツグランプリ

   長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、顕著な功績をあげられた中高年齢層の個人又はグループに対して授与されます。

受賞者 

第13回(平成30年度)受賞者の功績
(氏名、年齢、居住地、主な競技名、活動歴、顕彰対象区分)

1.田崎 元一
(たさき もといち)
(男) 91歳 山形県 陸上競技  71年  顕彰区分(1)

 20歳で陸上競技を始め、県代表選手として国民体育大会等に出場したほか、1956年には第40回日本陸上競技選手権大会兼第16回オリンピック派遣選手最終選考会400mの部に出場するなど活躍した。
 第一線を退いた後も、後進の指導にあたりながら陸上競技を継続し、1982年からは全日本マスターズ陸上競技選手権大会等に出場。短距離・ハードル種目において数多くの日本記録を樹立し、現在は85歳以上の部200mハードルの日本記録を保持している。
 また、マスターズ陸上の世界大会やアジア大会の国際大会において、ハードル種目・リレー種目で上位入賞を果たすなど、国内外の大会で活躍している。
 91歳を迎えた現在も、世界記録の更新を目指し、日々練習を重ね、意欲的に競技に取り組む姿は他のマスターズ選手の模範となっている。

2.城本 春子
(しろもと はるこ)
(女) 86歳 福井県 ボウリング  56年  顕彰区分(1)
 子育てが一段落した30歳からボウリングを始め、楽しさを感じてのめりこみ、現在に至るまで56年の長きにわたり取り組んできた。県民スポーツ祭や県レディスボウリング競技会等の県内大会を中心に毎回出場し、1998年には県民体育大会団体戦優勝、1998年・2013年・2014年には県レディスボウリング競技会で2位入賞を果たすなど、優秀な成績を収めている。
 また、全国レクリエーション祭やねんりんピック等の全国規模の大会にも積極的に出場し、ねんりんピックでは、2009年・2011年・2013年に高齢者賞、2016年に最高齢者賞を受賞するなど、ボウリング競技の生涯スポーツとしての価値の向上に貢献している。
 現在も週3回4ゲーム程度の練習に取り組み、所属クラブや他クラブ主催の小規模大会に月4回程度出場し、シングルス・ダブルスで競技するなど、生涯にわたるスポーツライフを謳歌している。
3.岡田 進
(おかだ すすむ)
(男) 86歳 三重県 準硬式野球、卓球、テニス  69年  顕彰区分(1)
 高校時代に準硬式野球を始め、卒業後も地元のクラブで取り組んだが、怪我を契機に30歳で卓球、32歳でテニスを始める。
 特にテニスは、勤務先のクラブで活動を始め、定年退職後は地元のテニスクラブで競技を継続し、県内外の大会に積極的に参加している。
 2014年に行われた第76回全日本ベテランテニス選手権では、80歳以上男子シングルス及び男子ダブルス優勝、2017年第79回大会では85歳以上男子ダブルス優勝を果たし、2018年4月現在、ベテランJOPランキング男子シングルス85歳以上1位、男子ダブルス85歳以上1位タイを獲得している。
 86歳の現在も所属クラブを拠点に日々鍛錬を続ける姿は、多くのテニスプレーヤーの信頼と尊敬を集め、生涯スポーツ実践者の鑑と言える。
4.中野 雅文
(なかの まさふみ)
(男) 83歳 兵庫県 ソフトテニス  70年  顕彰区分(1)
 13歳でソフトテニスを始め、現在まで70年の長きにわたり、継続して競技に取り組んできた。
 高校時代は1952年の国民体育大会男子高校の部3位をはじめ、西日本選手権大会や近畿体育大会等で入賞するなど活躍し、卒業後は、地域のクラブで競技を続けた。
 55歳からは近畿選手権大会優勝6回、兵庫県春季優勝大会9回、兵庫県民大会優勝14回、兵庫県選手権大会優勝10回を果たし、全日本シニアソフトテニス選手権大会では2010年・2011年75歳の部3位、2015年・2016年80歳の部1位、2017年80歳の部2位と、全国規模の大会においても輝かしい成績を収めている。
 83歳の現在も所属するクラブを拠点に練習に励み、意欲的にプレーを続けている姿は、生涯スポーツの実践者と言える。
5.北 良夫
(きた よしお)
(男) 86歳 奈良県 野球、ハンドボール、陸上競技  71年  顕彰区分(1)
 奈良師範学校予科時代に野球を始め、その後、ハンドボール、陸上競技など様々なスポーツに取り組んできた。
