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2008/11/20
メルマガ(第38号)連携ニュース <特集> 活動現場のリスクマネジメント 【3.適正な計画と会員との情報共有】
※本ニュースは本日配信の「総合型地域スポーツクラブ公式メールマガジン第38号」と連携した内容となっております。 メールマガジン配信希望の方は、下記関連リンク「メルマガ登録ページ」より登録いただけます。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 【3.適正な計画と会員との情報共有】 クラブには、参加者に事故や怪我が起こらないよう適正な事業計画を立案することが求められます。では、指導者の人員計画はどうでしょうか。 例えば、30人の参加者に対して1人の指導者しかいない場合、安全配慮義務を果たしていないと考えられるでしょう。クラブは、絶えず参加者に目が届くように指導者を配置しなければなりません。「指導者を増やすと経費がかかる」という理由は通用しません。適宜、最適な人員配置をすることが必要です。 施設の安全管理面ではどうでしょうか。 クラブの活動では、公共や学校の施設を共同で使うことが多いものです。その際は、施設の使い方や注意事項などのルールを作成することが重要です。事故や怪我の防止はもちろんですが、迷惑行為の防止、管理の徹底など、トラブルの未然防止に役立ちます。さらに施設に不備があれば施設管理者に改善してもらうようお願いする必要もあります。 あまり細かく厳しいルールは必要ないですが、特に学校との共用の場合は、小中学生など子どもがいることを十分認識して、使用上の注意事項などのルールを作成しておきたいものです(参考資料、文末関連PDF「常盤の里スポーツクラブの事例」参照)。 (谷塚 哲 REGISTA有限責任事業組合 代表/行政書士)●(参考資料)常盤の里スポーツクラブの事例(秋田県)~学校施設使用上のルール(下記関連PDF参照) 常盤の里スポーツクラブでは、開放予定のない学校体育館をクラブ側から働きかけ開放してもらい、その運営をクラブで担っていることから、学校側とクラブで使用上のルールを取り決めました。「小中学生が、地域の大人を誇りと思えるような使い方を!」と強調されているのもいいですね。●(参考資料)筆の里スポーツクラブの事例(広島県) ~熱中症予防情報を会員も共有(下記関連PDF参照) 筆の里スポーツクラブには、中高年層の会員が多いこともあって、熱中症予防とその対応についての資料を会員に配布しました。このような会員との情報共有も大変重要です。書面を配って注意を促すと同時に、日頃から会員へ声かけをして意識づけする地道な活動も大事なリスクマネジメントです。
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