元気な子どもを育む実践事例小学校・大学
新型コロナウイルス感染症が広まり、3つの密を避けるなど、従来とは異なる生活が求められるようになりました。学校は休みになり、からだを動かす機会も制限され、子どもの心身の健康が心配されていました。
日本スポーツ協会は、『ソーシャルディスタンス遊びガイドブック』を公開し、身体接触がなく、ソーシャルディスタンスを保ってできる運動遊びをたくさん紹介しました。三鷹の森学園三鷹市立第五小学校では、休校期間後に、ガイドブックに載っている運動遊びを楽しむ機会を設けました。まだ分散登校中のため、クラスのみんなで集まることはできない状況であっても、休み時間に元気にからだを動かせるようにと企画しました。
東京学芸大学の佐藤善人先生と、その教え子の大学生が、明るく声をかけながらサポートしました。休校期間が明けても、どこか不安そうな様子の児童もいたそうですが、この時は元気に遊ぶ姿をみんなが見せてくれました。
(2020年収録)