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ひらり、かわして!

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ひらり、かわして 進め方
ボールを運ぶチームと当てるチームの2チームに分かれます。運ぶチームは矢印に従って小さなボールを1個取りに行き、スタート地点にあるバケツに入れます(1個につき1点)。
当てるチームは、運ぶチームのメンバーにスローエリアからボールを投げ当てます。当てられた人はスタートラインからやり直しです。制限時間3分間で何点取れるかを競います。当てるチームのボールキーパー役は、1分間でローテーションします。バケツのある安全地帯では、ボールに当たっても無効です。
アレンジ
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走り方やボールの取り方について相談させ、チームプレーを促しましょう。

オレンジ

うまく投げることができない子どもは、スローエリアの少し前から下手投げをさせてもよいでしょう。

効果
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敏捷性、巧緻性の向上

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身体コントロール能力の向上

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状態判断力の向上

分析

この運動プログラムは、ボールを運ぶチームと当てるチームの2チームに分かれ、運ぶチームは9m離れたところにおいてあるバケツのなかから小さいボール(テニスボールなど)を取ってきてもち帰りますが、その間に両サイドからドッジボールなどによって妨害され、当たったらスタートからやり直しになります。制限時間内に何個ボールをもち帰ることができるか、その数を競うゲームです。

ボールを運ぶ側にとっては、両サイドから投げられるボールをうまく避けて、ボールを運ぶスリルが楽しめるゲームであり、一方、ボールを投げる側は、ボールを運ぶ人のスピードを予測し、うまく当てられるかどうか、その点が面白いゲームです。

体力要素から見た特徴

投げる側は主に投能力、ボールを運ぶ側は主に敏捷性の体力要素の向上が期待される運動です。運動特性との関係で見ると、投げる側は、制限時間内で何人にボールを当てることで妨害できるのか、運ぶ側は、両サイドから投げられるボールを避けることができるのかなど、それぞれに集中してプレイすることを通して、いつの間にか投能力や敏捷性が高まるような遊びの構造になっている点が特徴です。

この運動プログラムは、要する運動時間は比較的長く、運動強度は中程度に位置づけられます。幼児から高学年まで楽しめるゲームであり、日常的な活動に活用できるものと考えられます。低学年の子どもと高学年の子どもが同時に行う場合は、高学年の子どもが投げる場合は遠いところから投げるようにするなど、特別ルールの設定を含め、異年齢の子どもが同時に楽しめる工夫が重要です。

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