スポーツリスクマネジメントの実践 ― スポーツ事故の防止と法的責任 ―
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71 (5)ラグビー ラグビーは、ボールの争奪、プレーの継続の基本原則のもと、身体接触が認められているため、ケガの多いスポーツです。 【事例】 試合中、首に相手が乗り、押しつぶされた。頚椎損傷、四肢麻痺(平成23年度) タックルの練習の際、後頭部から転倒。頚髄損傷、四肢麻痺(平成23年度) 試合中、ラック(密集)の際の転倒による頭部急性硬膜下血腫(平成23年度) 試合中、ラックに突っ込んだ際に首を受傷。頚髄損(平成22年度) 練習中、タックルして転倒。両下肢の麻痺が残る(平成20年度) 試合中、タックルされて転倒。第3頸椎脱臼。頚髄損傷。完全麻痺(平成20年度) 試合中、スクラムが崩れ受傷。第5頸椎前方脱臼骨折。頚髄損傷(平成20年度) プレーによるケガ ・ ボールのキャッチミス:突き指 ・ タックル:打撲、口腔内損傷、脱臼、骨折、脳挫傷、頚椎損傷、内臓破裂 ・ スクラムの組遅れ、崩れ:頚椎損傷

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