スポーツリスクマネジメントの実践 ― スポーツ事故の防止と法的責任 ―
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76 (11)バスケットボール バスケットボールは、狭いコートで選手が入り乱れ、瞬時に攻守が交代します。このため、足首や手の関節に負担がかかるスポーツです。 【事例】 ボールを追っていたところ、相手選手の急激な方向転換についていけずに捻挫した ボールを奪われる際、相手選手の指が目に当たった プレーによるケガ ・ オフェンス時のボールキャッチ、方向転換、着地、ディフェンスに叩かれる :突き指、目のケガ、じん帯損傷 ・ ディフェンス時の方向転換、ボールカット:突き指 ・ ボールキープする選手が急に肘を張る:顔面打撲 用具によるケガ ・ バスケットゴールが倒れる:下敷き (写真)ケガを防ぐためには指導者の適切な指導が必要です

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