日本スポーツグランプリ

   長年にわたりスポーツを実践するとともに、広く国民に感動や勇気を与え、顕著な功績をあげられた中高年齢層の個人又はグループに対して授与されます。

受賞者 

第11回(平成28年度)受賞者の功績
(氏名、年齢、居住地、主な競技名、活動歴、顕彰対象区分)

1.大谷 俊男
(おおたに としお)
(男) 84歳 群馬県 器械体操、軟式野球、陸上競技、水泳 72年 顕彰対象区分(1)

 小学生の頃から野球、水泳、器械体操と様々なスポーツに取り組んできた。
 社会人となってからも続けてきた野球では、平成16年関東古希野球大会において、個人として首位打者賞を獲得するとともに、チームを準優勝へ導く原動力となるなど目覚しい活躍をしている。
 また、社会人時代から始めた陸上競技では、昭和38年群馬県選手権大会十種競技での優勝をはじめ、第21回国民体育大会の走高跳で7位となるなど活躍した。全日本マスターズ陸上競技選手権大会にも出場し、以降、アジアベテランズ陸上競技選手権大会において第5回大会で走幅跳優勝、第7回大会で110mハードル優勝するなど、国内外の大会で活躍している。
 現在も野球、陸上競技をはじめ、水泳、ゴルフ、ボウリングなど様々なスポーツにチャレンジし、生涯にわたりスポーツライフを謳歌している。

