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2009/10/20
メルマガ(第48号)連携ニュース 【1】特集<体協・スポ少から育った総合型クラブ>(1)子どものスポーツを中心に地域でスポーツを盛んにする運営のしくみ
※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第48号」と連携した内容となっております。 メールマガジン配信希望の方は、下記関連リンク「メルマガ登録ページ」より登録いただけます。::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::【1】特集<体協・スポ少から育った総合型クラブ>(1)子どものスポーツを中心に地域でスポーツを盛んにする運営のしくみ ~さなだスポーツクラブ(長野県上田市) ●体協主体のクラブ設立経緯平成14年、真田町が『健康日本一の町づくり』を目指してスポーツ振興基本計画の中に総合型地域スポーツクラブの育成が盛り込まれ、行政主導による「真田町のスポーツを考える会」を立ち上げクラブ設立準備を進めてきました。その後、市町村合併の動きと重なり、行政主導によるクラブ設立は困難であるとの判断がなされ、その後、行政(町長)のスポーツ・健康づくりへの深い理解があって体育協会が主体となり「さなだスポーツクラブ」を設立しました。●既得権益の委譲 町教育委員会から少年スポーツ教室の運営指導をクラブに委託されたことです。少年スポーツ教室は、真田町小学生の約70%が参加する町主催『地域で育てよう真田っ子』事業の一環のスポーツ参加導入目的の教室で、その指導委託を体育協会が長年受託をしていたものです。そしてクラブは、小学生の年会費をこの少年スポーツ教室参加費と同額に設定し、クラブ会員の小学生は、教室参加費を払わずに教室に参加できるようにしました。これにより小学生の会員を獲得することが容易になりました。またクラブは独自に、少年スポーツ教室より一歩踏み込んだジュニアチャレンジ教室を、サッカー・野球・テニスの3種目について、競技力向上を主眼として開設しました。●成人会員・施設と指導者の確保体育協会各競技団体活動の一部または全部をクラブ定期活動として行うことにより、成人会員と施設の確保を可能にしました。 このことにより、各競技の定期活動の中から指導者が育ち、子どもたちの指導者が確保され、クラブ内で少年スポーツ活動と一般スポーツ活動との連携が出来上がりました。但し、少年スポーツの指導者は、単に競技レベルが高いからといって指導者として適任とは限りません。クラブでは年間2回の指導者講習会を行い、その受講を義務付けています。●トップアスリートに大人も子どもも学ぶ様々な助成事業や、提携のスポーツメーカーの力を借りて、トップクラスの指導者を招いて実技を伴う指導方法を学ぶトップアスリートスポーツ講習会を随時行っています。これにより指導者は少ない自己負担で最新の技術や指導方法を取得できることとなります。また、必ずこの講習会は子どもたちにも参加させるようにしています。子どもたちは、間近でプロまたはプロレベルの実技を体験でき、その競技に取り組むモチベーションをあげることができます。●小・中一貫指導システムへ現在クラブ発足4年目となり、少年スポーツやジュニアチャレンジ教室で育った小学生が中学へ進学して部活動を行っていますので、中学校運動部活動との連携にも取り組んでいます。中学校とクラブで話し合いの場を持ち、合意された規定の中で、各部活動での不足する部分を、顧問の先生とクラブ各競技団体で連携をして、少年スポーツ教室やジュニアチャレンジ教室の指導者等を派遣し、中学生はクラブ会員としてその指導者の下、各競技のクラブ定期活動として行っています。こうしてさなだスポーツクラブは、町の将来を担う子どもたちが親になった時に、「こういう場があってよかった」と思える組織にしたいと願い少年スポーツに力を注いでいます。 (飯塚義隆 さなだスポーツクラブ理事長兼クラブマネジャー)【さなだスポーツクラブ・プロフィール】1.設立 設立年月:平成17年12月10日 母体:体育協会母体 2.地域 人口:11,000人 地域特性:農山村地域とスポーツ観光地(菅平)3.クラブ 会員数:1,350人 年間予算: 約1,700万円(平成21年度)4.連絡先・事務局 〒386-2201長野県上田市真田町長7193-1真田体育館内 TEL0268-72-2657 FAX0268-72-2673 Email:Eメールsanadasc@ued.janis.or.jp URL: http://www.ued.janis.or.jp/~sanadasc/
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