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2006/07/20
メルマガ(第10号)連携ニュース「わが街クラブの人気メニュー」
※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第10号」と連携した内容となっております。 メールマガジン配信希望の方は、下記関連リンク「メルマガ登録ページ」より登録いただけます。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: わが街クラブの人気メニュー(15,000人の町編;その1)~企画づくりは「1本の電話」から~ 『SEACA(シーカ)』。これが、くちくまのクラブの愛称です。 Sports、Education、All、Culture、Associationの頭文字を使っています。 “スポーツや教育、その他すべての文化活動を通して地域全体で地域の子どもたちを育てる環境を作るクラブ”という意味で、平成17年4月、設立準備に入る前に町内すべてのスポーツ少年団体の指導者等で構成している理事会で決まりました。この愛称が、今もこれからもくちくまのクラブの理念の核にあります。発足の原点は、「スポーツをしている子ども達が、スポーツをしていない約7割の子ども達に、スポーツの楽しさを伝えよう」という気持ちからでした。 クラブの企画はすべて理事会で諮られ、全員一致の原則のもと何回も議論し、承認されます。いつも、「SEACAに入っていない子どもが、どうしたら活動に参加して頂けるだろうか」が論点の一つになります。 現在、小中学生を対象にスクール16種目、サークル9種目と年数回のイベントを開催しています。メンバーもスクールが250名、サークル生も170名を超えました。自主経営のため、この4月から月500円の会費制を導入しています。会員になれば、メンバーズカードが発行され、それを提示すればどのスクールでもサークルでも、いつでも参加し体験することが出来ます。 スクールの指導者などは、メンバーを確保したいので子どもを囲いがちになりますが、オープンにすることにより、結果的にスクールのメンバーも増加しています。 1週間のうちに、ジャズも英会話もサッカーもバスケも参加する欲張りな子どももいます。スクールでは、日常の練習の中に体験コースを取り入れていますので、指導者の負担も増えましたが、SEACAの中の1スクールという意識を持って活動して頂いています。 サークルやイベントの企画づくりは、そのほとんどが1本の電話から始まります。住民の方から、「こんな教室に参加したい、こんなイベントを開催して欲しい」という電話があれば、指導者と施設の確保に走ります。1本の電話には、その何倍もの何かに参加したいという新規の希望者がいる可能性があるからです。苦情の場合も同じです。それを貴重な意見と捉えて改善に努めています。 当クラブの人気のある教室とイベントをいくつか紹介させて頂きます。サークルでは、ジャズダンスと英会話に人気が集中しています。 ジャズダンスは、地元スタジオの協力を得、週2回開催しています。子どもたちは、憧れの先生を目標に一生懸命レッスンに励んでいます。英会話もALT(Assistant Language Teacherの略)とスタッフの協力により、週1回低学年と高学年に分け開催しています。ここでは英語の楽しさを手作りの教材を使って伝えてくれています。 イベントでは、地元中学や高校の運動部とスクールが協力して『子どもスポーツチャレンジデー』を年1回開催しています。中学と高校の全施設を使用し、1日で色んなスポーツを体験し、それぞれのスポーツの楽しさを知って頂いています。また、日頃1競技に偏っているスポ少の子どもたちにとっても、他の競技を体験することが出来ますし、小中高の一貫指導体制も視野に入れていますので、各年代の指導者やクラブ員が交流を深める絶好の機会にもなっています。 この6月からは、いろんな“遊び”を通して、親子の絆を深めることを目的に、3歳から就学前の幼児とその保護者を対象にした『プレスクール』を開催しています。月2回18組の親子に楽しく過ごして頂いています。 将来的には、この地域のすべての住民が何らかの形で『SEACA』に関わって頂けるようなクラブ作りを目指し、取り組んでいます。 長々と書きましたが、単にスポーツ好きな大人が集まり、スポーツ好きな子どもと一緒にワイワイみんなで楽しんでいるのが現状です。それが長続きの秘訣かなと思いますし、誰でも気軽にノック出来る雰囲気が一番かなと思います。 今、地域の方々の力を少しずつ頂き、『SEACA』を盛り上げていく体制作りに取り組んでいます。次回は、そのことについて触れたいと思います。 (平尾好孝 くちくまのクラブ『SEACA』サブマネジャー) ●「くちくまのクラブ」のプロフィール 【地域人口】15,300人 【所在地】〒649-2105 和歌山県西牟婁郡上富田町朝来1361-2 くちくまのまちのホットステーション(JR朝来駅舎内) くちくまのクラブ クラブハウス 【連絡先】電話 0739-47-5711(8:30 - 17:00)木、日は閉館 E-mail seaca@extra.ocn.ne.jp 【きっかけ】「スポーツをしている子どもたちが、スポーツをしていない子どもたちに、 スポーツの楽しさを伝えよう」 【主な事業】小中学生を対象にしたスクール、サークル活動、各イベント 幼児と保護者を対象にしたプレスクール事業 クラブ紙発行による広報活動、Tシャツ販売 【対 象】現在は、小学生と中学生の一部、幼児とその保護者。 【会員数】420名 【登録指導者】120名 【会費】子ども500円/月 【スタッフ数】クラブマネジャー1人(有給)事務局6名(無給) 他25名(理事、顧問、参事)(無給) 【賛同企業】120社 【その他】只今、設立準備中。地域のすべての人に賛同を得られるよう取り組んでいます。 平成19年1月設立、NPO法人申請予定
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