2.深澤 恭子
(ふかざわ きょうこ)
(女) 92歳 長野県 ソフトテニス 81年 顕彰対象区分(1)
 小学校時代からソフトテニスを始め、戦争による中断期間はあるものの、継続して現在まで競技に取り組み、競技歴は80年を超える。社会人時代はソフトテニスを学生に指導する傍ら、自身は長野県代表として第6回国民体育大会で優勝を果たすなど、国民体育大会をはじめとする数多くの国内大会に出場し、入賞を果たした。
 シニアプレーヤーとなってからは、主に平成14年から17年まで全日本シニア選手権(シニア女子75)で4年連続優勝を達成し、平成18年度にはシニア女子75において全日本ランキング1位を獲得する活躍をした。
 92歳になる現在もソフトテニスに情熱を注ぎ、週1~2回はコートへ足を運び、後進の指導の傍ら日々自身の練習に励む姿は、他のプレーヤーの模範となっている。
3.伊藤 良平
(いとう りょうへい)
(男) 88歳 愛知県 ソフトテニス、剣道、軟式野球 74年 顕彰対象区分(1)
  小学生ではソフトテニス、中学生では剣道、社会人では軟式野球と様々なスポーツに取り組んできた。特に社会人時代に在籍した野球部では、安城市軟式野球連盟主催大会や電力9社による全電力対抗戦に出場し活躍した。
 46歳頃からソフトテニスを本格的に始め、65歳頃から全日本シニアソフトテニス選手権大会、全日本グランドベテランソフトテニス大会など、全国レベルのシニアソフトテニス大会に精力的に出場し、全国超壮年ソフトテニス大会など、多数の優勝を果たし活躍した。
 88歳の現在も日々の練習に励み、年間約20大会に出場するなど、意欲的にプレーを続けている。
4.宮崎 昭
(みやざき あきら)
(男) 89歳 兵庫県 剣道 67年 顕彰対象区分(1)
  旧制中学校時代から剣道を始め、戦争による中断期間を経て、現在まで67年の長きにわたり取り組んでいる。
 社会人時代には、昭和40年全国警察剣道大会優勝や昭和53年全日本都道府県対抗剣道優勝大会準優勝、昭和61年国民体育大会準優勝など、全国レベルの大会で輝かしい成績を残してきた。また、剣道演武大会には昭和35年から平成24年まで連続して出場した。
 現在も少年剣道、高校・大学剣道部、兵庫県剣道連盟の稽古に精力的に参加し、選手として活力溢れる人生を送っており、県内のみならず全国の剣道関係者に感動を与える存在である。
5.杉山 宏
(すぎやま ひろし)
(男) 93歳 山口県 弓道 76年 顕彰対象区分(1)
 16歳で弓道を始め、戦争による中断期間を経て、現在まで76年の長きにわたり取り組んでいる。
 終戦後、弓道が再開できるようになったが、麻弦が手に入らず針金で代用して弓を引くといった、満足に弓道に打ち込めない苦しい時代の中でも、弓への情熱を絶やすことなく、継続して取り組み、退職前の63歳の時には、第28回全国郵政武道大会において個人および団体双方で優勝を果たした。また、大会出場だけでなく、67歳で錬士号、79歳で六段を取得し、自らの技術研鑽にも励んできた。
 近年では、平成27年ねんりんピックおいでませ!山口2015において、92歳で山口県代表チームの一員として出場し、最高年齢賞を受賞した。93歳となった今もなお、日々自身の鍛錬に励む姿は、生涯スポーツ実践者の模範的存在である。
6.池内 祥治
(いけうち しょうじ)
(男) 81歳 熊本県 卓球 66年 顕彰対象区分(1)
 15歳で卓球を始め、学生時代は国民体育大会など全国レベルの大会に数多く出場し、好成績を残すなど活躍した。社会人時代は仕事に追われ、大会への出場はなかったものの、体力つくりのためのランニングなどに取り組み、活動を続けてきた。
 40歳頃からクラブチームに所属し、本格的に卓球の練習を再開して各種大会で経験を積んだ。60歳を過ぎてからは日々の練習が実を結び、平成6年の全九州卓球選手権大会・シックスティの部優勝を皮切りに同大会で連続優勝するなど活躍し、平成24年全日本卓球選手権・ハイセブンティ部優勝、平成26年全国ラージボール卓球大会80代の部準優勝など、輝かしい成績を収めている。
 現在も所属クラブ最年長者として練習に励むとともに、自身のプレーをビデオに撮り技術分析する飽くなき向上心は、生涯スポーツ実践者の鑑である。
7.亀濱 敏夫
(かめはま としお)
(男) 90歳 沖縄県 陸上競技、ソフトテニス 71年 顕彰対象区分(2)
 20歳の時から体力つくりのためにジョギングを始め、地域の運動会や陸上競技大会に出場し活躍した。60歳の定年退職を機に、家族から勧められソフトテニスを始めるが、ソフトテニスが陸上競技における瞬発力やスピード練習に活かされることに気づき、80歳の時に沖縄マスターズ陸上競技大会に初出場を果たし、陸上競技に魅力を感じ練習に没頭した。
 陸上競技の選手としては遅咲きではあったものの、その後、県内外のマスターズ大会に精力的に出場し、次々と新記録を樹立した。平成27年の第36回全日本マスターズ陸上競技選手権大会では、M90クラス400m・800m・1500mに出場し世界記録を樹立して、現在も保持している。
 今もなお記録更新に向け日々鍛錬を重ねる姿は、多くのマスターズ選手の模範となっている。
8.林  崇
(はやし たかし)
(男) 83歳 高知県 水泳 68年 顕彰対象区分(2)
 高校時代から水泳を始め、現在に至るまで68年間の長きにわたり、継続して競技に取り組んできた。社会人時代は就業後に母校のプールで練習し、27歳までに計6回にわたり県代表として国民体育大会に出場するなど、県を代表する選手として活躍してきた。
 昭和61年に高知県マスターズ水泳協会発足に伴い、土佐ウエスタンスイミングクラブの立ち上げに尽力するとともに、自身も選手としてマスターズ水泳大会に出場した。
 以来、全国各地のマスターズ水泳大会の短水路50m・100m・200mバタフライにおいて、これまで日本記録を37個、うち10個は世界記録を樹立し、現在は75歳区分短水路200mバタフライで世界記録を保持している。
 今もなお、記録更新に向け、週3回、1回2時間ほどのトレーニングを意欲的に取り組んでいる。
9.鴨下 美江子
(かもした みえこ)
(女) 88歳 神奈川県 水泳 71年 顕彰対象区分(2)
 幼少期から水泳と陸上競技に親しみ、戦争による中断期間の後、小学校教諭時代は体育の授業を通じ児童にスポーツの楽しさを伝える傍ら、自身はスキーなどを実践し、スポーツ活動に取り組んできた。52歳の時に水泳を再開、各種マスターズ水泳大会に出場し、平成8年に280歳区分短水路女子100mフリーリレーの日本記録を、平成10年には280歳区分長水路女子200mフリーリレーで世界記録を樹立して以来、主にリレー種目(短水路・長水路)の世界記録を延べ57回、日本記録を延べ90回打ちたてた。現在は、世界記録16個、日本記録24個を保持している。
 専門種目は自由形で、主にリレーメンバーとして活躍してきたが、新たに個人種目における90歳区分とリレー種目の360歳区分での世界記録更新に向け、週5回、自身の練習に励んでいる。
年齢は表彰式(平成28年10月1日)時点 順不同・敬称略
※第10回表彰式の様子はコチラ
 記者会見の様子はコチラ
 2015年11月10日発行の本会情報誌「Sports Japan」にも特集記事を掲載しています。
  
  ※画像をクリックすると記事のPDFが表示されます
 「Sports Japan」のご購読はコチラ
 

●過去受賞者の功績
第1回受賞者PDF(7.2KB)
第2回受賞者PDF(9KB)
第3回受賞者PDF(25KB)
第4回受賞者PDF(17KB)
第5回受賞者PDF(149KB)
第6回受賞者PDF(148KB)
第7回受賞者PDF(144KB)
第8回受賞者PDF(161KB)
第9回受賞者PDF(155KB)
第10回受賞者PDF(179KB)

<顕彰対象>「日本スポーツグランプリ」顕彰規程より抜粋

長年にわたるスポーツ実践者で、現在も活動を継続し、当該スポーツにおいて、中高年齢層の顕著な記録や実績を挙げ、国内外において高い評価を得た下記に該当する個人又はグループ。
ただし、原則として、オリンピック競技大会、各競技別世界選手権大会等に出場経験のある者を除く。
(1) 当該スポーツを長年にわたり実践している個人又はグループ
(2) 当該年齢層において世界記録等を樹立した個人又はグループ
(3) 当該スポーツにおいて顕著な実績を挙げた個人又はグループ

※顕彰規程全文はPDFでご覧になれます
PDF(6KB)

このページの先頭へ▲