スポーツリスクマネジメントの実践 ― スポーツ事故の防止と法的責任 ―
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77 (12)陸上競技 陸上競技は、筋肉、骨、心肺に負荷がかかるため、体調管理が重要です。 (13)その他の事例 ①フットサル 試合中に、左アキレス腱を断裂(平成24年度) ②体操競技 トランポリンの着地の際に頭から落下、頚椎損傷、四肢麻痺(平成23年度) 体操競技中、落下。頚椎骨折(平成22年度) トランポリンの練習中、着地のときに膝を負傷。その後、骨髄炎を発症し片足を切断(平成19年度) トランポリンにて着地に失敗し、膝靭帯、神経等を断裂。運動機能障がいが残る(平成19年度) 段違い平行棒で宙返りに失敗。顔を打ち下唇に歯が貫通、4針縫った ③レスリング 試合中、前転を失敗し、脳天から落下。頚髄中心性損傷(平成24年度) ④自転⾞競技 練習中、ドラフティング(先頭交代)しながら走行中、前のメンバーに接触した反動で反対車線に飛び出し、車と衝突。その衝撃で元の車線に戻され重機にひかれる(平成23年度) 夏合宿でツーリング中、路面が悪かったためバランスを崩して対抗の陸走車に衝突して胸部打撲(平成23年度) レース中、左カーブを曲がりきれず転倒、頚椎損傷、左半身麻痺(平成23年度) 自転車のロードバイク練習中に転倒。胸椎、腰椎骨折(平成22年度) 練習中、後ろから追い抜こうとしたところ、女性に衝突した プレーによるケガ ・ 準備運動不足:捻挫、痙攣、肉離れ、心肺機能不全 ・ 長短距離:肉離れ、捻挫、痙攣 ・ 高跳び:頭部・頚椎損傷 ・ 投てき:頭部骨折

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