日本スポーツグランプリ

   長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、顕著な功績をあげられた中高年齢層の個人又はグループに対して授与されます。

受賞者 

第10回(平成27年度)受賞者の功績
(氏名、年齢、居住地、主な競技名、活動歴、顕彰対象区分)

1.田中 博男
(たなか ひろお)
(男) 84歳 青森県 スキー、陸上競技 78年 顕彰対象区分(1)
  小学1年生の頃からクロスカントリースキーを始め、20歳からは季節に応じて、冬はクロスカントリースキー、夏は陸上競技を行い、78年もの永きにわたってスポーツ活動を実践してきた。定年退職後は、クロスカントリースキーの長距離スキーマラソンに参加する傍ら、陸上競技では各種マスターズ大会に出場し、次々と日本記録・世界記録を樹立した。特に、70代で記録したM70の200m走・400m走・800m走の日本記録は今も破られていない。現在も、クロスカントリースキーに親しむとともに、アジア大会・世界大会等の陸上競技大会に参加し活躍している。
2.髙野 孝雄
(たかの たかお)
(男) 85歳 栃木県 陸上競技 73年 顕彰対象区分(1)
 小学6年生で陸上競技を始め、これまでの73年間、継続して競技に取り組んできた。社会人時代は、大学OB会に所属して各種大会に出場。50代以降は、世界のマスターズ陸上競技大会出場をはじめ、全日本マスターズ陸上競技大会でM70クラスの砲丸投で優勝、アジアマスターズ陸上競技台湾大会のM80クラス円盤投でも優勝を果たす等、輝かしい成績を修めた。現在は栃木県マスターズ陸上競技連盟会長を務めながら、今もなお多くの選手と競い合うことを喜びとして、積極的に日々のトレーニングに励んでいる。
3.杉田 良子
(すぎた よしこ)
(女) 79歳 神奈川県 バドミントン 64年 顕彰対象区分(1)
   中学生からバドミントンを始め、高校時代には国民体育大会や全日本選手権ジュニアの部で上位入賞を重ねた。社会人以降も、国民体育大会や全日本総合選手権、全日本実業団選手権等の全国大会で、多くの優勝を重ね、数々の輝かしい実績を残してきた。さらに近年でも、全日本シニア選手権混合ダブルスで、驚異の13連覇を果たす等、色褪せぬ輝きを放つ。現在も、週2回の練習に取り組むほか、後進の指導や神奈川県バドミントン協会常務理事としての重責も担い、多くの会員から尊敬し信頼され、憧れの的となっている。
4.稲葉 茂男
(いなば しげお)
(男) 99歳 静岡県 柔道、水泳、ランニング 81年 顕彰対象区分(1)
   13歳で剣道を始め、14歳からは柔道に取り組むようになり、日本体育会体操学校高等科(現日体大)卒業まで選手として活動した。その後も、教育現場に身を置く中で生徒への指導の傍ら、共に稽古に励んだ。30歳で柔道五段を取得した後、高段者大会等を中心に出場し、55歳で柔道七段、80歳で柔道八段まで昇段する等、80代まで積極的に取り組んできた。90歳を過ぎても、地元スポーツクラブでの水泳やランニングに取り組み、白寿を迎えた現在も所属クラブ最高齢者として元気にスポーツを楽しみ、自己の管理に努めている。
5.古田 坦
(ふるた ゆたか)
(男) 81歳 山口県 剣道 72年 顕彰対象区分(1)
   小学3年生の頃に剣道を始めてから、継続して稽古を行い、警視庁所属以降は、本格的な鍛錬に取り組み、全日本東西対抗剣道特別選抜個人試合優勝をはじめ、全国大会で数々の好成績を残した。特に、全国の八段受有者から心技ともに円熟した選手が選抜される全日本選抜剣道八段優勝大会では、連覇を果たす等の偉業を達成し、範士八段まで極めた。現在も、錬士六段以上が集う全日本剣道演武大会に2014年まで28年連続で参加するなど、常にテーマを課して日々の稽古を行い、飽くことない技術向上に努力し続けている。
6.小野瀬 國正
(おのせ くにまさ)
(男) 享年93歳 茨城県 ボウリング、軟式野球、卓球 78年 顕彰対象区分(1)
   幼少期から軟式野球、青年期から卓球を始め、多くの大会に積極的に参加した。壮年期以降はボウリングに親しみ、県大会個人優勝やハイゲーム賞を獲得した他、全国大会に出場する等、数々の活躍を重ねた。近年も、2014年第1回全国長寿ボウラーボウリング大会オーバー90'など、全国規模の大会に参加した他、毎年発行される「全国長寿ボウラー番付」では平成26年度版で横綱に位置付けられた。地域の健康イベントにスポーツ実践者として講師に招かれる等、体力、気力ともに充実した、動き、語り、楽しむスポーツ愛好家として元気長寿高齢者を体現してきた。