 ハンドボールでは、1953年に国民体育大会に出場し、19歳で始めた陸上競技では、1958年・1959年に国民体育大会に出場した。1992年には全日本マスターズ陸上競技大会に初出場し、1997年に65歳以上の部100mで日本記録、1998年に65歳以上の部走り幅跳びでアジア記録を樹立したほか、2004年・2005年・2007年には100メートル・200メートル・走り幅跳びの3種目で優勝し、三冠王を達成している。
 現在もなお、全日本マスターズ陸上競技大会に毎年出場しており、更なる記録更新に向け日々鍛錬を重ねる姿は、多くのマスターズ選手の模範となっている。
6.朝隈 敏子
(あさくま としこ)
(女) 91歳 福岡県 弓道  54年  顕彰区分(1)
 学生時代から弓道に親しみ、結婚を機に一時中断したが、1969年に競技を再開し現在まで継続して取り組んできた。
 その後、1975年に国民体育大会、全日本弓道大会、全日本女子弓道選手権大会優勝の三冠を達成したほか、全日本女子弓道選手権大会において前人未到の優勝3回(1975年・1977年・1985年)を果たすなど全国レベルの大会で優秀な成績を収めた。
 また、1969年に錬士となって以後、六段、教士、七段、八段を経て、1989年には範士を取得するなど日々の鍛錬を重ねてきた。
 90歳を過ぎた現在もなお、京都で開催される全日本弓道大会には1970年から毎年出場しており、会員とともに週4日の鍛錬に励む姿は、弓道家の模範的存在である。
7.仲地 浩
(なかち ひろし)
(男) 89歳 沖縄県 ソフトバレーボール、ソフトテニス等  78年  顕彰区分(1)
 小学生の頃からバレーボール、陸上競技、器械体操、相撲、ソフトテニス、ソフトバレーボールなど様々なスポーツに親しんできた。
 10歳で始めたバレーボールでは、全琉球高等科排球大会や第1回全琉球排球大会で優勝を果たし、教職に就いてからは、国民体育大会や全日本教員バレーボール大会等で入賞するなど活躍した。
 その後、61歳でソフトテニスとソフトバレーボールを始め、ソフトテニスでは63歳で県大会優勝を果たし、ソフトバレーボールでは、県連盟の初代会長を務めるかたわら、自身も全国スポーツ・レクリエーション祭に出場している。
 89歳となった現在も自らチームを作り、17年連続して沖縄市新春ソフトバレーボール大会に出場するなど、生涯現役として元気に楽しくプレーに参加する姿は後進の模範となっている。
8.村田 清
(むらた きよし)
(男) 95歳 山口県 ボウリング、グラウンド・ゴルフ等  78年  顕彰区分(1)
 14歳で軟式野球を始め、戦争による中断期間はあるものの、継続して競技に取り組んできた。戦後、軟式野球を再開してからは社会人野球チームの主将としてチームを牽引し、レギュラーから控え選手となってからも若いメンバーに負けないよう身体を動かし、練習を続けるなど、精力的に活動した。
 50歳で始めたボウリングでは、スコアが伸び始めた80歳代から対外試合に出場し、全国長寿ボウラーボウリング大会90歳代の部において、2015年準優勝およびハイゲーム、2016年準優勝、2017年第4位と優秀な成績を収めている。
 この他、80歳からはグラウンド・ゴルフにも取り組み、地域の各種大会で入賞するなど活躍しており、95歳を迎えた現在もスポーツに親しむ同氏は、生涯スポーツの理想像を体現している。
9.髙比良 俊策
(たかひら しゅんさく)
(男) 85歳 東京都 水泳、ラグビーフットボール  52年  顕彰区分(2)
 8歳の時に水泳教室で日本泳法を覚えてから、戦争や仕事等による中断期間はあるものの、継続して競技に取り組んできた。
 中学・高校時代に水泳部に所属し、1949年に国民体育大会に出場したほか、水泳ができない季節はラグビーフットボール、悪天候時には卓球など、様々なスポーツに親しんだ。
 39歳で腰痛のリハビリとして水泳を再開した後、57歳からスイミングスクールへ通い、マスターズ水泳競技会出場を目指し本格的に練習を開始した。海外にも積極的に遠征し、これまで日本記録を55回、世界記録を8回樹立し、現在は85歳区分男子200m平泳ぎの短水路・長水路の世界記録2個を保持している。
 二度の闘病を経てもなお、記録更新にむけ、週4~5回の練習に励んでいる同氏は、マスターズスイマーの鑑と言える。
10.丸茂 伊一
(まるも いいち)
(男) 89歳 長野県 スピードスケート  81年  顕彰区分(3)

