元気な子どもを育む実践事例地域・小学校

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災害後の子どもたちへのケア

アクティブクラブ(宮城県女川町)
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災害後の子どもたちへのケア

女川町は、町内の約2/3の住宅が全壊するなど、東日本大震災で甚大な被害を受けた地域です。震災から半年後に実施した調査の結果、子どもたちの運動量が低下していることが明らかになりました。特に、スポーツ少年団や運動部活動に所属していない子どもたちが深刻な状況にあることがわかりました。

この状況の改善を目指し、『アクティブクラブ』はスタートしました。当初はイベントを開催し、やがて放課後に運動遊びの場を設けるなど、子どもたちの運動量を増やす活動を展開してきました。その後、地域のサッカークラブ・コバルトーレ女川がアクティブクラブの運営を引き継ぎ、放課後教室を開催しています。

運動量の確保にとどまらず、ストレスを発散する効果が大きいことを、保護者や町の人々は実感しています。町の未来であり、未曾有の災害を経験した子どもたちの健やかな成長のため、アクティブクラブの活動は続きます。

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