7.関川 重久
(せきかわ しげひさ)
(男) 82歳 埼玉県 水泳 54年 顕彰対象区分(2)
   幼少から水泳に親しみ、中学で水泳部に所属し、高校ではインターハイ、国民体育大会に出場し、大学でも活動していたが、在学中に不整脈で退部することとなった。社会人となりゴルフに親しんでいたが、51歳を機に水泳競技を再開。54歳で出場した日本マスターズ水泳大会では、背泳ぎ50m及び100m制覇の2冠を達成。その後も、各種マスターズ大会に出場し、50代から80代の各世代で、延べ50回の世界記録と111回の日本記録を更新し、現在も3個の世界記録、17個の日本記録を保持する。国内外で高い評価を得ており、生涯スポーツ実践者の手本となっている。
8.泥谷 久光
(ひじや ひさみつ)
(男) 84歳 宮崎県 陸上競技 66年 顕彰対象区分(2)
   青年時は仕事に従事しながら、ランニング等日々のスポーツ活動を継続的に取り組み、地域の運動会では、地区代表として活躍した。60代からマスターズ陸上競技大会に参加し始めると、2012年に開催されたマスターズ陸上競技選手権大会で、M80クラスの200m走と400m走でそれぞれ世界新記録を樹立し、その記録は現在も3個の日本記録とともに保持している。今もなお、週3回、地元の運動公園等で積極的にトレーニングに励み、さらなる新記録樹立のため鍛錬を重ねている姿は、まさに生涯スポーツ実践者そのものである。
9.中野 陽子
(なかの ようこ)
(女) 79歳 東京都 陸上競技 48年 顕彰対象区分(2)
   42歳でスキーを始め、海外のスキー場を巡るなど没頭した。その後、71歳で初挑戦したホノルルマラソンを4時間44分44秒で完走したことを皮切りに、W75クラスでは3時間53分42秒の世界新記録を樹立。さらに、サロマ湖100kmマラソンに75歳で挑戦し、12時間30分10秒のタイムで、70代日本人女性初の100kmマラソン完走を果たした。また、マスターズ陸上競技大会W75クラス3000m及び5000mでも世界新記録を樹立し、マラソンと併せ計3個の世界記録を今も保持している。現在も1回約15km、月間約200kmを走りこむなど、日々トレーニングに励んでいる。
10.長岡 三重子
(ながおか みえこ)
(女) 101歳 山口県 水泳 21年 顕彰対象区分(3)
   膝のリハビリを目的に80歳で水中ウォーキングを行って以降、独学で水泳を始め、84歳で日本マスターズ大会初出場、85歳で初の日本記録樹立、88歳で世界マスターズ大会に初出場して銅メダルを獲得。91歳から専門的な指導を受けると、次々と世界記録を樹立し、今も25個のFINA公認世界記録を保持する。100歳を過ぎた現在は背泳ぎを専門とし、長・短水路女子1500m自由形で、100歳超の女性として世界初の完泳を達成。百一賀を迎えてなお、飽くなき向上心で取り組む姿は、日本ばかりか、FINA公式サイトでも紹介され、世界的に大きな注目を集めている。
年齢は表彰式の行われた平成27年9月25日現在 順不同・敬称略
※表彰式の様子はコチラ
 記者会見の様子はコチラ
 2015年11月10日発行の本会情報誌「Sports Japan」にも特集記事を掲載しています。
  
  ※画像をクリックすると記事のPDFが表示されます
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●過去受賞者の功績
第1回受賞者PDF(7.2KB)
第2回受賞者PDF(9KB)
第3回受賞者PDF(25KB)
第4回受賞者PDF(17KB)
第5回受賞者PDF(149KB)
第6回受賞者PDF(148KB)
第7回受賞者PDF(144KB)
第8回受賞者PDF(161KB)
第9回受賞者PDF(155KB)

<顕彰対象>「日本スポーツグランプリ」顕彰規程より抜粋

長年にわたるスポーツ実践者で、現在も活動を継続し、当該スポーツにおいて、中高年齢層の顕著な記録や実績を挙げ、国内外において高い評価を得た下記に該当する個人又はグループ。
ただし、原則として、オリンピック競技大会、各競技別世界選手権大会等に出場経験のある者を除く。
(1) 当該スポーツを長年にわたり実践している個人又はグループ
(2) 当該年齢層において世界記録等を樹立した個人又はグループ
(3) 当該スポーツにおいて顕著な実績を挙げた個人又はグループ

※顕彰規程全文はPDFでご覧になれます
PDF(6KB)

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