 授業の田んぼスケートをきっかけに7歳でスピードスケートを始め、現在まで81年の長きにわたり競技に取り組んできた。
 地域のクラブに所属し練習を重ね、諏訪郡スケート大会や茅野市老壮スケート大会には第1回開催時から毎年出場するなど、地方大会を中心に活躍した。85歳で全国規模の大会に初出場し、2016年の第16回全日本マスターズ競技会の85歳以上の部にて優勝、同年から3年連続同部門において優勝している。
 2018年に行われた第10回国際マスターズスプリントゲームズモスクワ大会では、85歳以上の部にて2位入賞を果たし、世界最高齢のスケーターとして、500m、1000m、スプリントポイント(※)の記録を樹立している。
 90歳で臨むカルガリー大会にむけて日々トレーニングを行う姿は、称賛に値するものである。

※スプリントポイント…4種目(500m・1000mを各2本)の合計ポイント

年齢・活動歴・記録は平成30年9月29日時点 順不同・敬称略
※第11回表彰式の様子はコチラ
記者会見の様子はコチラ
2016年11月10日発行の本会情報誌「Sports Japan」にも特集記事を掲載しています。

※画像をクリックすると記事のPDFが表示されます
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●過去受賞者の功績
第1回受賞者PDF(7.2KB)
第2回受賞者PDF(9KB)
第3回受賞者PDF(25KB)
第4回受賞者PDF(17KB)
第5回受賞者PDF(149KB)
第6回受賞者PDF(148KB)
第7回受賞者PDF(144KB)
第8回受賞者PDF(161KB)
第9回受賞者PDF(155KB)
第10回受賞者PDF(179KB)
第11回受賞者PDF(170KB)
第12回受賞者PDF(253KB)

<顕彰対象>「日本スポーツグランプリ」顕彰規程より抜粋

長年にわたるスポーツ実践者で、現在も活動を継続し、当該スポーツにおいて、中高年齢層の顕著な記録や実績を挙げ、国内外において高い評価を得た下記に該当する個人又はグループ。
ただし、原則として、オリンピック競技大会、各競技別世界選手権大会等に出場経験のある者を除く。
(1) 当該スポーツを長年にわたり実践している個人又はグループ
(2) 当該年齢層において世界記録等を樹立した個人又はグループ
(3) 当該スポーツにおいて顕著な実績を挙げた個人又はグループ

※顕彰規程全文はPDFでご覧になれます
PDF(6KB)